プリンスの死因については、いろいろ言われているようですが、まだ推測の段階です。
2009年くらいから、やせすぎに見えます、もともと細い人ですが、不健康そうです。
なぜ、プリンスはアメリカ人なのに、157センチほどのチビで、元気な若いときでも、痩せているのか?それは、命式で日干の乙が戊に囲まれているせいだと思います。
プリンス 1958年 6月7日 PM6時17分 アメリカ ミネアポリス
戊戌
戊午(月令 火)
乙卯
戊寅
確かに、乙にとって戊は、準和用神なわけですが、保護作用があるといっても、己のように、根を広げる、伸ばす、あるいは癸のように、甘やかすわけではないので、乙の根から養分を奪うような一面もあります。こういうタイプの人は太れません。
かつ、プリンスの月令は火で、戌午寅の3合がそろっています。これが、プリンスの枯れない創作力の源になっていますが、多すぎます。3合になると、点数は1.5倍増しになるとも言います。
51歳からの大運は癸です。癸は年干の戊と変化干合になり、年干は火になります。この頃から、火の点数が27点、1.5倍増しで考えると、40点くらいになるので、増えすぎです。真夏の火は、乙を弱めます。50歳くらいから、体調をくずしていたと思われます。火は食傷ですから、創造力は強まりますが、音楽が次々、沸いてくるけど体がついてこない感じでしょうか。
55歳で、大運の癸は終わるわけですが、5年間自分を弱める年が続くので、後遺症はあります。すぐには復活しない。56歳行運は甲、57歳は乙、体調は少し回復。そして、今年の丙。夏の太陽は、甲や乙にとって、大変やっかいです。事故運あり、体調も壊す。
プリンスは、自殺ではないことは明らかなようですが、本人としては、体調は悪かったが、気を失うように眠っただけと思っていた。目が覚めてみたら、自分は死んでた、みたいな感じじゃないでしょうか。
51歳から、癌や、エイズなどの病気に罹っていた可能性はあると思います。でも、今すぐ死ぬとは思ってなかった、事故性高しと見ます。
よく命式よりも、行運が大事みたいな言い方もするのですが、プリンスは、行運よりも命式といいたい人です。運より、本人の才能とでもいいましょうか、天才的な人であることは確かです。
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