しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「夢幻花」  東野圭吾 

2013年11月01日 | 読書
「夢幻花」  東野圭吾   PHP研究所      蒲生蒼太の家では毎年七夕の頃、家族で台東区入谷の朝顔市を見て鰻を食べるのが恒例になっていた。 14歳の蒼太はそれが憂鬱になって来ていた。 13歳年上の兄、要介が不平を言わないのも不思議だった。 大学生の秋山梨乃は従兄弟、鳥井尚人を自殺で喪った数か月後に祖父を喪う。 祖父、秋山周治は自宅で日中に殺され、第一発見者が梨乃だった。 梨乃は周治が育てて . . . 本文を読む
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