川越リバーのブログ

ソフトテニスが大好きな「川越リバー」の動向です。HP「リバーの小部屋」も訪ねてくださいね、会員も募集中です

淡紅の糸の花

2019年06月30日 17時01分30秒 | ソフトテニス

 散歩道の坂道に面した外壁の上。2センチ位の白い4弁花の名前が分かりません。「こうなったら世話している方に聞こう」と、昨日、雨の晴れ間の散歩。巡り合った私よりも少しだけお年を召した女性が「あれは“バイカアジサイ”」と教えてくださいました。最初の出会いから2週間、既に花の時期が過ぎていたので写真は諦めました。

 お礼を述べて帰ろうとすると「こちらの花も面白いですよ」。庭で見せて下さったのが、きょうの花。淡い赤紫色のネコジャラシのようです。「カライトソウ(唐糸草)といって中国の名前ですが、日本固有の植物なんですって」と女性。7、8センチ位の花穂が弾けて写真のように赤紫の細長い雄しべ垂れ下がります。それが唐渡りの美しい糸のようだと、ついた名前。

 決して広くはない庭でしたが、清楚な白い落葉松草(からまつそう)や薄紫の穂状の花をつけた九蓋草(くがいそう)、青紫色の花の唐沙参(とうしゃじん)など、鉢植えや地植えで珍しい山野草がそここに。「いつかまた、写真を撮らせてください」と、お願いしました。

 明けて日曜は桜の練習日。当初はクレーコートでしたが、雨の影響で使えません。急きょ確保した智光山コートに11人が集まりました。レフティー名人から「リバーの火曜日の練習は大会で参加者が少ないから来ない?」。ということで、久しぶりにお邪魔します。皆さん、飛び入りも歓迎されますよ。

(64蛍)


思い巡らす花

2019年06月29日 11時09分27秒 | ソフトテニス

 一年ほど前に近くの雑木林が切り開かれて、造成地が出現しました。間もなく「住宅は建てられませんが水道はあります」などと書かれた売り出しチラシ。価格は高くはありませんでしたが、あまり興味もなかったので忘れてしまいました。暫くすると完売したようで、いまでは家庭菜園や駐車場、そして作業場のような構造物が幾つか造られています。

 造成地はテニスコートが4、5面取れそうなスペース。「買ってコートを1面作るのも面白かったかな」などと、女房殿に叱られるだろう夢を思い描きながら散歩。菜園の一角で出会ったのがきょうの花です。5~8センチ位の鮮やかなピンクや白、濃い赤。調べると「ムギワラギク(麦藁菊)」。オーストラリアの花で「ヘリクリサム」とも。ギリシャ語の「太陽」と「黄金」が名前の語源。花がドライフラワーのように見え、麦藁で出来ているようだから麦藁菊になったそうです。「帝王貝細工(ていおうかいざいく)」という勇ましい別名も。その由来は良く分かりませんが、貝細工のようにも見えるから? でもなぜ「帝王」なの…。

 思いを巡らすうち、「Mama, Do you remember the old straw hat you gave to me…」。麦藁帽子がキーになる小説「人間の証明」です。「母さん、僕のあの(麦藁)帽子どうしたでしょうね」で始まる映画の主題歌は西条八十の作詞、ジョー山中が英訳して歌ったのだとか。リバーの次の練習は火曜日。雨が心配ですが、降っていなければ飛び入り参加しましょう。

(64蛍)


遠慮がちな花

2019年06月28日 11時21分44秒 | ソフトテニス

最近買った文庫本を読んでいて、調理法で「千六本切り」という切り方があることを知りました。どうやら千切りと同じようです。調べてみると、食材の切り方はいくつもあります。女性陣はご存知でしょうが①輪切り②微塵切り③乱切り④半月切り⑤笹掻き⑥銀杏切り⑦手綱切り⑧鹿子切り⑨ぶつ切り“きり”がありません。そして「千切り」は「繊切り」とも。「千六本切り」は、マッチ棒位の2ミリ幅で、千切りより少し太め。また、「千六本切り」の出所は、どうやら中国語。細いという「繊(シェン)」と大根の「蘿蔔(ルゥオポ)」とがなまって「せんろっぽん」となったようです。コンマ何ミリで変わる料理の何と奥深いことか。

