アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

「組曲 廟堂頌」1.大屋根について

2016年11月10日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
41年前,山形西高校の「心の四季」とともに出会った名曲。

男声合唱組曲「廟堂頌」より大屋根 阿部昌司指揮 山形東高校


浄土真宗東本願寺大谷派関係者によるページ

西本願寺のお堂が収容三千人というのも驚いたが,その大屋根は70cm角の大瓦が何千枚,だそうだ。
京都駅前すぐに東西本願寺,京都の人は愛情込めて「お東さん」「お西さん」と呼ぶらしい。
そして駅から右方面に行き清水寺,さらに進んで祇園。
お金があれば行ってみたい(雑な結果ですみません)

曲紹介するとべらぼうな文字になるので自己規制。
それより阿部先生の振る男子高校生の合唱をお楽しみいただきたい。

なお,この曲は阿部先生が長男を亡くされ沈んでおられたころ,山東生たちが協議して「この曲をやりませんか」と差し出したそう。
噛めば噛むほどにこの仏教的宗教曲,完全に化学反応を起こし,合唱では山形県勢初の全国優勝となっのだ。

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2 コメント

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哀しみから生まれるもの (シズコ)
2016-11-10 21:32:27
Oyaji様、おばんです。スマホからです。演奏聴きました。阿部先生のおそうしきの東音会の演奏を思い出しました。素晴らしかったです。初めてのお子さんを亡くされると言う、筆舌を尽くした哀しみから先生が立ち上がるのには、やはり、大いなる神仏の手が必要だったのでしょうか?それとも、哀しみがこの演奏を産み出したのでしょうか?私にはわかりません。けれど、どちらも事実であり、それが阿部先生の人生を大きく変えたことに目を向けたいと思います。口はばったい事を書きました。ごめんなさい。今こうして、改めて阿部先生の教え子と名乗れる自分を心からありがたく感じます。Oyaji様、アップ本当にありがとうございました。
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限界をギリギリで超えるもの (Oyaji。)
2016-11-11 16:10:59
シズコさん,ありがとうございます(テンプレ的な,ご挨拶の部分をちょくちょく省くかも知れません,御免)

私は若いころ父に,母には四十代で居なくなられて以降,なかなか癒えることはありませんでした。個人的に引きずりやすいだけかもしれませんがね。

教育現場の様子はあなたが本職なので偉そうに言えませんが,たぶんこの年度の山東の音楽部員たちは,素晴らしく賢く,かつ阿部さんを大好きなメンバーだったのでしょうね。
後押しされた阿部さんも,背中を見せながら,涙との勝ち負けをして,前を向く決心をしたのでありましょう。
y=xx(自乗),の放物線の天辺がそのおかげでギリギリでバーを超えられた,そんな人間模様。
仏教的であって(当時)他に類を見ない名曲。
これだけ揃わないと超えられない高さだったのかも。
そして,子供のためにも悲しんでだけいられないという,強い強い思い。

後年,打ち上げで近寄る「熱っぽい酒田の合唱青年」に対し「うんうん」と耳を傾けてくれる「しゃまがだ弁のしぇーおんつぁん」でいらっしゃいました。
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