気楽にいきましょう!

バイク好きオヤジのひとりごと

小エスティマ オイル交換

2015年12月29日 | オイル
今年のうちに 小エスティマのオイル交換もやっておきます

この型のエスティマはFFではなくミッドシップで後輪駆動が基本形なので

エンジンオイルの注入口は助手席の下
シートを後に倒し、シート下のカーペットをめくると出てきます。

白い矢印がオイル注入口、黄色い矢印がオイルレベルゲージです。

このクルマは4輪駆動、車高が高いのでオイルパンまで手が届きます

丸で囲った部分がオイルドレンプラグ、雪道を走るのでサビサビ。
14mmのレンチを使って緩めることが出来ます。

ドレンプラグを抜くと

5分ほど暖気してオイルを温めておいたのでスムーズに出てきます

オイルが充分抜けたところで 新しいオイルを入れる訳ですが

オイル注入口に 1.5Lのペットボトルを切ったもの挿し込み
万が一に備えて周りをウエスで囲っておきます。
これで4L缶から直接オイルを注ぐ準備が完了しました。

4L缶から直接注ぐようにするのは他のクルマと同じですが
エスティマの場合、エンジンまで繋がっているパイプ状の通路が細く
いきなり大量に注ぐと空気の抜けが悪くてオイルが逆流します。

約5Lのオイルが必要なので時間をかけてゆっくり入れます。

オイル量はレベルゲージを見ながら少しずつ足していきます。

抜いたオイルはトイレットペーパーに染み込ませて
次の可燃ゴミの日に出す準備をしておきます。

ちなみに、横浜市の場合
4Lのオイル缶は小さな鉄くず扱いで、アルミ缶やペットボトルと同じ
資源ゴミの日に出せば回収してくれます。
だから、自分でオイル交換してもゴミの処分に困ることはありません。

他の自治体の場合はどうだか判りませんが・・・
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ツーリングカブ70 今年最後のオイル交換

2015年12月28日 | オイル
午前中、ちょっと暖かくなってきたところでオイル交換します

前回のオイル交換から1500km以上走ったカブです

少しでも暖かいように 日が射している部分で始めます。

まずはオイル受けの準備

台所用のボウルに小さめのレジ袋を敷き、中にトイレットペーパーを入れ
これで直接オイルを受ければ、今年最後の可燃ゴミの日に間に合います。

オイル受けをエンジン下にセット

5分ほどエンジンを暖気して中のオイルを温め流れ易くしておきます
これで準備完了です。

ドレンプラグを抜くと

オイルが出てきます、今回は少し汚れがきついようです。

オイル受けに

オイルが入りました、これをさらに透明の袋に入れゴミに出します。

今回も入れるオイルは650cc

規定量は600ccですが、50ccなんて3~400kmで減ります
カブは約1500kmごとオイルに交換をしているので
その分を考慮して50ccだけ最初に入れる量を増やしています。

今回使った工具はこれだけ

17mmのコンビネーションレンチ
アマチュアですからね、KTC製の工具を使えば充分でしょう。

備忘録としてメーターの画像を記録

走行距離はもうすぐ8万キロです。

廃油を可燃ゴミに出せば、カブのオイル交換は終了です。
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カブ70 オイル交換&オイル消費量チェック

2015年10月31日 | オイル
前回のオイル交換はあだたらカブミーティングの前だったので
走行距離が75000kmに到着する寸前でした。

現在の走行距離は

約76300キロ、前回の交換から約1300キロ走っているので
オイル交換とロングツーリング時に持っていくオイル量の目安を知るため
オイル消費量をチェックする事にします。

オイル消費量のチェックは2~3年ごとにやり
エンジンの状態を知ることにしています。

オイル交換をするので抜いたオイルを受ける容器を準備

台所用のボウルに ほぐしたトイレットペーパーを入れただけのもの
これにオイルを直接受けて そのまま可燃ごみに出せる準備としています。

この状態で重量を測ります



秤の針は150gを指しています。

これをカブの下に入れてオイルを抜く準備をします。

エンジン下にあるドレンボルトを抜くと

かなり黒くなったオイルが出てきました。

ここで入れるオイルを準備しておきます



私が入れるオイル量はいつも約650cc

いつも同じ手順でオイルを抜き、同じ量のオイルを入れる訳だから
抜けたオイルの量と入れたオイル量の差を測って
走行した距離で割ると オイルの消費率を計算できます。

30分ほど放置しておいて

オイルが抜けたところで 抜けたオイルの重量を測ります。

オイルを抜く前と同じ条件で重量を測れば

抜けたオイルの量が計算できます。

秤の針が指しているのは

515gの位置です。
抜けたオイルの重量は515-150=365g

この重量をオイルの比重で割ると 抜けたオイルの容量が計算できます。

エンジンオイルの比重は約0.89なので計算すると
365÷0,89=410.1ccとなります。

いつも650cc入れる訳なので、650-410=210cc減っています。
約1300km走っているので1000kmあたりの消費量は
210÷1.3=161.5ccとなります。

