生活

とりとめもなく

比留子

2010年05月17日 23時35分45秒 | Weblog
今日は渋谷までレイトショーを観に行ってきました。いまシアターN渋谷という小さい劇場で塚本晋也監督の特集上映やってんの。
シアターNは、実は以前ユーロスペースという名の劇場だったのだが4~5年前に丸山町のホテル街のほうへ移転しちゃって、元々ユーロスペースだったとこがそのまんまシアターNになったようだ。
ユーロスペース時代はよく来てたけどシアターNになってからは初訪問。しかし設備とかは変わってないから、相変わらずせまーい。視聴覚室かっつの。
今回観たのは「ヒルコ/妖怪ハンター」という91年公開の作品です。ドロップアウトしたダメな感じの考古学者・稗田礼二郎(沢田研二さんです)が、亡き妻の兄、八部(竹中直人さんです)から届いた手紙(八部は中学教師をしていてその学校の下で古墳を発見した云々という内容)をきっかけに田舎の中学校へ出向くのだが、八部は教え子の月島という女の子とともに調査中に姿を消してしまっていて、八部の息子マサオ(工藤正貴くんです)が夏休みだというに仲間と学校に来て二人を探している(というかマサオは月島に気があったので父親より彼女のほうが心配なのだ)というところに出会い、その後はもうなんだかよくわかんないドタバタ映画になるのだ。
ホラー映画ではないのかな・・・だってそんな怖くないし・・・時代のせいでしょうが、CGなどないので妖怪がちゃちーし、人間が襲われて妖怪にされてしまうのでその妖怪のクォリティはその俳優さんの顔芸にかかっているのだ。
ちょっと怖くなってきたかも・・・と思っていると、稗田とマサオがドタバタとやって来てはなんか面白い感じになっちゃうし。ヘンテコな映画だった。まあそういうとこも含めて面白かったですが、わざわざ劇場まで行かずDVDとかで一人で観たらなんか変な気持になったかもしれないな・・・。大画面でジュリーが観られたからまあいいや。
工藤正貴くんというひとは工藤夕貴さんの弟で昔テレビでも観たことあるけど(月曜ドラマランドみたいなやつ)今は俳優はやってないらしい。あの人どうしてるのかなーとちょっとだけ思っていた。
コメント
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