M・デムーロ、JRA騎手試験で不合格(デイリースポーツ) - goo ニュース
今日は競馬ファン以外にまったく興味の無いネタですので悪しからず。
日本でもすっかりお馴染みのイタリア人騎手、ミルコ・デムーロ騎手。
1999年の来日以来、毎年のように短期免許を取得してJRAで騎乗している。
その成績は素晴らしいもので、
2003年皐月賞、ダービーをネオユニヴァースで、
2004年皐月賞をダイワメジャーで、
2008年ジャパンカップをスクリーンヒーローで、
2010年朝日杯フューチュリティSをグランプリボス、有馬記念をヴィクトワールピサで、
(2011年には同じくヴィクトワールピサでドバイワールドカップ制覇)
2012年天皇賞・秋をエイシンフラッシュで、朝日杯フューチュリティSをロゴタイプで
そして今年は前年朝日杯を勝ったロゴタイプで皐月賞を制している。
GⅠを9勝(ドバイワールドカップ除く)、重賞28勝を含むJRA通算330勝。
通年JRAで騎乗しているジョッキーでもここまで実績を残せる騎手は稀だろう。
要するにそれだけ有力馬に騎乗できているってのもあるんだろうけど、それは馬主からの信頼が厚いし、また馬主の期待に応えられる腕を持ったジョッキーであると言うことの証でもある。
そんな名手が…JRA騎手試験に不合格とはこれいかに?
今年から外国人にも騎手への門戸を開いたJRA。
その条件として「外国人騎手が試験を受ける場合」を明文化。
競馬法の理解や、日本語でのコミュニケーション能力の条件などをクリアし、合格なら通年騎乗が可能とした。
つーことは何ですか?
短期免許で日本で騎乗を始めて早14年。
デムーロ騎手は競馬法も理解せず、日本語コミュニケーションもろくに出来ない状態で騎乗してたとでも言うんですかい?
いや、仮にそうだとしよう。
それで先に述べたGⅠを9勝、重賞28勝を含むJRA通算330勝の実績。
ハッキリ言うて、JRAが求める競馬法の理解や日本語でのコミュニケーション能力なんてのは、レースでの勝敗にはどうでも良いコトだと言わざるを得ないね。
つまり、現状のデムーロ騎手レベルの競馬法の知識及びコミュニケーション能力でも十分だろうが!って話ですよ。
もしオレがシルクホースクラブで出資しているお馬に、厩舎や関係者とのコミュニケーションも完璧で競馬法を一字一句間違えずに暗唱できるけども年間未勝利の騎手と、JRA騎手試験を落ちたデムーロ騎手のどっちに乗ってもらいたい?と聞かれたら、0.01秒後には「デムーロ騎手に決まってるやろ!」と答えます。
結局はそういう事なんですよ。
馬主にとって重要なのは結果を出せる騎手かどうかなんですよ。
それを「試験」という机上の空論で合否を決めるJRA。
毎度毎度言いますが、それがお役所仕事だって言うんですよ。
毎度毎度言いますが、それがオレは競馬は好きやけどJRAは好きになれない理由の大きなところなんですよ。
一方で今回の一次試験を唯一突破したのが今年NHKマイルカップをマイネルホウオウで制し、号泣インタビューで話題となった柴田大知騎手の双子の弟、柴田未崎元騎手。
ほほう、やっぱり騎手への未練を捨て切れずに再度猛勉強したんだなぁと感心しておりましたら…
これまでも引退騎手の受験は可能だったが、JRAは騎手不足の現状を踏まえ、今回からは技術試験の免除など条件を緩和して復帰への道筋を広げる施策を取っていた。
…とのこと。
この要綱に沿って一次試験を突破した柴田未崎元騎手に何の異論も無い。
二次試験も頑張れよ!とエールを送りたい。
オレが気になったのは「騎手不足の現状を踏まえ」って部分。
騎手不足?
障害レースは確かに騎手不足だ。
が、平地競走においては騎乗馬が週に1鞍しか無い、もしくは全くない騎手がわんさかいるのに騎手不足?
どこをどう解釈したら騎手不足だなんていう結論に達するのだ?
あえて騎手に関して問題があるとするならば、一部の有力騎手に馬が集中しすぎて先にも述べたように競馬があるのに騎乗機会の無い騎手がわんさかいるコトだろう。
でもオレはそれが問題があるとは思わない。
だって、騎手の世界は優勝劣敗。
力の無い者は排除されて行くんですよ。
これが力じゃ無く、いわゆる「政治力」的なものが働いての結果やったら大問題やけどね。
騎乗馬の無い騎手が多く存在する中で騎手不足だと悩むJRA。
方や実績は申し分ないデムーロ騎手を不合格。
結局JRAは何をしたいのだ?
