生活

とりとめもなく

葵上・卒塔婆小町

2010年04月17日 22時34分22秒 | Weblog
今日はいろいろあった。
キョーコさんと有楽町で待ち合わせ、カレー屋を2軒見送ったのち札幌ドミニカというスープカレー屋に行った。
美輪さまのお芝居の前はいつもここに来てる気がするが、もう3年目か・・・
いつもご飯が足りない気がするので前もって大盛りにしてもらったのだが、どう見てもふつう盛りと変わらないのだが・・・女子だと思ってなめられたか。
 とんこつベースの野菜カレー
ほどよきところでル・テアトル銀座へ。
と、思ったら、お隣の「警察博物館」の前にピーポくんが来ているではないか
ピーポくんといえば
 メトロポリタンポリース(ピーポ!!)
2頭身、お腹ぽっこり、顔はテッカテカ、全裸にガンベルトというアブノーマルなファッションのお人・・・しかし、実際会ってみたら
 メトロポリタンポリース(ピーポ!!)
けっこうスラッとしていてカッコよかったんです~
なんかデートしてるみたいな写真になっちゃった私のカバン持ってくれてるみたいだしさ・・・
フワッフワだった

ピーポくんとの邂逅、その興奮さめやらぬまま劇場へ。
今日は美輪明宏の春の舞台「近代能楽集より 葵上 卒塔婆小町」を観にきました。
美輪さまはお芝居の持ちネタとして「黒蜥蜴」「椿姫」「愛の賛歌」「毛皮のマリー」「双頭の鷲」そして「葵上・卒塔婆小町」があるのですが、どれもいたい2回くらいは観たことがあるのだが「葵上・卒塔婆小町」だけは今までに1回も観たことがなかったのだ
三島由紀夫が日本古来の能を現代風に翻案した「近代能楽集」の中から「葵上」と「卒塔婆小町」の2編を上演するらしい。
どちらも、女の情念だとか美しさへの執着がテーマのなんかコワーいお話だった。
「葵上」はあれだな、源氏物語の、六条御息所が光源氏を葵上にとられた怒りから生霊となってとり殺そうとするエピソードを現代風にしたものだ。
生霊って生霊になるって相当なものですよ。たぶん本当は六条さんは若い女性なのでしょうけども、そういう設定なのでしょうけでも、美輪さまがやるとどうしてもおばさんになってしまうので「若い男に捨てられたおばさん」みたいなふうになってしまって余計に物悲しいのであった。
それにひきかえ「卒塔婆小町」はまず醜いホームレスの老婆の姿で登場するのです、本当は美輪さまのこんな姿なんて観たくないんですけども、かなりしっくりくるのです。だって美輪さまもう75歳だから・・・
その老婆はかつて鹿鳴館でかなりブイブイ言わせた美女で、そのころの思い出の中でいまも生きているというお話だった。小野小町の「百夜通い」という伝説が元ネタらしいです。
カーテンコールでは美しい姿の美輪さまが踊って終わった。美輪さまはこうでなくちゃと思いました。
いつもの長編に比べると短編ふたつは小粒な感じがしましたがなかなか面白かったです。

お芝居観た後トコトコ歩いて秋葉原まで行った。キョーコさんが探してる本があって、こないだ散歩しにアキバ行った際にヨドバシアキバの本屋で見た気がしたから。
銀座から秋葉原まで歩いたことないのでかなり遠回りした気がするが途中で
 モヤさまお茶の水編に出てきたあの店
夜になるとちょっとエッチなコスチュームで女子がお給仕してくれるあのお店を発見した。まったくもってお茶の水ではなく神田であったが、カチコリめがねのお店も近くにあって店内でモヤさまの映像流してるふうだった。
一生懸命歩いて、お目当ての本も買えて、DVDとか見て、お茶して帰った。また一生懸命歩いて帰った。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あの古本屋 | トップ | 自転車こいでこいで »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事