Therapy&TrainingStudio 東上療術院 院長の独り言

全身ツボ療法(リンパ血液循環療法)とKOBA式体幹バランストレーニングで健康と競技力向上をサポート!

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

2021年02月20日 | 健康・病気
肘が痛い・・・こういう症状になった事ありませんか?
もしかしたら、テニス肘かもしれません。病名は上腕骨外側上顆炎と言います。
世間では二の腕と呼ばれる腕の外側の筋肉(上腕三頭筋)の肘の近くに痛みが出ます。

テニスをしている方だけがなるのではなく、長時間のデスクワークや重いものを持つ仕事、普段の腕の使い方、使い過ぎでもテニス肘と診断されます。
肩甲胸郭機能の不全も関係していると言われています。肩甲骨の可動域に制限があったり、胸郭が内側に向いていると腕への負担が増すという事です。

テニスをされている方なら、バックハンドストロークを多用すると発症しやすいです。フォアハンドでも体重移動や体幹の回旋動作が不十分だと腕に負担がかかりやすく発症します。
予防としてはバックハンドは両手で打つ、体重移動や回旋動作の習得が必要になります。

そして、なにより前腕のストレッチが有効です。
腕を前に水平に伸ばし、手首を掌屈(指を下に向ける)させます。



前腕部が伸びている事を感じながら10秒ぐらい伸ばします。
手首を突き出すようにするとより効果的です。

施術も前腕部を圧していきます。
特に肘関節付近は痛がる方が多いので(めちゃ痛いと思います)、力加減が必要です。

痛みがなくなってきたら、前腕部の筋トレもお薦めします。
僕も仕事で腕は良く使うし、筋トレでも負荷かかるので、数年前にTFCC(三角線維軟骨複合体)を損傷した事があります。
筋トレ中に手首が「ブチッ!」って鳴りました(◎_◎;)
手関節周囲筋の筋トレをしてからは、手首の痛みは出なくなりました。

前腕部のストレッチや筋トレは腱鞘炎の予防にもなると思います。PCやスマホで指や手首の使い過ぎも原因です。
便利な世の中になりましたが、ヒトの身体を酷使しているという事ですね。



大阪府南河内郡太子町太子439-1
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東上療術院
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