競馬ファンには…いや、少なくともオレにはさっぱり分かりません。
もう一度言う。
それがお役所仕事だってんですよ、JRAさん。
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今日は競馬ファン以外にまったく興味の無いネタですので悪しからず。
日本でもすっかりお馴染みのイタリア人騎手、ミルコ・デムーロ騎手。
1999年の来日以来、毎年のように短期免許を取得してJRAで騎乗している。
その成績は素晴らしいもので、
2003年皐月賞、ダービーをネオユニヴァースで、
2004年皐月賞をダイワメジャーで、
2008年ジャパンカップをスクリーンヒーローで、
2010年朝日杯フューチュリティSをグランプリボス、有馬記念をヴィクトワールピサで、
(2011年には同じくヴィクトワールピサでドバイワールドカップ制覇)
2012年天皇賞・秋をエイシンフラッシュで、朝日杯フューチュリティSをロゴタイプで
そして今年は前年朝日杯を勝ったロゴタイプで皐月賞を制している。
GⅠを9勝(ドバイワールドカップ除く)、重賞28勝を含むJRA通算330勝。
通年JRAで騎乗しているジョッキーでもここまで実績を残せる騎手は稀だろう。
要するにそれだけ有力馬に騎乗できているってのもあるんだろうけど、それは馬主からの信頼が厚いし、また馬主の期待に応えられる腕を持ったジョッキーであると言うことの証でもある。
そんな名手が…JRA騎手試験に不合格とはこれいかに?
今年から外国人にも騎手への門戸を開いたJRA。
その条件として「外国人騎手が試験を受ける場合」を明文化。
競馬法の理解や、日本語でのコミュニケーション能力の条件などをクリアし、合格なら通年騎乗が可能とした。
つーことは何ですか?
短期免許で日本で騎乗を始めて早14年。
デムーロ騎手は競馬法も理解せず、日本語コミュニケーションもろくに出来ない状態で騎乗してたとでも言うんですかい?
いや、仮にそうだとしよう。
それで先に述べたGⅠを9勝、重賞28勝を含むJRA通算330勝の実績。
ハッキリ言うて、JRAが求める競馬法の理解や日本語でのコミュニケーション能力なんてのは、レースでの勝敗にはどうでも良いコトだと言わざるを得ないね。
つまり、現状のデムーロ騎手レベルの競馬法の知識及びコミュニケーション能力でも十分だろうが!って話ですよ。
もしオレがシルクホースクラブで出資しているお馬に、厩舎や関係者とのコミュニケーションも完璧で競馬法を一字一句間違えずに暗唱できるけども年間未勝利の騎手と、JRA騎手試験を落ちたデムーロ騎手のどっちに乗ってもらいたい?と聞かれたら、0.01秒後には「デムーロ騎手に決まってるやろ!」と答えます。
結局はそういう事なんですよ。
馬主にとって重要なのは結果を出せる騎手かどうかなんですよ。
それを「試験」という机上の空論で合否を決めるJRA。
毎度毎度言いますが、それがお役所仕事だって言うんですよ。
毎度毎度言いますが、それがオレは競馬は好きやけどJRAは好きになれない理由の大きなところなんですよ。
一方で今回の一次試験を唯一突破したのが今年NHKマイルカップをマイネルホウオウで制し、号泣インタビューで話題となった柴田大知騎手の双子の弟、柴田未崎元騎手。
ほほう、やっぱり騎手への未練を捨て切れずに再度猛勉強したんだなぁと感心しておりましたら…
これまでも引退騎手の受験は可能だったが、JRAは騎手不足の現状を踏まえ、今回からは技術試験の免除など条件を緩和して復帰への道筋を広げる施策を取っていた。
…とのこと。
この要綱に沿って一次試験を突破した柴田未崎元騎手に何の異論も無い。
二次試験も頑張れよ!とエールを送りたい。
オレが気になったのは「騎手不足の現状を踏まえ」って部分。
騎手不足?
障害レースは確かに騎手不足だ。
が、平地競走においては騎乗馬が週に1鞍しか無い、もしくは全くない騎手がわんさかいるのに騎手不足?
どこをどう解釈したら騎手不足だなんていう結論に達するのだ?
あえて騎手に関して問題があるとするならば、一部の有力騎手に馬が集中しすぎて先にも述べたように競馬があるのに騎乗機会の無い騎手がわんさかいるコトだろう。
でもオレはそれが問題があるとは思わない。
だって、騎手の世界は優勝劣敗。
力の無い者は排除されて行くんですよ。
これが力じゃ無く、いわゆる「政治力」的なものが働いての結果やったら大問題やけどね。
騎乗馬の無い騎手が多く存在する中で騎手不足だと悩むJRA。
方や実績は申し分ないデムーロ騎手を不合格。
結局JRAは何をしたいのだ?
競馬ファンには…いや、少なくともオレにはさっぱり分かりません。
もう一度言う。
それがお役所仕事だってんですよ、JRAさん。
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