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季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

8月2日に富士山に行って来た②

2022年08月04日 | 富士山・植物・蘭・樹木

 

 

昨日に続きます。

ヒメシャジン(姫沙参)・・・キキョウ科

ここにはミヤマシャジンも住んでいるので、うっかりするとヒメかミヤマか分からなくなる時があります。

撮る前に萼片の鋸歯を見ておくべきですね。・・・ヒメは鋸歯があり萼片の形も違います。

 

 

 

後ろの赤橙色の花はクルマユリ、クリーム色の花はイワオオギとイタドリだったかな?

 


 

クルマユリ(車百合)・・・ユリ科

葉が茎の中央部で輪生しています。・・・赤橙色の花びらは強く反り返ります。

 

 

 


 

キンレイカ(金鈴花)・・・スイカズラ科(APG分類)

ここでは石垣の間に生えていましたが山に入れば樹木に着生している事もあります。

距はおおきいです。

 


 

トモエシオガマ(巴塩竈)・・・ハマウツボ科

花弁が巴の形をしています。

 


 

ヤマホタルブクロ(山蛍袋)・・・キキョウ科

5合目の駐車場付近では大きくて立派な花を見る事が出来ました。

 


 

ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)・・・キク科

ミヤマアキノキリンソウは頂部に固まってつく傾向にあるそうですが、そうで無いのもあるので悩ましいです。

 


 

ムラサキモメンヅル(紫木綿蔓)・・・マメ科

駐車場にも火口にも咲いていますが、何時でも撮れると思っていたら充分に撮れなかった。(^^ゞ

 


 

ヤハズヒゴタイ(矢筈平江帯)の蕾・・・キク科

最盛期はこれからです。

 


 

高度を下げました。

マルバダケブキ(丸葉岳蕗)・・・キク科

色々な昆虫が蜜を吸いに訪れています。・・・特に蝶類でした。

 

 


 

バイケイソウ(梅蕙草)・・・シュロソウ科

 


 

サワギク(沢菊)・・・キク科

別名ボロギクと言うそうですが・・・別名はいらないな!

 


 

シナノキ(科の木)の花・・・アオイ科(APG分類)

花は初めて見ました。

 


 

ヒヨドリバナ(鵯花)・・・キク科

この植物も蝶類がたくさん訪れます。

 


 

ミヤマオトコヨモギ(深山男蓬)・・・キク科

標高のある所に住んでいます。

 


 

ヤマハハコ(山母子)・・・キク科

咲き始めでした。

 

 


8月2日富士山に行って来た。①

2022年08月03日 | 富士山・植物・蘭・樹木

 

 

この雲海は標高2300m付近で見ました。

下界では厳しい暑さが続く中、適度な曇り空で涼しい風がそよそよと吹き、とても過ごし易い1日でした。

 


 

イワアカバナ(岩赤花)・・・アカバナ科

ここは標高2400m付近です。宝永火口に向う道中に咲いていました。

 


 

タカネアオヤギソウ(高嶺青柳草) ・・・シュロソウ科

タカネが付かずアオヤギソウかも?

亜高山~高山のやや乾いた草地や礫地に生えていますが数は少なかったです。地味だけど好きな花色のタイプです。

 


 

コケモモ(苔桃)の未熟な果実・・・ツツジ科

甘酸っぱくなるには、まだ時間がかかるね。

 


 

上を見上げると登山中の団体の姿が見えます。

 


 

宝永火口

オンタデの群生・・・秋の草紅葉の時も楽しみです。

 


 

霧が沸き上がって来ました。・・・視界が悪くなるけど、とても気持ちが良いのです。

 


 

キオン(黄苑)・・・キク科

まだ最盛期ではありません。

ハンゴンソウやヒヨドリバナ、アザミの仲間もこれからです。・・・楽しみはこれからですね。

 


 

宝永火口近くから見たオンタデの群生・・・愛鷹山方面だったかな?

 


 

ベニイタドリ(紅虎杖)(別名、メイゲツソウ・明月草)・・・タデ科

花が目立っていました。

 

 

 


 

コタヌキラン(小狸蘭)・・・カヤツリグサ科

斜面いたくさん生えています。

 

 


気になる花を見て来ました。

2022年07月26日 | 富士山・植物・蘭・樹木

 

昨日、地元の里山経由で富士山麓に気になる花を見に行きました。

欲をかいたせいか計画通りに行った訳では無いけど、取り敢えず確認出来ただけでも良しとします。

 

ヒナチドリ(雛千鳥)・・・ラン科

カエデの仲間に着生している蘭、教えて頂いた木と自分で発見した木の2本を確認!

樹上高く着生しているので自分の手持ちのカメラ(コンデジ光学30倍)ではこれが限界です。

他にも着生している木は有るけど時間が足りませんでした。今週末にでも、もう一度訪問かな?

満開でしたが今年は開花が早いのかな?それとも自分の認識不足?

 

 

 

 

 


 

ヤクシマヒメアリドオシラン(屋久島姫蟻通蘭)・・・ラン科

昨年、地元の里山で発見した蘭です。開花してようやく名前(種)を確定・・・身近に住んでいる気がします。

 

 


 

ベニシュスラン(紅繻子蘭)・・・ラン科

今年は一度撮って有るので無理に訪問しなくてもと思っていましたが足元にあそこにも、ここにもと咲いています。

自分の知っている中では1番の多さかな?・・敬意を表して撮りました。(^^♪

 

 


 

トチバニンジン(栃葉人参)の赤い果実・・・ウコギ科

薄暗い樹林帯下でも目立っていました。ここにはシロバナイナモリソウの群生もありました。

 

7月26日、今日は雷と大雨の為早々に帰宅、でも小雨の時に気になっていた花を撮れたから良いか!

