「水の柩」 道尾秀介 2013年07月31日 | 読書 「水の柩」 道尾秀介 講談社 中学2年の吉川逸夫は、普通な毎日に嫌気を感じていた。 逸夫は志野川沿いにある老舗旅館「河音屋」の長男で、両親と年の離れた弟と祖母と暮らしていた。 普段はクラスの女子とはあまり話すことがないが、文化祭の準備で、木内敦子と話す機会があり、敦子から頼まれ事をする。 それは、小学校6年の時に埋めたタイムカプセルを掘り返すことだった。 敦子は小6の時に転校して . . . 本文を読む