川越リバーのブログ

ソフトテニスが大好きな「川越リバー」の動向です。HP「リバーの小部屋」も訪ねてくださいね、会員も募集中です

ややこしい花

2020年05月31日 14時50分11秒 | ソフトテニス

 九州に続いて四国も梅雨入り。散歩に出て見上げた空は、濃くはないけれど鼠色の雲が広がっていました。関東甲信の梅雨入りも間もなく。このところ右(南)に出ることが多かった気ままな散歩ですが、きょうは何となく左に曲がって北へ。しかし、商店や住宅が多くて東に向かい、さらにいつの間にか南へ。結局は、いつもの堀兼の畑地帯に出ました。

 春先までは作物がなく関東ローム層の茶色だけだった畑には、先日お話ししたジャガイモとは違う緑の畝が続いています。近寄ってのぞくと、葉の陰に枝豆のサヤがぶら下がっています。大豆でした。収穫には、いま少し時間が必要かも。青い未成熟の豆を収穫するのが枝豆で、成熟させると大豆。ゆでた枝豆をつぶして餅に絡めたものはズンダ餅。宮城や山形の名物ですね。大豆は古くから栽培され、縄文時代の遺跡から出土しているとか。でも、連作障害を起こしやすいので、育てるのも大変でしょうね。隣の畝では、この辺りの“特産品”の里芋が30㌢ぐらいの楕円の葉を広げていました。

 きっと梅雨の雨が、植物たちを大きく豊かに育てるのでしょうね。何となく雲行きが変です。来がけに見つけた白い「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」の写真を撮ってUターンです。「白花赤花夕化粧」なんて呼ぶのかな。ややこしいです。5月もきょうで終わり。1日だけ1万歩に届きませんでしたが、トータルでは36万歩、250㌔を歩きました。

(64蛍)


きっと美人の花

2020年05月29日 15時59分09秒 | ソフトテニス

 朝7時過ぎに、小平とハワイの娘と孫たちからLINE。グループ通話で30分ほど、わいわいガヤガヤ。皆、元気そうです。朝食を済ませて散歩へ。暑くなりそうなので、ペットボトルに清涼飲料を入れて持ちました。すれ違う方は皆一様にマスク姿です。でも、少し早歩きを続けると、マスクをしているからか“酸欠”(?)で頭が痛くなります。無理をしないように1時間半で6.5㌔、1万歩弱で終了です。

 さて、今から1000年以上昔の中国のお話。唐が滅亡した後、南漢を建国した劉隠の素馨(そけい)という名の侍女が亡くなり、埋葬したところ良い香りがする3㌢ほどの白い花が咲いたそうです。そこで侍女の名前をとって花は「素馨」と。その白い花(オオバナソケイ)から作られた香料がジャスミンです。前置きが長くなりましたが、きょうの花は黄色いジャスミンのような「キソケイ(黄素馨)」です。1.5㌢ほどの花は、強くはないけれど甘い香りがします。いま、玄関先の鉢で元気に咲いています。探しても分からなかったけれど、素馨という侍女はきっと「美しい人」だったのでしょうね。

 コロナウイルス禍で利用制限が続いている市営コートは、6月9日から利用再開が決まりました。周辺の自治体でも次々と制限解除に動き出しています。「3密」や手洗い、うがいなど、新しい生活様式を守りながら、ゆっくりとソフトテニスを楽しみましょうね。

 (64蛍)


葉のない花

2020年05月27日 14時50分21秒 | ソフトテニス

 周回散歩ではなく、久しぶりに自由散策に出掛けました。東へ。途中、昔所属したクラブのコートでは4人が乱打の真っ最中。ボールを打つ音が心地良いです。道路沿いの畑では、白や薄紫のジャガイモの花が咲き始めています。その先には、だいぶ丈が伸びた飼料用のトウモロコシや枝豆が植えられていました。茂みにはスイカズラが白や黄色の花も。きっと今頃、ジャクパのコートのフェンスにも絡みついて甘い香りの花を咲かせているでしょう。

