散歩道の坂道に面した外壁の上。2センチ位の白い4弁花の名前が分かりません。「こうなったら世話している方に聞こう」と、昨日、雨の晴れ間の散歩。巡り合った私よりも少しだけお年を召した女性が「あれは“バイカアジサイ”」と教えてくださいました。最初の出会いから2週間、既に花の時期が過ぎていたので写真は諦めました。
お礼を述べて帰ろうとすると「こちらの花も面白いですよ」。庭で見せて下さったのが、きょうの花。淡い赤紫色のネコジャラシのようです。「カライトソウ(唐糸草)といって中国の名前ですが、日本固有の植物なんですって」と女性。7、8センチ位の花穂が弾けて写真のように赤紫の細長い雄しべ垂れ下がります。それが唐渡りの美しい糸のようだと、ついた名前。
決して広くはない庭でしたが、清楚な白い落葉松草(からまつそう)や薄紫の穂状の花をつけた九蓋草(くがいそう)、青紫色の花の唐沙参(とうしゃじん)など、鉢植えや地植えで珍しい山野草がそここに。「いつかまた、写真を撮らせてください」と、お願いしました。
明けて日曜は桜の練習日。当初はクレーコートでしたが、雨の影響で使えません。急きょ確保した智光山コートに11人が集まりました。レフティー名人から「リバーの火曜日の練習は大会で参加者が少ないから来ない?」。ということで、久しぶりにお邪魔します。皆さん、飛び入りも歓迎されますよ。
(64蛍)