学名は:Adenocaulon himalaicum
Adenocaulon:ノブキ属。
※ギリシャ語のadenos(腺)+caulos(茎)が語源です。
花茎(かけい)上部に粘質の腺毛(せんもう)が密生していることによるようです。
himalaicum:<himalaicus=ヒマラヤ山脈の
漢字で書くと:野蕗
※葉が蕗に似ているところから、名付けられました。
上高地で咲く時期:7月中旬~8月中旬
(トップの写真の撮影日:2006.7.25)
芽吹き(撮影日:2006.7.25)
※7月になると、ノブキの葉が目立ち始めます。
「もうすぐ夏が来るなぁ」と感じさせてくれる植物です。 小さい蕾がついています。
蕾(撮影日:2006.7.19)
※キク科なので、このクリーム色の頭花の1つ1つが、小さいけれどりっぱな蕾です。
大仏様の頭の螺髪(らほつ)のように見えませんか?
花(撮影日:2006.7.25)
※大好きな花です。 純白です。
頭花自体は約1.5cm位しかありません。 1つの花の小ささが判りますよね。
よく見ないとわからないですが、頭花の中心に雄花が、周辺部に雌花があります。
花が終わると、雄花はごっそりと抜け落ちて、小さな点を残すだけになります。
実(撮影日:2006.9.11)
※この実には、粘液を出す濃い紫色の粘腺点と云うのがあって、動物に付着することで
種を遠くに運ばせようとしているのですが、服に引っ付いたりしてやっかいです。
でも、このユーモラスな格好が愛らしくて、私はかなり好きです!
毎年、何枚もの写真をついつい撮ってしまいます。
Adenocaulon:ノブキ属。
※ギリシャ語のadenos(腺)+caulos(茎)が語源です。
花茎(かけい)上部に粘質の腺毛(せんもう)が密生していることによるようです。
himalaicum:<himalaicus=ヒマラヤ山脈の
漢字で書くと:野蕗
※葉が蕗に似ているところから、名付けられました。
上高地で咲く時期:7月中旬~8月中旬
(トップの写真の撮影日:2006.7.25)
芽吹き(撮影日:2006.7.25)
※7月になると、ノブキの葉が目立ち始めます。
「もうすぐ夏が来るなぁ」と感じさせてくれる植物です。 小さい蕾がついています。
蕾(撮影日:2006.7.19)
※キク科なので、このクリーム色の頭花の1つ1つが、小さいけれどりっぱな蕾です。
大仏様の頭の螺髪(らほつ)のように見えませんか?
花(撮影日:2006.7.25)
※大好きな花です。 純白です。
頭花自体は約1.5cm位しかありません。 1つの花の小ささが判りますよね。
よく見ないとわからないですが、頭花の中心に雄花が、周辺部に雌花があります。
花が終わると、雄花はごっそりと抜け落ちて、小さな点を残すだけになります。
実(撮影日:2006.9.11)
※この実には、粘液を出す濃い紫色の粘腺点と云うのがあって、動物に付着することで
種を遠くに運ばせようとしているのですが、服に引っ付いたりしてやっかいです。
でも、このユーモラスな格好が愛らしくて、私はかなり好きです!
毎年、何枚もの写真をついつい撮ってしまいます。