「豆の上で眠る」 湊かなえ 2018年11月15日 | 読書 「豆の上で眠る」 湊かなえ 新潮文庫 大学生の安西結衣子は母親の見舞いの為、新幹線の新神戸駅から実家のある三豊駅へ向かう。 その時間の中でいつも思い出す童話がある。 アンデルセンの『えんどうまめの上にねたおひめさま』だ。 これは2歳上の姉、万佑子がよく読んでくれた童話だった。 三豊駅でバスを待ってコーヒーショップにいた時、姉と連れの女性、遥を見かける。 手を振り、向うも気が付い . . . 本文を読む