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夕日さすまに いそしめよ(旧「今日までそして明日から」)

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『50のドラマで知る世界の歴史-共生社会の再構築へ』マンフレッド・マイ著 小杉尅次訳 ミネルヴァ書房

2012-08-23 17:31:31 | 読書
『50のドラマで知る世界の歴史-共生社会の再構築へ』マンフレッド・マイ著 ; 小杉尅次訳 ミネルヴァ書房
 最近はロシア、中国、韓国といった周辺諸国との間で、領土のことでもめ事が起こっています。単純なナショナリズムで動けば関係は直ちにきな臭くなりそうです。そんなとき世界の歴史を大局的に振り返ってみるのも有益だと思います。本書は半年ほど前に縁あって訳者から贈られたものです。下記紹介文の能書きにあるように、読み出したらとまらなくなりました。内容も読みやすいし、なんといっても訳文がとてもよくできています。「わたしたち現代人には分劃された世界各地に、分断化され、孤立した国内政治が存在するのではなく、世界全体を包み込むグローバルな世界政治だけが存在するということです。わたしたちが生きていく世界は、そうした国際的共生社会でなければなりません。それゆえに、この時代の政治は、対立を作り上げるのではなく、その真反対の方向、すなわち共存や共生を創造するところに正しく使命を見出すべきでしょう」(本書エピローグから)。

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現代ドイツを代表する歴史家の豊かな世界理解。読み始めたらとまらない、歴史三部作の第二弾。独善的な一国至上主義的歴史観、歴史事象をすべて自国中心に考える狭隘で閉鎖的なナショナリズムが粉砕され、民族や国家、あるいは国籍を超えた"公平で、普遍的な"歴史解釈の本質的重要性が、個性的な筆致で熱く論じられている。
「BOOKデータベース」より

[目次]

第1部 地球文明の創造と人類史の特徴(人類の始祖たち-世界史の始まり
遊牧民から農耕生活者への転換-人類の基本的ライフ・スタイル
偉大な発見、卓越した発明-道具による新世界との出会い
知性に溢れた民族の登場-メソポタミア文明圏 ほか)
第2部 政治権力・帝国建設・宗教の役割(最初の世界帝国-法治国家ローマ
世界宗教の出現-キリスト教とイスラム教
カロリング王朝-その勃興と没落
中世ヨーロッパ社会の身分制度-最上層・中下層・最下層 ほか)
第3部 大陸文明と海洋文明(キリスト教世界の分裂-カトリック教会とプロテスタント教会
宗教戦争とヨーロッパ社会-不毛な自己絶対化
東アジア世界の鎖国主義-中国と日本
「国家、それは余の所有物だ!」-ルイ十四世とフランス絶対主義 ほか)
第4部 激震するヨーロッパ大陸-政治・産業・社会・思想の大変革(ヨーロッパ脱出、"新大陸"アメリカへ-暴挙か、冒険か?
フランス市民革命-自由・平等・友愛の源流
ナポレオン支配下のヨーロッパ-革新と守旧の矛盾
産業革命と科学の発展-起点としてのイギリス ほか)
第5部 戦争と平和-世界の東西分断化、南北問題の浮上(世界史上最初の共産主義国家-ソ連邦の誕生とその影響
植民地支配と隷属からの解放-インドと中国の比較
敵は"左"ではなく"右"にいるのだ!-イタリアの極左・極右勢力の対立
ドイツ第三帝国の出現-政治の停滞と経済の不況 ほか)
「BOOKデータベース」より


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