花は先日の散歩で見つけた1センチ位の黄色い花。やや肉厚の細かな葉には、微細な毛が生えていて白っぽく見えます。葉の間から遠慮がちに頭を出す花。名前は「シロタエギク(白妙菊)」。北アフリカから南欧に自生する花で「ダスティーミラー(Dusty miller)」と。直訳すれば「ホコリまみれの粉屋」。どうやら白っぽい“シルバーリーフ”を観賞する植物でした。

リバーは2日連続の練習日。令和最初の台風となった3号が通過していて、思い出したように降る雨。しかし、台風は間もなく関東沖を通過して、気まぐれ雨もなくなるはず。きっと、練習は無事に行われたでしょう。来週も予報は雨ですが、止んでいればリバーの練習は火曜日です。昨日、練習をしたので私は休養日。そろそろ、散歩に出掛けます。

64蛍)


双子のような花

2019年06月26日 14時05分48秒 | ソフトテニス

 6月も残りわずか。今年は手作りのジューンベリージャムを諦めました。昨冬、大胆に枝を剪定した結果、春の花数が少なく赤い実は例年の10分の1位。なので「鳥たちのごちそうになれば」と収穫しませんでした。そして先日の強い雨で、すっかり落ちてしまいました。

 さて、水曜会テニスの日ですが、ゆえあってお休です。この10年余り、宿痾のごとく悩まされてきた「1本」と、お別れです。髪の毛ではありません。右下の奥歯。幼いころから歯磨きの習慣はありましたが、いい加減だったからでしょう。小3のころには歯科の椅子に座って口を大きく開け“ガリガリ”“ウィーン”。手に汗を握りながら耐えた記憶が何度も。なので歯科医が大嫌い。しかし、時に肩こりを誘発させたり、歯根が疼いたり、とうとう観念しました。

 「激しいスポーツは厳禁」ということで、ブログ。花は昨日の散歩で出会った「コンフリー」。もちろん名前は知りませんでした。ぶら下がる袋状のピンクの花は1.5センチくらい。“双子”のように見えます。蜜が多いのか、アリやハチが渡り歩いていました。「鰭玻璃草(ひれはりそう)」とも。ヨーロッパから西アジアに咲く花。明治時代に家畜の飼料として日本に入ってきたものが、野生化したようです。明日、明後日はリバーの練習日ですが、お天気は下り坂。大きな大会が近いので、練習できると良いですね。あなたの飛び入り参加も、きっと大歓迎されますよ。

(64蛍)


食卓に上る花

2019年06月25日 13時26分12秒 | ソフトテニス

 雨の名残をたっぷりと残した狭い庭のロウバイの木陰で、ハンゲショウガ(半夏生)が存在感を示しています。雲間からのぞいた日を受けたカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)は重たげに頭を垂れています。そのクリーム色の花を見ていて、ソフトクリームを食べたくなりました。

 庭にはトマトも3株植えてあり、2センチ位の黄色い星型の花をつけ始めました。一昨年までは2階のベランダのプランターで育てていましたが、世話が易しい地植えにしました。トマトは日本だけでも100種類以上、世界だと8000種を超えるとか。南米のアンデス高原がトマトの“故郷”。日本で生産量が一番多いのは熊本県。また、野菜の消費量ではダイコン、ジャガイモ、キャベツ、タマネギに次いで5番目だそうです。我が家の庭で育てているのはミニです。そのうち食卓に上ることを期待して写真に撮りました。

 大型量販店で用事を済ませ、そのまま散歩に。①アジサイ②バラ③ペチニュア④ホタルブクロ⑤クレマチス…名前を知らない花にも沢山出会いました。名前を調べて、いずれご紹介する機会があるかも。リバーの練習はKコーチの指導日です。皆さんは昼休みが終わって、総合練習で熱戦を展開しているでしょうか。次の練習日は木、金ですが、天気が心配。雨でなければ、飛び入り参加しましょう。きっと、大歓迎されますよ。

(64蛍)