恩送り

6月の月末はコンテストの打ち合わせや出場申込締め切りから名簿の作成、パンフレットの作成、進行表の作成、備品準備、役員の調整まどなど通常の月末月初の仕事も年間で一番忙しい時期と重なり、1年で最も忙しい日々になります。
選手の時はあまり気づきませんでしたが、どんなスポーツの大会でもそれを運営するスタッフの努力で成り立っています。

自分が過去に受けた恩をまた誰かに返すという意味の「恩送り」という言葉があります。
事務局長の仕事をやっているとわかるのは、ボランティアスタッフの方達も「選手で世話になったから」と言ってお手伝いしてくれる方が多いです。
毎年この時期は膨大な仕事の量に気が滅入りますが、たくさんの人達がいろいろな形で協力してくれている事で頑張ろうという気持ちになれます。
S&Cの選手のみんなには大会前の一番大事な時期に大会準備でトレーニングやポージング指導を見てあげられなくて申し訳ない気持ちもありますが、入賞経験者として岡本君や大角君が未経験の選手のポージング指導で手伝ってくれたりとこの時期は感謝する事が多いです。

大会まであと1ヶ月です。
コロナでたくさんのイレギュラーな事がありましたが、昨年の悔しさを乗り越えて日々頑張っている選手に最高の舞台を用意したいと思います。