2013年6月に同じようにオイル消費量のチェックをしています。
そのときは500kmほどの日帰りツーリング+街乗りで640km走行
今日と同じ方法で 抜けた量から計算したオイル消費量は
1000kmあたりで210ccでした。

8~9割がロングツーリングでロングツーリング時はほぼ全開で走るので
今回の、600kmがロングツーリング+700kmが街乗りと
ロングツーリングでの走行が半分以下なので単純に比較は出来ないのですが

過酷なロングツーリング時は1000kmあたり200~220cc
無理をしない街乗りオンリーだと
1000kmあたり100~150ccの消費量と考えれば良いのでしょうか
ロングツーリングのときに持っていくオイルは2年前と同じ
200cc/1000kmの消費量を目安でに計算することにします。

エンジンの調子が悪くなると、ガソリンやオイルの消費量が増えます
今日も2年前とあまり消費量が変わっていないと思うと 少し安心しました。
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BMW E36 320I オイル交換

2014年10月06日 | オイル
ブレーキパッドを交換するためにジャッキアップしたので
ついでにエンジンオイルを交換しておきました。

今日はフロントホイールが外れているので いつもよりやり易い状態です
体を車体の下に滑り込ませてドレンプラグを外します

勢いよく汚れたオイルが出てきました。
ここで交換しておけば、春まで大丈夫でしょう。

オイルは いつも使っている鉱物油を入れます。

E36の取説を確認すると
そのオイルはちゃんとBMWが指定しているグレード、粘度の範囲内でした。
アウトバーンは走らないし、ル・マン24時間レースに出る訳じゃないので
鉱物油でも大丈夫でしょう。

勘違いする人が多いのですが、安く売っているオイル=安物ではありません
オイルはベース油が鉱物油の場合、グレード、粘度で決まります。
この項目が同じならば、値段、銘柄に関係なく品質、性能はほぼ同じです。

鉱物油と合成油では、油膜を保持できる温度が違います。
合成油は鉱物油で油膜切れを起こす温度以上でも使用可能なので
そういう意味では鉱物油より合成油のほうが性能が上なのかもしれません。
地中から採掘される原油の、燃料油を精製した後の油から作られる鉱物油より
全て1から化学合成にて製造される合成油の方が値段も高いのも当然です。

あとは添加剤の種類や量によってオイルの個性が出るはずなので
他に選ぶ要素という事があるとしたら その個性の「好み」の問題でしょう。

私は鉱物油で油膜切れを起こさない程度の油温で使用出来るなら
無理に合成油を使う意味は無いという考え方です。

私は機械の設計が本職ですが、私が何かを設計する場合 
合成油の使用を指定するのは、オイルクーラーや他の冷却システムを使用しても
使用温度が鉱物油の使用温度範囲を明らかに超える場合です。

そいうことを充分理解した上で、使うオイルを選ぶなり人に勧めるなら判りますが
ただ、値段が高い=良いオイルという 幼稚な考えでオイル選んでいる人や
自分の無知を気づかずに ネットの知恵袋で無知ぶりを披露している人もいます。

私がオイルを買っているお店で いつものオイルを買う値段は
セールの時4L缶で1000円程度
同じお店でも鉱物油が、同じグレード、同じ粘度のオイルで銘柄違いのものが
4L缶で3000円程度で売っていました。
中身はほとんど同じなのにね・・・。

品質や性能を「値段」でしか判断できない人は 高い=良いオイルと勘違いして
「中ぐらいの値段」の4L=3000円のオイルを選ぶんでしょう。
1000円のオイルを買うのに2000円の手数料を払っているわけですが
自分で判断出来ない人が手数料を払うのは当然ですね。

