ひょうごの在来種保存会

会員さんも800名を越えました。活動報告を発信します。

保存会通信17号(25年春)丹波ささやま山の芋 フェスタを終えて2  セレクト 住本 佳英

2013年05月12日 | 保存会通信17号
丹波ささやま山の芋フェスタを終えて2            
セレクト 住本 佳英

みなさん、先般は多大なるご支援をいただきありがとうございました。
無事フェスタを終えることができ、ほっとしています。
ほっとしてるのに、山根さんから「苦労したことなどを書いてくれ!」と言われ、書かないで放ってたら「まだか!」と言
われ、しぶしぶ書いてます(笑)

もともとは田中部会長に在来種保存会があいさつに行かれるときに、たまたま私が同席し、緊張感のある場に耐え切れず、
「イベントでもやってぱあ~とやりましょ!」的なことを思わず口にしてしまったことが発端でした。

ぼくのなかでは農家さんや在来種メンバー、料理人さんで、バーベキューでもして懇親を図るつもりだったんですが、翌年、山根さんから「イベントどうなってるんや!」と再三にわたってお電話をいただき、(このしつこさは見習いたいです)なかなか形にできなかったので、ながほり中村さんに一緒に北海道に行ってたときに、相談をしました。

「わかった、まかしとき!(これ怖いんです)」で帰ってきて、ドミニクコルビさんと田中部会長のところに出かけられ、帰ってこられてから、「フレンチ、イタリアン、和食で山の芋料理の競演をやることになったから。(えっ~!)山中さんと上野さんにはOKもらってるし、あと料理人40人位住ちゃん集められるやろ。頼むよ」と言って風のように去っていかれました。

こうしてあとには引けなくなり、やっと重い腰をあげた僕でした(笑)

丹波に行き、酒井さんと相談し、丹波のことはすべて酒井さんにお任せし(酒井さんすみませんでした)ぼくは料理人さん
との打ち合わせと、大阪メンバーを集めることに集中できました。

苦労した点はドミニクさんが東京の方だったので、なかなか打ち合わせしづらかったのと、猪肉と山の芋の値段があまりにも
高かったので食材費が思ってたよりもかかってしまったことくらいです。ほかにもいろいろあったと思いますが、会場での楽し
さもあって忘れてしまいました。特に今回一人八千円円という結構高い会費を払い、住本のためにと集まっていただいたうちお客さんでもある大阪の料理人さんのメンバーには感謝してます。
なんとか勉強していただいて、楽しんで帰っていただかなければとおもいましたし、それが僕の重い腰をあげさした最大の要因でした。終わりのあいさつのとき楽しんではるみんなの顔見て、少し胸が熱くなりました。

最後に今回これだけの数の志しの高い生産者と料理人が懇親を図ることができたフェスタを実現できたことをうれしく思います。
非常にレベルの高い会であったと思うし、私自身もプラスになることが、多かったです。
携わっていただいた関係者の方々本当にありがとうございました。

今年以降のことはわかりませんが、道筋はつきました。
やはり地元のことなので、今度はささやまのみなさんが協力して主催していただけたらいいなと思います。
協力は惜しみませんのでよろしくお願いいたします。