生活

とりとめもなく

対局にあるような映画2本

2024年06月18日 23時00分00秒 | 映画
昨日観た映画
「関心領域」
これは話題作ですよ。問題作ですし。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

アウシュビッツ強制収容所の隣で暮らす所長一家の暮らしを描くホロコースト映画。マーティン・エイミスの同名小説を原案に、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のジョナサン・グレイザーが監督、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のA24が製作を担当する。『白いリボン』のクリスティアン・フリーデル、『落下の解剖学』のザンドラ・ヒュラーが所長夫婦を演じる。
青い空の下、皆が笑顔を浮かべ、子どもたちは楽しそうな声を上げるなど、アウシュビッツ強制収容所の所長を務めるルドルフ・ヘスとその妻、ヘドウィグら家族は穏やかな日々を送っている。そして、窓から見える壁の向こうでは、大きな建物が黒い煙を上げている。1945年、一家が幸せに暮らしていたのは、強制収容所とは壁一枚で隔たれた屋敷だった。

というお話です。
アウシュビッツ収容所の隣で家族で幸せに暮らすというのは、この映画を観た人が非難することではないと思うんだ、それはそういう時代であり、彼は収容所の所長なのだから。
直接的な言及や表現はないのだがどんどんユダヤ人たちが送り込まれて来て処分されるというのを示すシーンもあり(直接映像で表現してはいない)それでも私はただこういう時代がありそういう国がありこういう職業があったんだなと思うしかない。そしてただ観て終わりかというとそうではなく、ユダヤ人が迫害され虐殺されたというのを「そういう時代だったから」で済ませずになぜそうなったのかを考え調べ何かを思い人生のうちの何かのきっかけにする為の映画なのかなと思った。

そんで
丸亀製麺で鬼おろし唐揚げうどん食べて

もう1本映画観た。
ユダヤを虐殺しつくす、さっきのとは対極にあるような家族の映画だよ

「ディア・ファミリー」
大泉洋さん主演です。大泉洋の映画って面白いんだよねー好きなんだー。
どういうお話かというと説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓

娘の命を救いたい一心で医療器具の開発に挑み、のちに17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを生みだした父親の実話を映画化。監督は『君の膵臓をたべたい』の月川翔、脚本は『ラーゲリより愛を込めて』の林民夫が担当する。主人公の宣政を『月の満ち欠け』の大泉洋、妻の陽子を『明日の食卓』の菅野美穂、娘の佳美を『今夜、世界からこの恋が消えても』の福本莉子が演じる。
1970年代、小さな町工場を経営する坪井宣政と陽子の娘、佳美は生まれつき心臓疾患を持っており、医師から余命10年の宣告を受ける。日本中の医療機関へ行っても治すことができない現実を突きつけられた宣政は、人工心臓を自ら作ろうと立ち上がる。知識や経験もない状態での医療器具の開発は前途多難だったが、娘のため勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金を用意し、何年もの時間を費やしていく。

というお話でした。
予告編をさんざん観たけど、小さな町工場の医療の知識ゼロのおじさんが人工心臓を作って娘の命を助けるダァー??んなわけあるか!
と思うのだが、なかなかいいとこまでいった。
ネタバレするから言わないでおくが、ものすごい愛を感じた。ここまで諦めないでいられるものかと思った。結果、たくさんの命を救うのだ。いろいろ思うことはあるがいい映画だった。


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