今更ながらですが、
GARNET CROWの31thシングル『Over Drive』の感想でも。
↓(左:初回限定盤、右通常盤)
そうか、シングルは去年8月発売の『花は咲いてただ揺れて』以来なのか?
意外だな~~。結構たくさん新曲聴いたと思ってたけど、ニューアルバムからだし、今年に入ってからの新曲『As the Dew』は、ベスト盤に収録でしたからね。
まずジャケットですが、
そのもので考えると、初回盤もいいんですが、やはりこの曲のイメージ等を考えると、通常盤の方がぴったりですよね。
まあ、初回限定盤ってちょっと“遊び”が入ったコンセプトのもあるんでそれもありですけど、相変わらず季節感無い服装だな~(笑)
初回盤の背景はプレミアムライブの会場みたいな感じですね。
ゆりっぺは初回盤のみカメラ目線か(笑)
さて、本編ですが・・・。
「爽やか」がキーワードとして絶対不可欠ですよね。
色で例えるとスカイブルーみたいな。
広大な空や雲、風などを想像させるような奥行きがあってのびのびしたイントロから、
序盤のゆったりしたテンポから徐々にテンポがアップしていくところがポイントですよね。
「スパイラル」を彷彿させる、私が大好きなパターン(笑)
ただ、イントロ最初聴いた時、
倉木麻衣の「Can't forget your love」の
♪歴史に刻まれた~~~
って始まりそうな雰囲気を一瞬感じました(笑)
で、途中の「♪サイレント・Kiss~」や「♪スカイハイ・blue~」あとの
♪Oh Yeah
がいいアクセントになってて好きです。
一歩間違えると、山下達郎の「♪サイレンナ~イ ホ~リ~ナ~~イ」
ってなりそうですけど、それはご愛嬌で(笑)
やはり映画用に書き下ろした(しかも5回も)だけあって、
詞もポジティブでキレイな単語が多くてつい口ずさみたくなるような曲ですよね。
ちょこっと分析してみると・・・
そのコナンの映画は飛行船がポイントだけあって(細かい内容は観てないので知りません)
七さんの詞に使われている単語は
「スカイハイ」「上空舞うものたち」「raise up」「空高く」「上昇恋は揺らいで」「願う空は果てしなくて」
と、「上」を意識した単語が多いですね。
それから、
「風の音」「追い風」「まるで風のように」
といった「風」を意識した単語も多いです。
どこを切り取ってもその映画のシーンとリンクするって言ってましたから、
おそらく映画観れば「あ~こことかぶる!」ってフレーズがあってさらに深く胸に刻まれるんでしょうがね。
ここでいう「Over Drive」ってどういう意味なのかな?
気持ちの高揚感とか、興奮状態とかそういう意味なのかな?
二人の恋の行方というか、
明るい未来に向かって走り出す感じの描写が絶妙ですよね。
決して直接的な単語を用いていないのに、なんかこうワクワクさせちゃうあたりはさすがAZUKIワールドですよね。
時折入る、「紙吹雪のように鳥が舞う」とか「波がキラめいたら吸い込まれそうね」
とか風景描写的なものがほんとキレイですよ。
単なる二人の関係を描いただけでなく、景色までうまく取り入れてるから、
非常に想像力をかき立てられるし、奥行きを感じるし、曲が終わったあともその物語の行方が気になるくらい、余韻が心地よいんですよね。
平面に書いてある文字だけなのに、しっかりと立体的にそのドラマが浮かぶんですからね、これぞプロです。
最近はしりのアーティストにはこの高度なテクニック真似できまい(笑)
自分もブログでレポやら旅行記を書いてますが、
単にあらすじを書いたり説明するだけじゃなく、自分のその時の気持ち、あるいは周囲の景色等さまざまな角度で描写してテンポ良くしたり変化をつけさせようと意識してますが、AZUKIさんレベルには到底及びません(笑)
他のアーティストと比べてAZUKIさんの詞は、メロディーに対して相当文字数がぎっしり入り込んでるような気がしますね。それゆえ世界観が凝縮しているというか、圧縮されてるというか。
だから、読み手は一旦、解凍するような変換作業が必要なんですよね。
そして、それを時間をかけてゆっくり溶かして吟味する。
それが私にとって「ご馳走」なわけで(笑)
だから、作品の本当の良さが分かるのにタイムラグが発生するんですよね。
一度じゃ伝わりきらないじっくりと時間をかけて味わう。
それゆえファンの間では「スルメ系アーティスト」なんて代名詞まで出るくらいですから。
代表曲の「夢みたあとで」なんて実際好きになったの100回くらい聴いてからですからね(笑)
