しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

細坪基佳・妹尾武 LIVE 原宿

2015年09月16日 | 音楽
細坪基佳・妹尾武 Concert 
  ~misto serenata~
2015.9.12(土)      原宿クエストホール     

細坪さんのコンサートにゲストで登場した事のある妹尾さん。
今回は2人のデュオコンサート。
妹尾さんのピアノで細坪さんが歌う。
細坪さんがギターを弾いてということもある。
妹尾さんには、それまでの曲の前奏はあまり聴かずに、歌から来るイメージで前奏を弾いてもらう。
何の曲かお客さんにも考えてもらおうと、今日は曲目を言わないで歌う。
だから、細坪さん自身もあまり聴き慣れない前奏だから、歌い始めを間違いそうになる時もあった。
前奏でマイクに顔を近づけて、慌てて戻す場面に、“あれっ”と思ったらそんな訳があったとは。
2曲目にそんな場面を見たが、その後もあり、みんなで納得のざわつき(微笑み)が。
前奏は長めなので、ピアノの演奏を聴く感じ。
歌い始めないと、何の曲かは分からなかった。
ピアノで聴く細坪さんの歌声は、いつもより丁寧にしっかり歌っているように感じた。
しっとりと、秋の歌をたくさん聴くことが出来た素敵なコンサート。

休憩をはさみ、2部構成。
2部は妹尾さんのピアノから始まる。
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の「愛のテーマ」とかオリジナル曲。
そして再び細坪さんと。
そして、ギターで関淳二郎さんが登場。
ギターの席が用意されていたので、久保田さんかと思っていたら、違った。
久保田さんも見えていらしたようで、細坪さんが、
「付き合って30年だけれど、今日初めて差し入れでケーキを貰いました」って。
関さんとは、色々繋がりがあるけれど、どうやら飲み仲間らしい。
関さんは声も良くて、コーラスが素敵。

MCの時間もいつものコンサートと同じようにたくさん。
細坪さんと妹尾さんは、飲み屋さんでの付き合いからのようで、家も凄く近い。
「いつか一緒にやりたいねー」と言っていても、社交辞令の事が多いようだが。
妹尾さんがすっかりその気になって、引っ張ってくれたようだ。
おかげでこんな素敵なコンサートが実現したのだ。
今度ファンツアーで、イタリアに行くと言ったら、まだ行った事がないと一緒に付いて来た妹尾さん。
ファンの人たちとも、最後はとても親しくなって、「たけちゃん」って呼ばれてたって。

イタリア旅行の話しは2人の時も妹尾さん1人の時も。
ファンツアーの後に4人で行ったシチリア島。
ガイドさんもいないので、妹尾さんの英語が頼りだったが、あまり英語が通じなかったと。
レストランで頼むと、違ったものが出て来て、かなり凹んだようだ。
前菜を色々頼んだつもりが、大きなモッツアレラチーズが一人ずつに出て来たとか。
次の日は、色々な物と言う事で「アラカルト」と言ったら、チーズが色々出て来た。
スパゲティとかは2、3種類頼んでシェアしたかったけれど、イタリアにはシェアするという考えがない様子。
ロビーで、イタリアの写真がスライドショーで展示されていたが、その中にそのモッツアレラチーズも写っていた。

妹尾さんは夏が好きで、特に夏の終り頃が好き。
「夏が逝く」を演ったけれど、大好きな曲って。まさにこんな感じが好きなんだろうな。
妹尾さんは12月26日生まれ。
「それなのに夏が好きなの?」と言われた。
10月26日生まれの細坪さんは秋が好きって言ってるから。
その誕生日の1026を車のナンバーにしているそうだが、関さんも同じナンバー。
誕生日は「3月20日」と言って「地下鉄サリンの日」と。
ああ、やはり結び付けて考えてしまう。
1026は、名前から。じゅんじろうさん。なるほど。

先日の東京豪雨の時は北海道にいた細坪さん。
いなくて良かったと思ったら、自宅が半地下とか。
帰ってから水の汲み出し作業が待っていた。
ご苦労さま。

鉄道で旅をするのが好きな妹尾さん。
「撮り鉄」ではなく「旅鉄」だと言っていたが、その久保田さんが、特急などの車内放送の時に流れる曲を作っていたことが分かり、妹尾さんは久保田さんの事を“神”と。
流れる曲も幾つかあって、有名なのがこれと、と弾いてくれる妹尾さん。
聴くと、ああ聞いたとあると思い出す。
そして、もう1曲。これじゃなくて、こっちがそうなんですよ、と。ああ、これも知ってる。
始めにそのことを久保田さんに聞いた時、作った事は覚えていたけれど、曲の方は忘れていたようで、それから確かめたそうだ。
そう言えば前に、ホームに列車が入って来る時の録音の声を取ったという人の話しがあった。誰だったっけ。

関さんは、先日富士山の見える所であった、長渕剛さんのコンサートにも参加して、その話しを。
バンマスだったのかな?
センターステージで、歌って来た話を。
あまり出てもビジュアル的に戦力にならないから、なんて言っていたけれどそんなことはないと思う。
それに声は大きな戦力。
暗かったから、人人人で、後ろまで見えないほどだったと。
そしてその後ろには仮設トイレが8千個(・・・・だったかな)
と、そのトイレの話しに1番食い付いた細坪さん。
妹尾さんが、「細坪さんも今度富士山の見える所でどうですか?」と言ったら、「今度やるよ」って。
次回のつぼっちツアーが富士山の麓なんですね。
自分は行けないけど。

好評だったら、2回目があるかなと言っていた、デュオコンサート。
あると良いな。きっとあるね。


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