「遠巷説百物語」 京極夏彦 2022年01月17日 | 読書 「遠巷説百物語」 京極夏彦 角川書店 昔、あったずもな―。 盛岡藩筆頭家老の密命を受けた宇夫方祥五郎は、市井の動向を探り、噂話を調べていた。 遠野保は隣藩領との国境でもあり交易の要所でもある。 人が集えば、咄が生まれ噺が集まる。 化け物も集まる。 歯黒べったり、礒撫、波山、鬼熊、恙虫、出世螺―。 巷に流れるハナシは、やがて物語になる。 どんとはれ。 <単行本カバー見返し側より> . . . 本文を読む