サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

某兄弟の確執問題に見る裁判員制度への不安

2005年06月19日 09時04分32秒 | 独り言
先週は確執問題が取り上げられている某兄弟の弟がテレビ(主にワイドショー)に出まくってしゃべりまくってたな。
以前はむしろ弟の方が黙って兄貴がよくテレビでしゃべってた。
その時までは、弟の方が整体師に洗脳されてる、とかいう話もあったから兄貴ええモン、弟悪モン、みたいな構図がオレの中に出来上がっていた。
それがやね、先週弟がしゃべりだしたら今度は兄貴がダンマリを決め込んだ。
弟の話を聞いとったら、なんか兄貴ニコニコして愛想あるみたいやけど、実は内心腹黒い人間みたいに見えるで。
弟の言うことがホンマやったら、兄貴が言ったことほとんどウソになるやん。
どっちかが自分がエエモンになるように言うてるんやろけど、今の段階では判断できへん。
問題はこれはただの兄弟喧嘩やから外野は黙って見とけばええんやけど、裁判員制度になったらそうはいかんちゅうことや。
素人のオレらが刑まで決めなアカンらしいやん。
しかも裁判員として呼ばれるんは殺人、放火、強盗、誘拐みたいな絶対新聞に載るくらいの重大事件が対象みたいやん。

オレが言いたいんは、オレらは素人や。まして情とか先入観に動かされる人間ちゅう生き物や。
某兄弟の確執問題を例にしたんは、オレの中では兄貴は愛想エエ、弟愛想悪いうえに洗脳されてた、ちゅう先入観があるからどうしても弟の話を疑って聞いてしまうんや。
仮にやで、この確執問題でホントのこと言うてんのは弟の方とするやん。
検事(兄貴側)が情に訴えるような口の立つ人間で、弁護士(弟側)が頼りない人間やってみ。
たぶんオレやったら弟有罪にするで。
これがホントの裁判やったら、被告人が例えば前科があったり逮捕歴があったら、そんな人間やという先入観で見るやろ。
だからホントは無罪の人間でもオレらの先入観のせいで有罪になりうるんやで。
無罪の人間が有罪になってしもたら、その本人だけやなく、周りの人間の人生も狂わすことになりかねんやろ。

そんな恐ろしいことオレら素人にやらして大丈夫なんかい?
オレは冷静かつ平等に人間を見ることなんかできへんで。
初対面の人間やったらまず見た目で内面をも判断してしまう危険もあるし、オレはそんなことする人間や。
金髪・茶髪は遊び人、黒髪は真面目、みたいなね。
裁判員は一生に1回くらいしか順番回ってけえへんとか言うけど、1回でもイヤなもんはイヤじゃ。
世論調査でも70%以上の人が不安持ってるらしいやん。
2009年には始まってるみたいやけど、大丈夫なんかい?マジで。
コメント (5)
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