九州に続いて四国も梅雨入り。散歩に出て見上げた空は、濃くはないけれど鼠色の雲が広がっていました。関東甲信の梅雨入りも間もなく。このところ右(南)に出ることが多かった気ままな散歩ですが、きょうは何となく左に曲がって北へ。しかし、商店や住宅が多くて東に向かい、さらにいつの間にか南へ。結局は、いつもの堀兼の畑地帯に出ました。
春先までは作物がなく関東ローム層の茶色だけだった畑には、先日お話ししたジャガイモとは違う緑の畝が続いています。近寄ってのぞくと、葉の陰に枝豆のサヤがぶら下がっています。大豆でした。収穫には、いま少し時間が必要かも。青い未成熟の豆を収穫するのが枝豆で、成熟させると大豆。ゆでた枝豆をつぶして餅に絡めたものはズンダ餅。宮城や山形の名物ですね。大豆は古くから栽培され、縄文時代の遺跡から出土しているとか。でも、連作障害を起こしやすいので、育てるのも大変でしょうね。隣の畝では、この辺りの“特産品”の里芋が30㌢ぐらいの楕円の葉を広げていました。
きっと梅雨の雨が、植物たちを大きく豊かに育てるのでしょうね。何となく雲行きが変です。来がけに見つけた白い「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」の写真を撮ってUターンです。「白花赤花夕化粧」なんて呼ぶのかな。ややこしいです。5月もきょうで終わり。1日だけ1万歩に届きませんでしたが、トータルでは36万歩、250㌔を歩きました。
(64蛍)