 オオタカの森に差し掛かったあたりで、目の前を黒い生き物が横切りました。人の足音に驚いたトカゲがアカツメクサの茂みに駆け込んだようです。その茂みの中に丈が50㌢ほどの茶色の植物が何本か。「枯れかけているのだろう」と思いましたが、確認すると茎には葉がなく、1.5㌢位の唇形の花がびっしりと付いていました。帰宅してから調べると「ヤセウツボ(痩靫)」という地中海原産の要注意外来植物。葉緑素を持たないから茶色で、シロツメクサなどのマメ科植物に寄生して生きていくそうです。確認しませんでしたが、側のアカツメクサに寄生しているのでしょう。

 写真を撮って、さらに東へ。月1Kコーチたちが練習に使う私立高校のコートは「休業中」で無人。でも、間もなく学校も再開されてボールを打つ音も戻るでしょう。ここで方向転換。ブラブラ散歩は2時間、帰宅したときには9.5㌔も歩いていました。

(64蛍)


八の字髭の花

2020年05月25日 13時03分14秒 | ソフトテニス

 歯を磨いていると背中で「ブーン、ブーン」と羽音。風呂場の網戸に小型の蜂が体当たりしていました。開いていたリビングの窓から迷い込み、出口を探して風呂場に入り込んだのでしょう。50年前の入社試験の作文で書いた書き出しと同じ風景です。作文はこの後、“出口”を探す蜂とこれからの人生に“惑う”自分を重ねて「結び」にしました。50年経っても「うろうろ」することのなんと多いことでしょうか。でも、前に進むしか…。

 そうだ、特別給付金が振り込まれているかも。そこで駅前の銀行まで散歩がてら出掛けました。銀行は窓口もATMも長い列が外まで続いていましたが、密接を避けながら並びました。10分ほどで順番が来ました。記帳すると、確かに20万円が振り込まれていました。いずれ、税金でお返しすることになるのでしょうから、遠慮なく使わせていただきます。年金暮らしの身には、ありがたい給付金、10万円だけ下ろしました。

 帰宅した庭で「ユキノシタ(雪の下)」が咲いています。下向きの長さ1㌢位の白い大きな花びらが2枚と、ピンクの模様が入った小さな花びらが3枚。なんだか「八の字髭爺さん」のような花です。かなり前から咲いていたようですが、数日前まで気がつきませんでした。明日はリバーの練習日です。コート管理者のジャクパから、コートや駐車場で「3密」を避けるための協力要請があり、当分、ビジターの参加をご遠慮いただいています。申し訳ありません。

 (64蛍)


”自衛”する花

2020年05月21日 11時03分15秒 | ソフトテニス

 

 朝から細かな雨。すっきりしない天気が続きます。自粛解除後2度目のリバーの練習日ですが、出来るかどうか微妙です。九州と沖縄は、既に梅雨入り。どうやら、「走り梅雨」でしょうか。テニス大好き人間にとっては“天敵”の季節が近づいているようです。

 というわけで、午前中の散歩はなし。ゴミを集積所に運んだあと、ストレッチで体をほぐしながら「きょうは何をするかな…」。物置代わりの2階の部屋から、何年もほったらかしのクラシックギターを取り出しました。まずはチューニング。でも、5弦の「A(ア-)」の音を確かめる音叉が行方不明。「これは何?」と聞かれ、孫にあげたようです。適当に調律して弾き始めましたが、しっくりしません。思いついてインターネットを探すと、調音用の「Aの音」がありました。

 「これで良し」とギターを抱えましたが、今度は指が思うように動きません。右指は違う弦を弾いたり、引っかかったり。すぐに、弦を抑える左指先が痛くなってきました。確かめると、弦の跡が付き、赤くなっています。アルペジで分散和音を奏でるつもりが、とても和音になりません。これは、しばらくは無理。左手の指先が硬くなるまで、根気良く練習しますか。

 きょうの花は「ムシトリナデシコ(虫取り撫子)」。紅色の1.5㌢くらいの花を次々と咲かせています。葉の下に名前の由来になった粘着物質を分泌するのは、虫を捕食するためではなく、蜜を取りに来るアリの侵入を防ぐためだそうです。

(64蛍)