創世記18章1~16節。この箇所の最大の関心事は、人間の信仰の強さではない。アブラハムやサラの信仰をほめたたえることが関心事ではない。そうではなく、神様の計画は人間の信仰をはるかに越えて力強いということが言いたいのである。「主に不可能なことがあろうか」。この言葉を何よりも伝えたいのである。そして、神様とは信仰をもつ人間さえも笑わずにおれない不可能事を、実現に至らせる全能のお方なのだと教えている。このことを知らされて、おのれの不信仰を反省しつつ、一歩また一歩と深まっていくのが、現実の信仰なのではないだろうか。
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