川越リバーのブログ

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"高嶺"の花

2020年06月29日 12時08分12秒 | ソフトテニス

 梅雨の中休み。雲もありますが洗濯日和です。奥様は洗濯物を外に干したまま出掛けました。多分、きょうは雨は来ないだろうし、明日以降は再び雨模様だとか。そこで「誰かテニスの相手をしてくれる奇特な人はいないか」と探しましたが、いません。9時過ぎ、山羊さんのように“〽仕方がないから お手紙…”は書かないで散歩に出ました。

 特に目的はありません。なので東へ2㌔、次に南西へ2㌔、最後に北東へと適当に向きを変えて何となく三角形を描くように歩いてみることにしました。最初の方向転換は不老川のたもと。辺りの畑には枝豆がいっぱい。所々、緑色が浅いのは先日教えてもらった「窒素肥料が足りないから」。久しぶりの外遊びなのか、幼稚園には子供の声が響き、小学校では児童が鉄棒に挑戦していました。いまの私は、懸垂は出来ません。

 キカタバミや青空色のツユクサ、そして少し暑苦しい気がするオレンジ色のノウゼンカズラ。「きょうの花は…」と思っていて出会ったのが白い葉に守られた「コンロンカ(崑崙花)です。標高6000㍍以上の山が200峰以上連なる崑崙山脈に積もる雪をイメージして付いた名前だとか。1.5㌢位の黄色い星形の花と白い葉。車を磨いていたご主人に断って写真を撮り、名前をうかがうと「ハンカチノハナです」。帰宅して調べて崑崙花という名前も知りました。白い葉に見えたのは萼片。熱帯アフリカやアジアの亜熱帯地域が原産地とありました。

(64蛍)


カクタス咲きの花

2020年06月27日 12時42分36秒 | ソフトテニス

 蒸し暑く、雨も降るかもと思い、朝9時前に散歩に出ました。気の向くまま歩いて堀兼の畑地に出ました。名産の里芋の丸い葉は3週間ほど前に比べ、倍の60㌢ほどに育っていました。真っ直ぐな道を歩いていて、風景に違和感を感じて立ち止まりました。住宅のほとんどが、道路に対して45度斜めに建てられています。なので駐車場も三角形です。

 「使いにくいと思うけど…どうして?」-“ムズムズ”と悪い癖。首を傾げながら行くと、同年配の男性が梅の木に脚立を掛けて剪定作業をしていました。「すみません」と声を掛け、何故、住宅地の入り口が斜めなのか尋ねました。「エッ、なんでだろねえ。考えたこともなかったね。分からない」と、ニッコリ。「つまらないことを尋ねました」と、お詫びして先へ。多分ですが、江戸時代に新田開発された畑地は東西南北を指す四角形で、後から道路が斜めに開通したため「切り出しナイフ」のような5角形の住宅地になった-のかな。

 きょうの花は不老川沿いの畑で出会ったカクタス咲き(?)の白い「ダリア」。カクタスとは「サボテン」の英語名。花びらが細くよじれているのがサボテンの針に見立てて「カクタス咲き」というのでしょうね。ダリアの原産地はメキシコ。そういえば、サボテンマークの「カクタス石油」という名前を聞いた記憶があります。ダリアの奥には紫色の10㌢位の葱坊主のような花も咲いていました。こちらは、どうやら「アリウム・ギガンチウム」。ネギやニンニクの仲間だとか。

(64蛍)


ポッキーさんの花

2020年06月20日 20時43分18秒 | ソフトテニス

 練習を始めて1時間近く。次のステップに移ろうとしていたところで、コートにいた仲間の動きが止まりました。「あっ、ポッキーさんだ!」と言う声で振り返ると、黄門様(旦那様)が押す車椅子に座ったポッキーさんの姿がありました。コートに戻ってきたのは、昨年7月の練習中に突然、気を失って倒れて救急搬送されて以来、11カ月ぶりです。

 すぐに、周りを仲間が取り囲み「とても、元気そう」「もう一度、一緒にテニスをやろうね」と声を掛けます。目深にかぶった白い帽子と赤いバラの花があしらわれた手作りの白いマスクの間からは、大きな丸い目がのぞいています。頬も少しふっくらとして、肌も艶々していました。折々にお見舞に出掛けた仲間からは「黄門様と散歩していました」と聞くなど順調に回復しているのは知っていました。1時間足らずの滞在でしたが、嬉しい時間を過ごせました。

