皆さんこんにちは!
今回は言葉に関する雑学第2弾!
早速紹介していきましょう!
・ウザギの数え方
動物には色々な数え方がありますが、中には「何でこんな数え方を?」と思う動物も。
数え方が「羽」であるウザギも、「何でウサギは鳥でもないのに数え方が「羽」なの?」と思ったことはありませんか?
これに関する由来は諸説ありまして、その中で有力な説が
うさぎを鳥として扱っていた説とされています。
時は江戸時代までさかのぼりますが、当時は仏教での教えで「4足(獣類)の肉を食べてはいけない」とされていたそうです。
それを禁止されて困るのは、山で狩猟する猟師の人たち。
当時はウサギも貴重な食糧でしたので、どうにかしてウサギの狩猟を認めてもらえなくては、と考えるわけです。
そこで、「うさぎ=鵜(う)鷺(さぎ)」、「うさぎの耳が、鳥の羽みたい」など理由をつけて、
「ウサギは鳥だから食べてもOKでしょ!」
ということで、ウサギを狩猟していたそうです。
ウサギを「羽」で数えていたのはその時の名残、と言う訳なんですね。
・海腹川背
魚をおいしく食べる方法として「海腹川背(うみはらかわせ)」と言うものがあります。
焼くにしろ捌くにしろ、「海の魚はお腹から、川の魚は背中から調理するとおいしく食べれる」というもの。
盛り付けるときでも、海魚と川魚では美味しく食べれる所が違いますので、
「海魚はお腹が、川魚は背中が手前に来るように」盛り付けるのが大事とされているようです。
・「ニュース」の語源
毎日の情報を得るために欠かせないニュースですが、その語源となっているのは何か。
英語での書き方は「NEWS」となっており、「NEW(新しい事)の複数形」と言う意味の、中世ラテン語やフランス語から来たものとされています。
一方で、東西南北から話題を集めたという意味で「North(北)、East(東)、West(西)、South(南)の頭文字をとったもの」と言うの話もあります。
後者の方は根拠のない民間語源で、どちらが正しいのかと言われれば前者の方なのですが、
東西南北の頭文字からとったもの、と言うのもしっくりきますね。
皆さん、いかがだったでしょうか。
「海腹川背」に関しては身近に確認できることですので、興味のある方は試してみるのはいかがでしょうか。
それでは今回はここまで!ではでは!