しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「トロイ」 2004米

2005年10月30日 | 映画
紀元前12世紀。貿易の中心地として繁栄を極める都市トロイ。
その富はギリシャ各国の標的となり、長年に渡って戦いが繰り返されていた。
そしてある時、これまで敵対していたギリシャの強国スパルタの王メネラウスが和解を促してきた。
和解が成立した直後、トロイ王子の弟パリスとメネラウスの妃ヘレンが恋に落ち、パリスはヘレンと連れてトロイに戻る。スパルタは王妃を奪還するため無敵の戦士アキレスと千隻もの船団をトロイへ差し向ける。
古代ギリシャの伝説的戦争“トロイ戦争”の映画化。

あまり期待しないで見たのだが、結構面白く、163分の長さを飽きずに見る事ができ
た。
アキレスは勇者だけれど、英雄ではないのだ。英雄はトロイの王子へクトル。
こういう人が上に立てば一般人も幸せに暮らせるだろうと思える。トロイに、あの王と王子がいたら繁栄するだろう。
それなのに、どうして次男のパリスはあまり物事を深く考えない人間になってしまったのか。甘やかされて育ったのかな。と思えるほど、パリスとヘレンはそれほど激しい恋をしている様には見えなかった。最後にアキレスを倒すのは、オーランドが演じているから、おまけかな。
トロイも木馬のもう少し豪華な物を想像していたので・・・。
朽ち果てた木々で出来た様な木馬だった。これを持って帰りたくなるかな?神々しくもなかったし。
アキレスもそんなにプリセイスに惚れていたなんて、思いもしなかった。
心情があまり伝わっていなく、行動を見て「えっ、そうだったの」と驚かされる。
などと、マイナスな事もあるが、でも娯楽映画として楽しめた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「死神の精度」  伊坂幸太... | トップ | 「キング・アーサー」 20... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事