 どうやらポッキーさんは「もう一度、コートに立つんだ!」という、強い意志を持っているようです。「人は思いで人生を変えることが出来る」と、聞いたことがあります。そして「強い信念と明るい笑顔には奇跡を起こす不思議な力がある」とも。きょうの花は、明るい笑顔のポッキーさんのような「ヒマワリ(向日葵)」にしました。原産地は北米大陸。16世紀になってヨーロッパに渡り、世界に広まったそうです。日本に来たのは江戸時代だとか。ポッキーさん、コートで皆さん待っていますよ。

(64蛍)


弥次郎兵衛の花

2020年06月15日 15時27分09秒 | ソフトテニス

 関東甲信が梅雨に入ったのは、平年に比べ3日遅い今月11日です。昨日の桜クラブの練習も時折、小雨が降る中で行いました。参加メンバーが少なく、久しぶりにたっぷりと打ち込みをしたからか、今朝は右腕に張りが残っていました。

 ということで、きょうは休養日です。梅雨の期間は概ね45日前後。来月20日過ぎには、太平洋高気圧によって梅雨前線が北に押し上げられて梅雨明けとなるはず。「梅雨」の語源の一つは、「梅の実が熟する頃」だとか。桜クラブがよく練習する智光山コートの近くにも梅林があって、「無断立ち入り禁止」の看板が建てられています。そろそろ実の収穫が始まっているかも。未成熟の青い実は「梅酒」に、熟した黄色い実は梅干しに。そういえば、台所の床下収納に入れてある12年前の梅酒は「まだ熟成しないかな…」。

 そんなことを考え、青空を見上げながら散歩へ。1カ月前に春大根を収穫していた広い畑は次の“任務”待つように整地され、反対側の畑では枝豆が実っています。我が家を中心にして円を描くように1万歩。自宅間近で「ヤナギハナガサ(柳花笠)」に出会いました。前に紹介したのは新潟・上越で行われたソフトテニスの東日本大会に参加したとき。「三尺バーベナ」とも。5、60㌢の茎の先端に5㍉くらいの赤紫の花を沢山付けた姿は、まるで風の中でバランスをとる弥次郎兵衛(やじろべえ)のよう。戦後、南米からやって来た帰化植物です。

(64蛍)


蟻が散歩する花

2020年06月13日 19時16分41秒 | ソフトテニス

 止みそうに見えても、またすぐに雨は降ってきます。「これじゃ、テニスはお休みね」と、奥さんの要望で川越にある総合卸売市場に出掛けました。捜し物は白粗目の砂糖。ピクルスを漬けようとして近くのスーパーなどで捜したそうですが、見つからなくて「総合卸売市場ならあるはず」となりました。土曜日ですが、雨降りと時間が遅かったので場内は空いていました。砂糖はすぐに見つかりましたが、初めて来たので少しだけお店をハシゴして帰宅しました。

 雨は止みません。柔軟体操とストレッチ、室内ウオークを30分、万歩計は6000歩を少し越えただけです。夕方、雨が小止みになったところで外に出ました。歩き始めたところで、履いていたビーチサンダルの鼻緒が抜けました。何年か前にハワイで25ドルほどで買い、娘の家に滞在中は買い物や散歩だけでなく遠出するときも履いていました。履き心地が良いうえ、鼻緒が擦れて足にマメが出来ることもありません。新しいサンダルを買ったときに日本に持ち帰り、先が剥がれると強力接着剤で補修して履き続けていました。どうやら、今度こそ寿命。でも、もう一度補修してみようかな…。履き物を替えて歩き、なんとか8000歩をクリアしました。

 花は先日の散歩で出会った「キリンソウ(麒麟草)」。ひょっとしたら間違えているかも。鋭い星形の1㌢くらいの花の上を黒蟻が1匹渡り歩いていました。蜜を探しているのでしょうか。あすは桜の練習日です。梅雨の雨が上がれば嬉しいのですが。

(64蛍)