「夜の来訪者」

2015年イギリス

原題：An Inspector Calls

上映時間：87分

ある日の夜、裕福な一家が息子の婚約を祝う食事会を開催する。

そこに警部を名乗る男が姿を表し、ある女性が自殺したと彼らに告げる、、、てなサスペンス。

監督はアシュリング・ウォルシュ。出演はソフィー・ランドル、ルーシー・チャペル、ミランダ・リチャードソン、ケン・ストット。

BBCの製作。

いやあ、面白かった。アガサ・クリスティ風の密室会話劇。

1954年にも映画化されている有名な劇作家J・B・プリーストリーによる戯曲だそうな。

ムダの無い展開で一気に観れる。で、どんでん返し。。。お見事です。

古畑任三郎を思い浮かべてもらえればバッチリ。

富裕層と貧乏人の格差社会、、今の我が国の状況を考えると人ごとじゃないよなあ。

良心の呵責って一体なんだろね？

「追いつめられた人の気持ちを学ばなければ、、、」沁みるセリフ。

いやはや人間の本質はクズ？

なんかやるせない1本でした。

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