皆さんこんにちは!
今回は食べ物の雑学第2弾!
食べ物のちょっとした豆知識、読んでみると面いのもあるので、ぜひ読んでいってくださいね!
・トロの昔
寿司のネタの中では最高級と言っても過言ではないマグロのトロ。
そんなトロですが、ネタの王様として扱われるようになったのは1960年頃と、割と最近のことらしく、
それまでは寿司ネタのなかでは赤身が最も喜ばれていたそうです。
理由は当時の日本食は、あまり油脂の多い食材を使わなかったので、日本人の口に合わなかったかららしいですね。
西洋文化が入って来て、食文化が洋風化したことで評価が見直されたそうですが、
それまでは猫すら食べないような部分ということで「猫またぎ」なんて言われたそうです。昔も昔でもったいないことしますね。
・缶詰の食べごろ
以前歴史の雑学紹介で、缶詰の誕生秘話について書いたと思いますが、今回はそんな缶詰の食べごろについて。
長期間の保存が可能で便利な缶詰。古いものの味が落ちるのは仕方ないですが、だからと言って新しいものの方がおいしいとは限らない模様。
缶詰は材料と調味料を高温高圧で殺菌して作るものなので、製造直後は成分がうまく混ざってないことがあるそうです。
だから少し置いてからの方がおいしくなるそうなのですが、魚介類は1年程、野菜や果物は半年程度経ったものが食べごろらしいですよ。
・ハヤシライスの語源
ハヤシライスにはその語源となる話が諸説存在し、代表的なものとして「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」がだんだん訛っていって「ハヤシライス」となった説、
丸善創設者である「早矢仕有的(はやしゆうてき)」さんが作った説などがあります。
前者に関して個人的に有力なのではと思ってまして、何でもハッシュドビーフとハヤシライスは味付けのベースが違うだけでほとんど違いが無いのだとか。
(ハッシュドビーフはデミグラスソースベースの大人向けの味、ハヤシライスはトマトソースやケチャップベースの大人子供に親しまれる味)
後者は彼がいつ作ったと言うのがバラバラで、早矢仕さんが医師だった頃に作った入院食説、丸善で働く丁稚(でっち。幼少の者のこと)の為に作ったという夜食説、
友人に作った料理説など、いろいろありました。
他の諸説としましては、フランス料理店のコックである林さんが、従業員用の賄い飯として出したものが好評だったから、なんて話もあり、
明確な由来はハッキリしていませんね。
以上で今回の紹介は終わりになります。
缶詰に食べごろがあるというのも驚きましたが、トロが昔は食べられない部分とまで言われていたのは驚きました。
食文化の変化と言うのはホントにすごいですね。
海外では虫を食べるところもあるそうですが、時が経てば日本でも最高級食材となるかも?
それでは今回はここまで!ではでは!