いっきゅうの足跡

毎日の何気ない疑問と出来事 〜inモロッコ🇲🇦 (2010年〜2012年)、in 日本(2012年〜)

モロッコからできること

2011-03-17 | Weblog
今回の地震・津波災害で亡くなられた多くの方々のご冥福を心からお祈りします。
現在もなお行方不明の方々がより早く発見される事と、災害発生から5日間が経過しましたが、より多くの方々の無事・生存が確認されますように。

11日の地震と津波により、本当に沢山の方々の尊い命が一瞬にして奪われてしまいました。
東北の地震・津波、原子力災害、そして一昨日また静岡でも震度6の地震。
日本はこれから一体どうなってしまうんだろう・・・
日本のニュースを見る度に胸が苦しくなってしまいます。

そして日本がこんなに大変な時に、モロッコで見守ることしか出来ない。
でもここモロッコで出来ることをしよう!と思います。

モロッコでも新聞やテレビのニュースで、日本の地震・津波災害の事を大きく取り上げています。
沢山の人達が「日本の家族は大丈夫か?」など沢山の暖かい言葉をかけてくれます。
知らない人や通りすがりの人まで「日本人か?日本大変だ、家族は大丈夫か?」と声をかけてくれます。
そんな人々の暖かさが嬉しいです。

インド洋大津波に遭い婚約者を亡くしたモデルのぺトラ・ネムコバさんは、自分の経験を語りながら「こうゆう時は世界中から無償の愛が集まるのがいい事ですね。」とコメントしていました。

実際に世界中から支援の申し出があり、歴史問題や北方領土・尖閣諸島など領土問題を抱えている国やなんとアフガニスタンからも、それらの問題や自国の現状を抜きにして、支援があったとの記事を見ました。支援の申し出があった国
【カブールAFP=時事】アフガニスタン南部カンダハルのグラム・ハイダル・ハミディ市長は12日、声明を出し、東日本大震災の被災者に義援金5万ドル(約400万円)を送ると表明した。カンダハル州は反政府勢力タリバンとの激戦が続く地域だが、アフガン復興を支援してきた日本に対し「市民を代表して地震と津波の被災者を支援したい」と声明は述べている。(2011/03/12-23:59)

この市長さんは「日本からしたら、たいした金額ではないだろうが。」ともコメントしていたようですが、そんなことはありません。
戦中のアフガンからしたら、5万ドルはすごい大金だと思います。

物事はそんなに単純じゃないとは分かるけど、この思いやりや損得勘定抜きに助け合う心を持てば、世界の紛争はもっと減るんじゃないかなとも思います。
命の大切さに国や宗教・民族・歴史などは関係ないと信じたいです。




こんなちょっとほっこりする写真を見つけました。ストーブを囲んでおじいちゃんの足元で子供がニコニコしてる写真が好きです。

うちの猫ちゃん

2011-03-01 | Weblog
我が家には、エリカ(モロッコ名;Mérica-メリカ)という女の子のネコがおります。
エリカの出身はグルミマという地方の小さい村。
家に来る前は他のボランティアの女の子達に飼われていました。
その子達が任期終了で帰国し、我が家にやって来ました。

元々ワンコ好きで、実家には‘しんえもん’と‘いえもん’というミニチュアダックスが2匹暮らしてます。
赴任当初は動物を飼う気は全く無く(2年で帰国するので)しかもネコはそんなに好きじゃあなかったんです。
実は仕方なく引き取った猫のエリカちゃん。
今ではもう娘のようです




毎日パズルを投げて遊んでます。(たまにめんどくさいけど遊んであげないと凶暴なんです・・・しかもジャンプが見事!!)




アラビア文字のパズルが大好きです~



猫好きのお客様が来てくれた時には、もう~っ
こんな感じでねえねえっと、ちょっかい出しまくり。



これから日本に連れて帰るための準備もぼちぼち始めようと思います。
こないだスカイプで父母に「エリカ連れて帰るで!!」と言ったらもちろん大反対。
でもエリカを引き取ると決めたときから、日本に連れて帰ると半分決めていたのでもう変わりませんよー。

ごめんね父母。

もちろん、エリカを連れて帰るかどうか色々考えましたよ。
日本までの道のりを考えるととてもかわいそう。
猫にとってはストレスいっぱいでめっちゃ大変。
モロッコで大事にずっと飼われるほうがいい。
もしエリカが野良猫のままだったたらそれはそれで良かったと思うの。

でも一度ペットとして飼ってしまうと野良に戻るのは無理。
しかもエリカさん。色々食べ物を試してみたんですけど、カリカリペットフードかお肉しか食べないのでとてもお金がかかるんです
なので次に飼う人がいたとしたら大変。
当初は猫好きのモロッコ人家族にお願いしようと思ったけど、えさ代が掛かる事を考え断念。
隊員さんに譲ったとしても2年毎に飼い主が変わるので、エリカもかわいそうだし、毎回猫大好きな隊員さんが喜んで引き取ってくれるとは限らない。

可愛がるだけなら簡単。
でも毎日のお世話は大変です。

そんなワケでエリカと一緒に帰国します。
まだ少し先ですけど(^_^;)



常に飼い主を監視?するエリカさん。
色んな場所から覗いてます。

パソコンの傍や、


枕元(寝起きに目が合いました^^;)


お風呂でも。


食事中も。


着替え中クローゼットの中からも(どこに居るでしょうか?ヒント:下のほう)


こんなとこからも。





(↑パジャマとローブの間)

とにかくめっちゃ可愛いんです
ちなみにエリカのモロッコ名;Mérica-メリカは、まだ引越しする前にエリカが脱走してわが家の周りを探してた時に、近所のちびっ子達がつけた名前です。