アッと云う間に、12月になっていました。 すぐ更新するとお約束していた(2)を、ようやく更新します。
では、トップの写真はどこだか、わかりますか? わかりますよね…。^^;
岳沢湿原入口の木道です。 先日放送された、BSの『絶景百名山・北穂高』の始めに、宍戸開さんがここで草紅葉になったヤマドリゼンマイに感動してられたのが印象的でした。
すぐ右の木立で、戻って来た『コガラ』が、コケの中にいる虫をほじくっているようでした。
木道は薄く積もっていた雪が融けて、シャーベット状になっていて、滑らないように気をつけながら歩いて来ました。^^;
岳沢登山口の分岐。
1ヶ月前にも通ったのに気づかなかったけれど、いつの間にか新しくなっていました。
雪の残る遊歩道。 ヘビービジターの方には、どの辺かわかりますよね。^^;
川下を見ると、木の根っこに氷柱がたくさん出来ていました。 あとからあとから水がかかって、どんどん大きくなっているのかな…。
誰もいない雪の遊歩道、この時期は、こんな道をゆっくり歩くのがいいんです。
でも、猿を1匹も見ることが出来ませんでした。
今の職場の近くでは猿がいないんですね、なので、本当は会いたかったんです…。^^;
ここは、いつもの場所。 お馴染みになって頂いていますか?
芽吹きの春、バードウォッチングの出来なくなる深緑の頃、秋色に染まる黄葉の頃、そして、葉を落として木漏れ陽が林の中に降り注ぐ閉山前…。
どんな時もどんな些細な場所でも、上高地は絵になる。 心の中の1枚の絵になると思う、そんな場所です。
自然のドライフラワー。 綺麗です。
明神方面の工事の注意看板がありました。 歩行者は右側に下る木道があるので、そちらを歩きます。
遊歩道から見上げた林の中に、クマが…。 ちょっとドキッ!
よくよく見ると、木のコブでした。^^;
明神手前です。 橋を直している工事車両が見えます。 もう少し明神よりの橋は、新しくなっていました。
危ない遊歩道…。
上高地の他のところでもそうですが、結構継ぎ接ぎだらけの木道が目立つようになりました。
きっと何年かの計画があるのでしょうが、ここはちょっとひどい状態…。 来年こそ直してほしいです。
で、出来ればこんな2本の木道ではなく、この2本を併せて、広い木道にしてほしいなぁと思います。
明神の手前。 右側に春にはミネザクラが咲く橋から撮っています。
上高地では秋になると『支障木』ということで、木に黄色やオレンジの帯びや札が貼られます。
閉山近くになると、その黄色の帯びの巻かれた木が順番に伐採されるんです。 その最中でした…!
穂高神社に到着! ん? いやに誰もいないなぁ…。
げげっ! じぇじぇじぇ!ってこんな時に使うのかな? ってボケることも出来ず、絶句。
し、終っている…。 楽しみにして来たのに…。
未練がましく…。
穂高神社にお参り。
社務所も半分終っていて、近づくと、ピンポーン! びっくりするほどの音でお出迎え。
前日なんだもん、これだけ人がいないんだから、ま、いいかって、タダで入れてくれたっていいじゃん!
それにしても、お腹空いたぁ~。T_T
明神橋のたもと。 工事の看板です。 私が上高地で暮し始めた年はまだ前の橋が架かっていました。
今の明神橋になったのは、その翌年でした。
以前の明神橋は、今の橋より幅が狭くて、よく揺れましたし、高所恐怖症の私は、苦手でした…。^^;
架け替わって、あまり揺れなくなりましたし、朝と昼過ぎには綺麗な欄干の影が出来るので、大好きでした。
何度も紹介していますが、この日は13:30でした。
今回、色の塗り直しに立ち会えて、ちょっとうれしい!
塗り直す前と
塗り直した後。 やっぱり綺麗ですね!
「塗っているところ、撮ってもいいですか?」と声を掛けると、ニコッと笑って許して下さいました。
翌日の閉山式は、あいにくの雨の予報。 雪も降るかもしれないこの時期、この日の晴れは貴重!
明神橋を渡ったところで振り返ると、欄干の向こう側でも頑張って塗っておられました。
来年、綺麗な明神橋を楽しみにしています!!
明神館までの遊歩道を歩きながら 葉を落とした木々の間で青々としているのは、フッキソウ。
来年の春、いち早く花を咲かせてくれます。 きっと、また来ます!!
これで、(2)は終わりです。 次の(3)は本当に今年最後の上高地。 BTまで戻りますね。
今年最後の上高地の写真は、さて、なんだったでしょう。
ヒント、釜トンネル、旧釜トンではありません…。