他の人のお財布事情なんて私には関係ないので、どうでも良いんですけどね・・・

私は自分の知識と経験で判断して 自己責任において
我が家にあるクルマやバイクに使える 適切なオイルを選んで使用しています。
自分が必要としている性能を 自分で納得できる値段で手に入れれば良い訳です。
価値観は人それぞれ違いますから。
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バイク乗り復活準備 カブ70オイル交換

2014年09月17日 | オイル
今月29日を目標に仕事復帰を目指します。
上手く歩けないので 最寄駅までの移動手段としてバイクが必要です
乗るのにいちばん体力を必要としない カブ70を整備しています。

スピードメーターのワイヤー切れは修理したので
今日はオイル交換をしておきます。

全開のオイル交換時の走行距離

途中で中止になった北海道カブツー出発前の走行距離です

オイル受けは

この前パジェロミニのオイル交換したときに抜いたオイルの処分がまだなので
そこに入れて、一緒に処分することにします。

現在の走行距離

横浜-岩手県北上市往復の距離が加算されています。

ドレンプラグを外しオイルを抜きます

1000キロ以上、ほぼ全開での連続走行ですからね、それなりの汚れです。

横浜市では 抜いたオイルは、トイレットペーパーに染込ませて

可燃ゴミで出せます、残っていた量が少し多かったので
トイレットペーパーを2ロール追加しておきました。

カーショップで、オイル処理用の紙製の箱が売っていますよね
箱に直接オイルを抜いて入れ、染込ませて可燃ゴミに出せるという商品です。
それで大丈夫なら、トイレットペーパーに染込ませても一緒でしょ?

今回使ったオイルは、北海道カブツーのためにカブに積んでいたもの

一度封を開けて空気に触れたオイルは酸化が進むので先に使います。

とりあえず、これでカブ70の整備は完了です。

スピードメーターのワイヤー切れの整備に付いて補足です。
私がインナーワイヤーだけの修理をしたのは アウターに傷がない上に
切れた場所が根元とアウターの状態に関係がある場所ではなく
途中の切れそうな部分も ワイヤー内のオイル切れの錆が原因と思われるから・・・

組み付けるときには充分な量のグリスを塗っておきました。

20年以上前のバイクですからメーターワイヤーは完全にオイル切れしてました。
定期的にワイヤーを抜いてグリスアップしていれば切れなかったかもしれません。

このカブ70はメーターが10万キロになるまで乗る予定です。
とは言っても あと3万キロ、今回は中古部品でもなんとか大丈夫でしょう。
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カブ70 オイル交換

2014年08月09日 | オイル
雨がやんでいる間にさっさとオイル交換をします。

買い物行く前にオイルを抜き始めて
帰ってからオイルを入れるということで早速準備を始めます

横浜市では
廃油はトイレットペーパーに染み込ませれば可燃ごみで出せるので
オイル受けのスーパーの袋にほぐしたトイレットペーパーを入れておきます。

エンジン下のドレンボルトを抜くと

オイルが出てきます
この状態で買い物に行って、帰ってきてからオイルを入れることにします。

買い物から帰ってくるとすっかりオイルが抜けています

700kmしか走っていませんが、結構汚れています。
カブは普段の使い方でもエンジンの限界回転数(レッドゾーン)近くを使い
エンジンオイルへの負担が他のバイクとは比べ物になりません。
短い距離でも汚れます。

オイルの消費も激しいエンジンなので 私はカブのオイル交換は
1000kmごと・・・ が理想だと思うんですが。

オイルが抜けたところで新しいオイルを入れます。

規定量は600ccですが
オイル消費を考慮して いつも50ccほど多く入れることにしています。


私はなるべく1000kmごとにオイル交換することにしていますが
そんな距離で気兼ねなく交換出来るのは、私が使っているオイル
4L缶を1000円程度で手に入れているからなんですけどね。

カブに入れる1回分600ccだと150円くらい
でも、1L=3000円のオイル入れている人は
カブの1回分でも2000円近くになるんですね・・・

街乗りバイクに1000kmごと2000円はちょっと厳しいかな。
カブって2000円分のガソリンで750km走れるバイクですから。

自分のお財布と相談して 交換サイクルを決めてください。
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クルマやバイクのエンジンオイル消費について・・・ その3

