「亡国のイージス」

2005年日本

人気作家、福井晴敏の原作を、阪本順治監督が映画化。
鉄壁の防御を誇る海上自衛隊のイージス艦でのクーデター事件を通し“国防”の意味を問う問題作。

御馴染男性役者勢揃い。
真田広之久しぶりに観た気がする。何をやっても真田。笑

やっぱり大きいドラマを1本にまとめるのは大変だろうね。
登場人物が大きいからやっぱり意味不明ありつつ、内容もちょっと薄い。
原作はもっと濃くておもしろいんだろね。

あと、、結局、防衛庁の協力があって成立するから
いろんな部分で踏み込めないところがあるんだろね、、と解釈。
そういう思想制約無しの作品を観てみたいとも思うが、、、
まあ、それは無理だよなあ。。。

https://www.youtube.com/watch?v=moqAqiyJ4eo

「ジェシカ 」

2018年フランス
原題：Jessica Forever

はぐれ者たちを率いて無慈悲な特殊部隊に立ち向かう女戦士の
戦いを描いたフランス発の近未来SFアクション。

なんともつかみどころのない作品。
セリフが少ないし、動きもあまりない、、、説明が少なめなのは好きなんだけど
よく分からないと言えばよく分からない。
ちょいちょいシュールなシーンがあるんだけど、、果たしてこれはどうとらえるべきなのか？
とにかく一番気になったのは、、ヒロインがあまり美人でないこと、、、
だからといってイタイケでもないし、セクシーって感じでもないし、、
一応タイトルになるくらいだから主役なんだけど、、、そうでもないし、、、
狙ってるのか狙ってないのか、、、、とにかく謎だわ。。。

空気感はキライではないというか結構好きなんだけどね。
どちらにせよ、これは人には勧められないよなあ、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=0UcNLP68PCw

「バーニング 劇場版」

2018年韓国
原題：버닝

村上春樹の短編『納屋を焼く』を原作としているが、
舞台を現在の韓国に移しており、ストーリーは大幅に異なっている。

うむむ、、、これは答えのない難問に当たった気分。
どうとでもとれる、、真実はご想像に、、、って？
確かにその手の作品はけっこう好きなはずなんだが、、これはなんか釈然としない。
まあ、結局村上春樹の世界が好きかキライかでも評価は分かれる気もするなあ。

集中力は途切れずに一気に観れたし、
見終わった後にあれこれ考えさせられる力を持った作品なのかも知れないが、、、
なんか解せないんだよなあ。。。
まあ、そんな映画と出くわすのにも意味はあるんで良しとしよう！

https://www.youtube.com/watch?v=zR_em-9pWZk

「寝ても覚めても」

2018年日本・フランス

同じ顔をした2人の男性の間で揺れ動く女性の恋心を細やかに描く恋愛もの。
不倫ネタでワイドショーで叩かれまくった東出昌大と唐田えりか主演。

芸能人のスキャンダルに全く興味がない。
つーか、不倫だのなんだの、、、知りもしないのにあーだこーだと、、、
当事者同士はともかく、、他人には関係ねーだろ！
てなオレでも、、この作品の主演カッパルを観ててムカついた。
サイテー男、さらにサイテー女。
芝居な訳だから、そういう脚本なんですな。

恋愛に正義はない。好きになるのに理屈はいらない、、、って事なんだよな。
つまりはこの作品はその表現に置いて成功してるって事。

あと、役者さんらが役に入り込んで憑依していくって話もよくある話。
そういう意味でもこの女優さんはそうなのかも知れない。
スキャンダルで女優人生を棒に振るのは勿体ない。
個人的には可も無く不可も無い女優さんだけど、、
願わくば良い作品を創る為にも逆風をはねのけて復活してほしいものです。

ん？むかつくって？
イヤな人は観なければよろしい。
オレは役者が誰であろうとYeah！な映画が観たいだけなのです。

https://www.youtube.com/watch?v=PkfTvhZ5XuQ

「ミスミソウ」

2018年日本

ある過疎の進む地方の町を舞台に、
同級生達から陰惨なイジメを受けたあげく家族を殺害された少女が復讐を行うサイコホラー。

いかにもCGの残虐シーンのオンパレード。
漫画が原作らしいが、これは原作漫画の方がいいのかもね。
実写だとちょっと、おいおい、、、って突っ込み入れたくなる。
それはそれとして、キーマンな虐められっこの役の子がちょいと印象に残った。

因果応報。イジメはダメ絶対！な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=a7FA3k4XaQo