生活

とりとめもなく

ゴジラ-1.0

2023年11月17日 23時59分00秒 | 映画
昨日観た映画
「ゴジラ-1.0」
山崎貴監督作品で、戦後の日本が舞台になってます。ということは、ゴジラに加えて三丁目の夕日みたいな昔の日本の町並みが見られたりするんではないか?
というわけで観た。イルフロ店主も面白いって言ってたしね…
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

ゴジラ70周年記念作品として制作されたゴジラ作品30作目。山崎貴が監督・脚本・VFXを手掛け、『君の名は。』の神木隆之介が主人公の敷島浩一、『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波がヒロインの大石典子をそれぞれ演じる。「東京リベンジャーズ」の山田裕貴をはじめ、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介らが脇を固める。
戦争によってなにもかもを失った日本は、焦土と化していた。戦争から生還するも、両親を失った敷島浩一は、焼け野原の日本を一人強く生きる女性、大石典子に出会う。戦争を生き延びた人々が日本復興を目指すなか、追い打ちをかけるかのように、謎の巨大怪獣ゴジラが出現。圧倒的な力を持つゴジラに、人々は抗うすべを模索する。

というお話でした。
そういえば私はゴジラはシン・ゴジラしか観たことないと思う。だからゴジラの定義がよくわからんのだ。でもそんなことはどうでもいい、これ単体で観て面白かった。

この先ネタバレになるのでまだ観てないかたは読まないでほしいのですが


第二次大戦末期、特攻から逃げた敷島という男(神木隆之介くんです)が主人公で、大戸島というところに不時着しそこで初めてゴジラと対面する、零戦の機銃で撃てと言われたができずそしてそこの基地の整備兵たちがほぼ死にリーダー格の橘(青木崇高さんです)に責められ、その後本土に帰ってきたが焦土と化した日本に家族はもういなかった。という始まりです
この逃げて責められた男がゴジラと対峙する様子とそれをとりまく人間模様が日本の復興とともに描かれていて本当に面白い。
VFXによって戦後の銀座の様子が再現されてんだけど和光から旧日劇方面へゴジラが向かって来る様子を有楽町と日比谷の間あたりの国鉄の高架のさらに上から俯瞰で撮っていて、その、実際に観たことのない景色を観て、ゾワゾワゾワゾワ〜っとした。実際に観たことない私がここまでゾワゾワするということは当時を知ってる人間が観たらパニックなっちゃいません?
そして国を頼るのを諦めて民間の有志たちがゴジラを倒す計画をたてて詳しくは言わんが戦闘機を使ってとどめを刺す任務を敷島が負うんですけどその機体の整備を因縁の整備兵、橘に依頼すんだよねー
そして私はてっきり敷島が犠牲になり日本をゴジラから救うのかと思っていたが(インデペンデンス・デイのように)橘がちゃんと脱出装置を付けていて、彼は生きろと言って敷島を赦し、敷島は生きると決めて生き、逃げて生き残った男の後ろめたさという冒頭のシーンを回収し彼の戦争がようやく終わる。
という起承転結のバチッと決まった映画だった。出てる俳優陣もみんなよかったしね。
伊福部昭さんのゴジラのあの有名な音楽も使われていてめちゃくちゃかっこよかった。
今年観た映画のなかでいちばん泣けた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サーモンとベーコンジャムの... | トップ | 当たりアイス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事