みなさんこんにちは!
今回も故事成語紹介行きますよ!
今回紹介する故事成語は「傾城(けいせい)」!
意味は「絶世の美女のこと」。
「傾城」という文字は「城を傾ける」と言う言葉の略で、この傾けるは、滅びるという意味。
由来を簡単に説明してしまうと、国王が絶世の美女に見惚れてしまい、城を滅ぼしかけたそうです。
中国の書物「漢書」に記されている故事が元になっており、それによると
「北方に佳人あり、絶世にして独り立つ。一顧すれば人の城を傾け、再顧すれば人の国を傾く。寧んぞ傾城と傾国とを知らざらんや。佳人再び得難し」
(北の地方に世にも稀な美女がいる。一度振り向けば城を滅ぼし、再び振り向けば国を滅ぼす。城や国を滅ぼすことが重大なことだとは知っているが、あれほどの美人は二度と得られないだろう)
とのこと。
それ程の魅力を持つ女性と言うのもすごい話ですが、その王様も城を滅ぼしかける程美女にメロメロになるとは、なかなかのスケベだったんですねぇ(笑)
まぁこの王様のみならず、歴史の偉人でもそういうスケベな人って多いらしいです。
案外戦争なんかしなくても、そういう人たちに美女一人差し向ければ平和的に解決できるんじゃないでしょうか。
それでは今回はここまで!ではでは!