しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「厳寒の町」 アーナルデュル・インドリダソン

2021年12月01日 | 読書
「厳寒の町」 アーナルデュル・インドリダソン  東京創元社     VETRARBORGIN        柳沢由実子・訳 男の子の年齢は十歳前後。 地面にうつ伏せになり、体の下の血だまりは凍りはじめていた。 アイスランド人の父とタイ人の母の間に生まれた男の子は、両親の離婚後母親と兄と一緒にレイキャヴィクのこの界隈に越してきた。 人種差別からくる殺人が疑われ、エーレンデュルら捜査陣は、男の子が住 . . . 本文を読む
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