今回の曲も先行して聴けたライブでは、正直パッとしなかったんですけど、いつの間にか大はまりですからね(笑)
まあ、辛抱強い人じゃないとGARNETファンにはなれないかも(笑)
少なくとも、「今こんなアーティストの曲抑えとけば周囲と話があってカラオケでも盛り上がれる」みたいな感覚で聴こうとしてる人には難しいでしょうね。
他のアーティストは、詞とかそこまで気にしないで流しちゃうんですが、
GARNETは詞を読む楽しさもあるのも魅力のひとつ。
だから、本当は、GARNETライブの特長でもあった
後ろのスクリーンに載せていてくれた歌詞をまた是非復活させてほしいんですよね。
決して歌ってるゆりっぺの歌詞の間違い探しには使いませんから(笑)
いや、つうか「よくあんだけ文字数多くて難しい内容の詞をあそこまで覚えてるな」
っていう歌っているゆりっぺも相当なもんですよね。
話がそれましたが、
この曲は新しいGARNET CROWの一面を見たような気がしますね。
割合ダークな曲が多いというか得意な人たちの中で、こういう爽やか系の曲も出来上がって引き出しをさらに増やしたような。
ライブで後半あたりでみんなで手を左右に振って盛り上がる光景が浮かんできますからね~。クセのある初期のGARNETのような作品を好む人にはどう映るかわかりませんが、
私にとっては、この作品は、前向きで明るく楽しくて爽やかで、聴けば心が弾むような非常に大好きな作品であります。
これから夏に向けて、これ聴きながら伊豆とか房総とか海辺のドライブしたいですよね。
車持ってないけど(笑)
強いて言えば、
Dメロとかあればもっと最高だったな~~って思いますが、これ以上望んだら贅沢ですかね(笑)
これ、もっと聴き重ねて言ったら、「GARNETマイベスト」のかなり上位に食い込んでくるかも。
近々またやってみたいと思います。
ビビビ度・・・9.95/10
GARNET CROWの31thシングル『Over Drive』の感想でも。
↓(左:初回限定盤、右通常盤)
そうか、シングルは去年8月発売の『花は咲いてただ揺れて』以来なのか?
意外だな~~。結構たくさん新曲聴いたと思ってたけど、ニューアルバムからだし、今年に入ってからの新曲『As the Dew』は、ベスト盤に収録でしたからね。
まずジャケットですが、
そのもので考えると、初回盤もいいんですが、やはりこの曲のイメージ等を考えると、通常盤の方がぴったりですよね。
まあ、初回限定盤ってちょっと“遊び”が入ったコンセプトのもあるんでそれもありですけど、相変わらず季節感無い服装だな~(笑)
初回盤の背景はプレミアムライブの会場みたいな感じですね。
ゆりっぺは初回盤のみカメラ目線か(笑)
さて、本編ですが・・・。
「爽やか」がキーワードとして絶対不可欠ですよね。
色で例えるとスカイブルーみたいな。
広大な空や雲、風などを想像させるような奥行きがあってのびのびしたイントロから、
序盤のゆったりしたテンポから徐々にテンポがアップしていくところがポイントですよね。
「スパイラル」を彷彿させる、私が大好きなパターン(笑)
ただ、イントロ最初聴いた時、
倉木麻衣の「Can't forget your love」の
♪歴史に刻まれた~~~
って始まりそうな雰囲気を一瞬感じました(笑)
で、途中の「♪サイレント・Kiss~」や「♪スカイハイ・blue~」あとの
♪Oh Yeah
がいいアクセントになってて好きです。
一歩間違えると、山下達郎の「♪サイレンナ~イ ホ~リ~ナ~~イ」
ってなりそうですけど、それはご愛嬌で(笑)
やはり映画用に書き下ろした(しかも5回も)だけあって、
詞もポジティブでキレイな単語が多くてつい口ずさみたくなるような曲ですよね。
ちょこっと分析してみると・・・
そのコナンの映画は飛行船がポイントだけあって(細かい内容は観てないので知りません)
七さんの詞に使われている単語は
「スカイハイ」「上空舞うものたち」「raise up」「空高く」「上昇恋は揺らいで」「願う空は果てしなくて」
と、「上」を意識した単語が多いですね。
それから、
「風の音」「追い風」「まるで風のように」
といった「風」を意識した単語も多いです。
どこを切り取ってもその映画のシーンとリンクするって言ってましたから、
おそらく映画観れば「あ~こことかぶる!」ってフレーズがあってさらに深く胸に刻まれるんでしょうがね。
ここでいう「Over Drive」ってどういう意味なのかな?
気持ちの高揚感とか、興奮状態とかそういう意味なのかな?