2014年07月26日 | オイル
先週、エンジンオイルの消費について書きましたが
私の認識と他の人では少し違うことがあるのでは?と思い少し補足します。

XJR1200のオイル消費について検索すると
オイル消費が多いマシンは1000kmで1Lくらい消費するらしいです。
私はエンジンオイル1L=300円くらいで手に入れているので
たいした問題ではありませんが

1L=4000円近いオイルを入れている人には深刻な問題ですね

私の認識だけで簡単に片付けた訳ですが 申し訳ありませんでした。
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クルマやバイクのエンジンオイル消費について・・・ その2

2014年07月24日 | オイル
昨日、FJ1200のエンジンがオイル消費が多いのと
その理由を書きましたが、その続きというか面白い話を少し。

FJ1200は既に生産中止され、
水冷エンジンを積んだFJR1300が後継車として販売されていますが
FJ用の空冷4気等エンジンは生産中止になりませんでした。

94年に発売されたXJR1200に積まれて販売され
現在もXJR1300にかなり進化した形で積まれています。

そのXJR1200、発売当時はFJ1200用エンジンそのまま
オイル消費が多いのもFJ1200そのままだったので クレーム続出
95年型は 各部のクリアランスを詰めてオイル消費を改善?した
日本仕様のエンジンに変更されています。

日本車しか知らない人には
アウトバーン仕様の FJのエンジンは理解されなかった訳です。

まぁ、日本国内を「ちんたら」走る 一般のユーザーには
200kmで安全に走れるより、オイル消費が少ない事が重要なんでしょう。
アウトバーンを走る事は無いでしょうから・・・


今日、近くのホームセンターで面白いもの見つけました

普通のパーツクリーナーなんですけど

よく見ると

バイクのシールチェーンの洗浄に使えると書いてあります。

1年ほど前に買った同じ製品には

シールチェーンに使えるとの表示がありません。

少し成分が変わったみたいですが
これが¥183(税込)
バイク専用で売っているチェーンクリーナーと比べたら破格の値段
今度、使ってみることにします。

それに、もうひとつ

小さなグリスガンを買いました ¥511(税込)でした

こんな風に 直接ジャバラグリースのカートリッジを付けて使います

違う粘度のグリースをセットしてバイクのチェーンに使おうと思います。

エンジンオイルもチェーンオイルも高いものから安いものまでいろいろです
私は 自分が必要な性能を納得できる値段で選んで使用しています。
当然、ある程度の知識は必要になるのですが
選ぶ知識が無い人は 知識がある人に従う以外に選択肢は無いと思います。
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バイクやクルマのエンジンオイル消費について・・・

2014年07月23日 | オイル
バイクや四輪を乗っている上で
調子が良いエンジンの場合エンジンオイルは減らず
エンジンオイルが減るエンジンは何処かがおかしい・・・
日本車しか知らなかった かつての私もそいういう考え方でした。

その考え方を変えるようになったのは
バイクだとBMW・K75SやFJ1200を乗るようになってからです。

この2車種共、「ちんたら」走るのがメインの一般的な大排気量日本車と違い
速度無制限のアウトバーンで それなりの速度(150~200km/h)で
長時間連続走行することが可能な造りです。
FJ1200も、前モデルのFJ1100が
アウトバーンでの連続走行を想定して設計された 初めての空冷日本車。

BMW製、Kシリーズも同じ設計思想のエンジンを積むバイクです
私が所有したこの2車種に共通なことは オイルの消費量が多い事

これにはちゃんと理由があって、
200km/hでの1Lクラスのエンジン回転数は7500rpm程度
それを1時間以上続ける訳ですからね
高速での連続走行時にエンジン内のオイル皮膜切れを起こして
エンジンが焼きつくと大惨事を引き起こします。

それを防ぐため、エンジン内の摺動部クリアランスが少し甘めの設計で
少し厚めの油膜を形成させ、高回転域での連続運転で
オイル皮膜切れによるエンジン焼きつきが起こらないよう考えてあります。

これは一般の機械を設計するときも考慮する事です。

エンジンを保護するためにオイル皮膜を厚めにすれば、
限界までオイル皮膜が薄くなるよう造られたエンジンより
オイル消費量が多くなるのは当然です。

BMW・K75もFJ1200も
オイル消費量は1000kmで500cc程度
FJは現在も所有していますが
私が手に入れた走行1万キロの時から現在の5万キロ走行状態でも
オイル消費量は変わりません。
当時の文献を見ても だいたいそのくらいの消費量が普通みたいです。


