ここのところ、大阪は夏のような気温で暑い日が続いています!
最高気温が昨日は25.9℃、今日は少し下がったものの24.3℃だったんです。
日中は半袖でも大丈夫なくらいでした。
そして、明日も予報が26℃になっていて、ふぅ…とため息が出そうです。
桜も家の前の樹は散り始めていて、萼が目立って来ました。
トップの写真は、いつも通勤で使っている駅の桜なのですが、昨日はまだ満開でした。
でも花びらは下にかなり落ちていて、電車が通り過ぎると風で舞い上がったり落ちて来たりで
花吹雪になっていました。
とーっても綺麗でした!
ところで、今日、この冬働いていたカード会社の仕事が終わりました。
今年も楽しい仲間に囲まれて、本当に充実した3ヶ月を過ごすことが出来ました。
同僚や研修チームのSVたちに挨拶をしていると、辞めないでこのまま働いてもいいなぁと
やっぱり思ってしまいました…。
残る同僚は、これから連日新たな研修が続くと聞いています。 大変だなぁ。
やっぱり残らないで正解だったかも…
でも、きっとこのブログを見てくれていると思うので、ひとこと!
「本当にいろいろ助けてもらって、励ましてもらって、ありがとうございました!
最後体調が優れず、最終日に飲みに行くことが出来なかったけれど、11月に戻って来たら、
是非、飲みに行きましょう! 体調に気をつけて、頑張って下さいね!」
御堂筋のイチョウの木々にも、黄緑色の柔らかそうな若葉が出始めています。
枯木だった枝から生命の息づかいが聞こえるようです。 いいですねぇ…。
これからそんな木々の息吹が溢れる上高地へ向かえるかと思うと、もう早や、気持ちは
大阪を離れて行くようです…。
先日読んだ本に、明治の文人である徳富蘆花(とくとみろか)の言葉が載っていました。
『春来たりて、淡褐(たんかつ)、淡緑(たんりょく)、淡紅(たんこう)、淡紫(たんし)、
嫩黄(どんこう)など和(やわ)らかなる色の限りを尽くせる新芽をつくる時は、
何ぞ独り桜花に狂せむや。』
著書『自然と人生』の中で新緑の雑木林の美しさは桜に勝ると表現し、賞賛しているのです。
年に依って違いますが、GW後半辺りから木々の芽吹きは急速に進みます。
樹の種類によって、蘆花の云うように色が違うのですョ。 本当に素敵な光景なんです。
そんな森の中を歩くと、柔らかな陽射しの中で鳥のさえずりとか、樹が水を吸い上げる音とか、
暖かな陽射しを受けて地面から頭をもたげる新芽の音までも聞こえるような気がします。
あぁ、本当に楽しみだなぁ…。
あと3、4日の間に、夏の大阪から春の松本に、そして早春の上高地へと季節を遡ります。