二人の恋の行方というか、
明るい未来に向かって走り出す感じの描写が絶妙ですよね。
決して直接的な単語を用いていないのに、なんかこうワクワクさせちゃうあたりはさすがAZUKIワールドですよね。
時折入る、「紙吹雪のように鳥が舞う」とか「波がキラめいたら吸い込まれそうね」
とか風景描写的なものがほんとキレイですよ。
単なる二人の関係を描いただけでなく、景色までうまく取り入れてるから、
非常に想像力をかき立てられるし、奥行きを感じるし、曲が終わったあともその物語の行方が気になるくらい、余韻が心地よいんですよね。
平面に書いてある文字だけなのに、しっかりと立体的にそのドラマが浮かぶんですからね、これぞプロです。
最近はしりのアーティストにはこの高度なテクニック真似できまい(笑)
自分もブログでレポやら旅行記を書いてますが、
単にあらすじを書いたり説明するだけじゃなく、自分のその時の気持ち、あるいは周囲の景色等さまざまな角度で描写してテンポ良くしたり変化をつけさせようと意識してますが、AZUKIさんレベルには到底及びません(笑)
他のアーティストと比べてAZUKIさんの詞は、メロディーに対して相当文字数がぎっしり入り込んでるような気がしますね。それゆえ世界観が凝縮しているというか、圧縮されてるというか。
だから、読み手は一旦、解凍するような変換作業が必要なんですよね。
そして、それを時間をかけてゆっくり溶かして吟味する。
それが私にとって「ご馳走」なわけで(笑)
だから、作品の本当の良さが分かるのにタイムラグが発生するんですよね。
一度じゃ伝わりきらないじっくりと時間をかけて味わう。
それゆえファンの間では「スルメ系アーティスト」なんて代名詞まで出るくらいですから。
代表曲の「夢みたあとで」なんて実際好きになったの100回くらい聴いてからですからね(笑)
今回の曲も先行して聴けたライブでは、正直パッとしなかったんですけど、いつの間にか大はまりですからね(笑)
まあ、辛抱強い人じゃないとGARNETファンにはなれないかも(笑)
少なくとも、「今こんなアーティストの曲抑えとけば周囲と話があってカラオケでも盛り上がれる」みたいな感覚で聴こうとしてる人には難しいでしょうね。
他のアーティストは、詞とかそこまで気にしないで流しちゃうんですが、
GARNETは詞を読む楽しさもあるのも魅力のひとつ。
だから、本当は、GARNETライブの特長でもあった
後ろのスクリーンに載せていてくれた歌詞をまた是非復活させてほしいんですよね。
決して歌ってるゆりっぺの歌詞の間違い探しには使いませんから(笑)
いや、つうか「よくあんだけ文字数多くて難しい内容の詞をあそこまで覚えてるな」
っていう歌っているゆりっぺも相当なもんですよね。
話がそれましたが、
この曲は新しいGARNET CROWの一面を見たような気がしますね。
割合ダークな曲が多いというか得意な人たちの中で、こういう爽やか系の曲も出来上がって引き出しをさらに増やしたような。
ライブで後半あたりでみんなで手を左右に振って盛り上がる光景が浮かんできますからね~。クセのある初期のGARNETのような作品を好む人にはどう映るかわかりませんが、
私にとっては、この作品は、前向きで明るく楽しくて爽やかで、聴けば心が弾むような非常に大好きな作品であります。
これから夏に向けて、これ聴きながら伊豆とか房総とか海辺のドライブしたいですよね。
車持ってないけど(笑)
強いて言えば、
Dメロとかあればもっと最高だったな~~って思いますが、これ以上望んだら贅沢ですかね(笑)
これ、もっと聴き重ねて言ったら、「GARNETマイベスト」のかなり上位に食い込んでくるかも。
近々またやってみたいと思います。
ビビビ度・・・9.95/10
アニメソングを、ここまでGCサウンドに仕上げるメンバー4人は、やっぱスゴイですね。
今回の、爽やかな新曲イベントで、初めてGCファンになった方も、結構いるんでしょうねー
あとから、ディープなGCソングを聴いて、びっくりするみたいな…(笑
それでも、しっかりGARNET色を残してましからすごいですよね。
メディアに出ないだけに、こういう形で初めてしってファンになる人も多いでしょうね。
私もコナン好きじゃないのに、コナンのテーマ曲アルバムレンタルしてGARNET知りましたからね~。
で、そのあとオリジナルのアルバム(1st)借りて、1曲目の「水のない晴れた海へ」聴いて「何だこのディープな曲は~」みたいなびっくりした記憶が・・・(笑)
自分もライブで聴いたときはそこまでいいと思ってなかったんですが、CDで聴いたら一気にはまりました。
すごい広がりを感じる心地よい曲ですね。
初回盤のジャケットはすごいかっこいいと思うんですが、ちょっと曲にあわなすぎですね^^;。
ライブはどんな曲だろう?って思いながら聴いてるし、歌詞も聴き取れないし不安な感じで聴いてるから、どうしても微妙ですよね(笑)
ライブで新曲披露って、確か2ndライブの「雨上がりのblue」の時が最初だったと思うんですが、この曲は最初聴いた時、すげーいい曲!!!ってすぐに食いついちゃって、リリースされるまでDVD何回もリピートした記憶があります^^
1番が終わった時の間奏のあたりも広がりを感じて好きですね~。
ジャケットは毎度通常盤がやっぱり正統派で、馴染めますね。初回盤はあくまでも限定盤ならではの試みといいますかね思い切った感じですよね^^