午前4時過ぎ、ゆっくりとベランダを打つ雨だれの音で目が覚めました。休養日だし、もちろんもうひと眠り。怠惰な私が次に目が覚めたのは7時半すぎでした。食事を済ませましたが、特に予定もなし。ときどき側に置いた愛用のラケットをいじりながら撮り溜めたビデオをいくつかみてお昼。玄関を開けて見上げた空からは、まだ小雨が…。
午後3時を過ぎ、やっと雨が止んだところでミニミニ散歩。同じ年格好の男性と、何人もすれ違いました。残念ながらめぼしい花には出会えませんでした。
ということで、きょうの花は昨日の練習の合間の散歩で見つけた「カワズザクラ（河津桜）」です。植物園近くの田んぼの脇に1本だけ植えられています。すでに花のピークを超えたようですが、まだまだ艶やかなピンクに輝いていました。ネットなどを調べると、河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種で、1月下旬から2月上旬にかけて開花。昭和30年（1955）ころに河津川河畔で見つかった品種で、原木はいまでも民家の庭で生育しているそうです。私が河津桜と出会ったのは土地整備事業の記念碑の側ですから、事業の完成を記念して植えられたのかも。先を切られた枝の白い板には、赤マジックで「河津桜多弁」と書いてありました。「５、６、７弁の花が咲く」という珍しい「河津桜多弁雑（たべんさい）」という品種なのかも？ 間もなく花は終わりますが、テニスの合間に是非観察してみてください。明日はリバーの練習日です。
（64蛍）