 

 

 


富士山麓を散策

2022年07月09日 | 富士山・植物・蘭・樹木

 

 

もともと腰は強くなかったけど、12日ほど前に腰を痛め真っ直ぐ歩く事が出来なくなってしまった。

腰が痛く前屈みに歩く事しかできず、痛いし恥ずかしいで外には出られません。(^^ゞ

しかしながら、日にち薬で少しづつ痛みも軽減して腰も伸び背筋を伸ばせて歩く事が出来るようになりました。

慣らし運転のつもりで富士山麓に行って来ました。少し腰は重たかったけど歩く事が出来ました。(^^)ニコ

当日は霧と、ほんの少しの雨、そんな天気だったので涼しく気持ちの良い景色と花を見る事が出来ました。

 

キバナノショウキラン(黄花の鍾馗蘭)・・・ラン科

霧が煙る樹林帯、落ち葉が積もる中に小さなショウキさんが顔を出していた。開花まであと少し!

 


 

上記の写真と同じような場所にキノコもたくさんいました。

 


ハコネラン(箱根蘭)・・・ラン科

この場所のハコネランは今年3度も見ていますが、その都度咲いている場所、株数も違います。

大きな株は少ないけど広い範囲に住んでいるなと思いました。

 


ツクバネソウ(衝羽根草)・・・シュロソウ科

低地では、とっくに終わっている花ですが標高があり涼しい場所には今も咲きているのですね。

 


シテンクモキリ(紫点蜘蛛切)・・・ラン科

この蘭も今年何回か見ていますがフライング気味に見て今回は終盤の花の状態です。そんな中、綺麗な花を選んで・・

 


 

ホザキイチヨウラン(穂咲一葉蘭)・・・ラン科

シテンクモキリなどより開花時期が遅いようです。下の部分は開花していましたが上部は蕾です。

 


 

ヒメハナワラビ(姫花蕨)・・・ハナヤスリ科

 


 

キヨスミウツボ( 清澄靫 )・・・ハマウツボ科

ボチボチ開花しているかなと期待して行ったのですが、まだ蕾でした。

 


 

バイケイソウ(梅蕙草)・・・シュロソウ科

歩いている場所が悪いのか今年は花を余り見ていません。・・・茶色く枯れている株は見ますけど

 

 


 

富士山麓の楽しみの一つに苔の景色があります。こんな場所で椅子を出しマッタリとして見たい

 

 

 

 

★ 腰もほぼ治りました。これで今までのように散策が出来ます。

 


地元里山と富士山麓

2022年07月07日 | 富士山・植物・蘭・樹木

 

地元の林道が崩壊で長期に通行止めが続いている、見に行きたい花など有るけど諦めざるを得ません。

そんな中、新たに別の場所で見付けた花もありました。

 

ハコネラン(箱根蘭)・・・ラン科

6月25日訪問・富士山麓のハコネランです。多くの方が知っている場所ですが今年も訪問して見ました。

7月1日訪問・地元のハコネランです。・・・他の場所でも見付けています。

 


 

6月25日訪問・シテンクモキリ(紫点蜘蛛切)・・・ラン科

どなたかがカメラで撮っていました。知人が何を撮っているのだろうと近づくと鬼のような形相をして来るな!

何やら緑色の腕章まで出しています。・・・保護活動をしている方だろうか?

保護したい気持ちは分かりますが、そこまで高圧的な態度で対応して来るとは驚きでした。

その後、確認しに行くと下のシテンクモキリでした。

 


 

ツルキンバイ?(蔓金梅)・・・バラ科

近くにミツバツチグリが咲いているので困惑しました。・・花の中心部の色が濃いのでツルキンバイにしましたが・・

 


 

キバナノヤマダマキ(黄花の山苧環)・・・キンポウゲ科

 


 

サワギク(沢菊)・・・キク科

6月25日訪問・咲き始めでした。

 


 

ウマノアシガタ(馬の足形)・・・キンポウゲ科

6月25日訪問・場所によるのか高度差によるのか開花時期にとても違いがあります。

 

 


 

ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)・・・ツツジ科

6月28日訪問・この時は咲き始めでしたが今では終盤かな?

 


 

タカネグンナイフウロ(高嶺郡内風露)・・・フウロソウ科

毎年草刈に会っているのか草丈は低かったです。

 


 

ヤマトウバナ(山塔花)・・・シソ科

トウバナの中ではこれが好きだな!

 


 

ハエドクソウ(蠅毒草)・・・ハエドクソウ科

ナガバハエドクソウと言うのも有るけど確認をしていなかった。(画像でも不明)

 


 

アリドオシラン(蟻通し蘭)・・・ラン科

まさか富士山に行かなくても地元に住んでいるとは確認した株数は少ないけど探せばまだいるかな?

 


 

5月26日訪問・アオホウズキ(青酸漿)・・・ナス科

静岡県では準絶滅危惧(NT)

 


 

5月24日訪問・ウグイスカグラの赤い果実

 


 

キヨスミウツボ (清澄靫 )・・・ハマウツボ科

カシ類・アジサイ類の根に寄生する寄生植物と言う事です。

 

 


 

スズタケ?の花(篶竹)・・・イネ科

種は良く分からないけどネットで調べたらスズタケに似ていた。・・・花が咲いたと言う事は枯れるのだろうか?