さらに、クルマも日本車3台とBMW製を1台持っていますが
そちらの方も 日本車に比べるとそれなりに多めのオイル消費量です。
ただし排気量がある割には少なく5000km走行で1000ccくらい
6気筒で排気量が2000ccなのに
交換時に必要なエンジンオイル量は6Lと日本車のほぼ1.5倍
そんなところも、オイル消費量が多いことに対処しているように思えます。

日本車と比べてBMW車がオイル消費が多いのは
BMW車のオーナーなら当然の如く知っている「常識」ですからね。

このクルマの最高速はメーカー発表で200キロを少し超えるくらい

日本車の場合、最高速=調子が良い時に一瞬出せる限界速度 に対し
ドイツ車の場合 最高速=連続走行が充分可能な速度 と
設計の段階から全く考え方が違います。
速度無制限のアウトバーンをそれなりの速度で走ることを想定した乗物と
日本国内で「ちんたら」走ることを想定した乗物を比べること自体間違いです。

日本国内では一般道路の制限速度が60km、高速の制限速度が100kmと
アウトバーンでの連続走行とはエンジンへの負担は比べ物になりません。
普段は2000rpmで流して、1日に数回8000rpm回すくらい?
想定される使い方が その程度の軽負荷の条件なら
ほとんどオイルが減らないエンジンを造るのも可能でしょう。

日本製のバイクやクルマしか知らないと理解できないかもしれませんが
そんな乗物を実際に所有して乗ってみると
オイルが減ることが当然なので不思議に思わなくなります。
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スーパーカブ オイル交換

2014年07月07日 | オイル
前回のオイル交換から1500キロ以上走っているし
チェーン&スプロケットを交換して走行時のエンジン回転数が上がっています。
少し不安なので、オイル交換をすることにしました。

カブのエンジンは 高回転を多用するとオイル消費量が極端に増えます。
これは70、90を問わず、ほぼ新車に近い状態でも同じです。
実際、走行距離2000キロ未満の新古車を買って乗りましたが同じでした。

カブ70のスペック表から計算すると
チェーン交換する前は車速60キロのときのエンジン回転数は約6300回転
10%ほど減速比を上げたので現在は60キロで約7000回転です。
そのあたりが多用するエンジン回転数となります。

当然、オイル消費量が増えるはずなのでカブツーに備え
持っていくオイル量を決めるため 実際に計測することにしました。

まず、オイルを受けるボウルを準備して重量を測ります

ボウルにレジ袋を敷き、トイレットペーパーをほぐして入れただけです。

この状態で重量を測定しておきます

ちょうど150グラムありました。

このボウルにカブから出たオイルを直接受けて重量を測ります。

オイルが抜けました、結構汚れています。

これを秤に乗せ重量を測り、以前実際に計測したオイルの比重0.9で割って

抜けたオイルの容量を計算し、消費したオイル量を予測します。

秤の目盛は約420グラムを指しています

これで抜けたオイルの重量が判ります
420-150=270グラム
オイルの比重0.9で割ると 抜けたオイル量は約300ccということですね。
いつもオイル交換の時に入れる量が630ccくらいなので
330cc消費していることになります。

減速比を変える前、実際にカブツーで走ったときのオイル消費量を計算したら
1000キロで160cc消費することは実証済みです。
今回は1500キロ以上走っているので、以前と同じ条件なら
250~280cc消費するはずなんですが、常用回転数が上がっているので
予想通りオイル消費量が少し増えています。

オイルを抜いたので いつものオイルを足しておきます

量は今回も630cc、新品のオイルは綺麗な色をしています。
抜いたオイルの色と比べれば 違いは一目瞭然。

オイル交換の目安に

カブの走行距離を写した画像を残しておきます。

いつものオイル、安く手に入れているだけで品質が劣る訳ではありませんし
私がエンジンオイルに求める性能は充分満たしています。
30年以上、機械設計のプロとして仕事をして得た知識と
バイク乗りとしての経験で選んでいるだけで、他の人に勧める気はありませんし
あくまで自己責任で使っているので メーカー名や銘柄は載せません。

私がカブのオイルを2000キロ未満で行っているのには理由があります。

もっとオイル消費が少ない乗り物は 約5000キロの交換サイクルです。
カブのオイル消費量だと 3000キロ超えるとほとんど空になり
5000キロだと確実に焼き付きます。

安全を考慮して、必要に応じて約2000キロ未満で交換しているだけです。
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