今年,私のイチ押しの曲,フランシス・プーランクのアヴェ・ヴェルム・コルプス。
近年,プーランクの発する調性があるんだかないんだか(無調か)わからない世界にはまり込んでいる。
そしてこの曲を今週から練習することに。
最初は完全にマイナー,それが美しい。
彼にとって神もマリアもただ美しく賛美する存在ではなく,常に憂いに満ちているようにみえる。
途中から展開し,移調したかと思えばさらに移調したりしていなかったり。
そこら辺は聴き手を疲れさせず自然に軽やか,である。
歌い手も,最初は美しく入れるだろう。
また,展開部からはプレーンな歌い手はついてくるが,悩み多き女性は,迷路に入っていくだろう。
そして私から指摘されて凹んだりもするが,だんだんに美しさの虜になって,最後は楽譜の求める音楽になるのではないか。
混声の「Salve Regin」の初っぱなからの無調に耐えた?のだから。
さて演奏は,チェコの女声合唱で,人数もだいたい私の所と同じ人数だ。
なかなか出来る人たちで,声を張ってもハモッているのが素晴らしい,高音はちょい荒い(風呂の中,ではありますが)
近年,プーランクの発する調性があるんだかないんだか(無調か)わからない世界にはまり込んでいる。
そしてこの曲を今週から練習することに。
最初は完全にマイナー,それが美しい。
彼にとって神もマリアもただ美しく賛美する存在ではなく,常に憂いに満ちているようにみえる。
途中から展開し,移調したかと思えばさらに移調したりしていなかったり。
そこら辺は聴き手を疲れさせず自然に軽やか,である。
歌い手も,最初は美しく入れるだろう。
また,展開部からはプレーンな歌い手はついてくるが,悩み多き女性は,迷路に入っていくだろう。
そして私から指摘されて凹んだりもするが,だんだんに美しさの虜になって,最後は楽譜の求める音楽になるのではないか。
混声の「Salve Regin」の初っぱなからの無調に耐えた?のだから。
さて演奏は,チェコの女声合唱で,人数もだいたい私の所と同じ人数だ。
なかなか出来る人たちで,声を張ってもハモッているのが素晴らしい,高音はちょい荒い(風呂の中,ではありますが)
Ave Verum Corpus (Francis Poulenc)
途中から得意の無調っぽくなると遅いテンポでは難しくなる,けれどテンポアップも不自然。
楽譜の要求に対して指揮者はそれぞれ表現するけれど..私は余り動かさない方ですね。
聴き手の想像に任せます。
プーランクは混声の"Salve Regina"くらいです,悪しからず。
Nコンの走る海も歌いました。
高校生にはどっちも暗くて…
ブログに載せていた歌い方より、身についているテンポは遅いかな。
本番は先生が必ずテンポがあがる方でしたので、
みんなで眉間にしわ寄せてました。
懐かしい…その後はoyaji様がよくご存知の先生で何回か歌ったかな。
それすら20年以上前。
機会があったら、oyaji様の振っているところのプーランク、
聴いてみたいものです。
私は高校の後輩を率いて土の歌の「祖国の土」を指揮した年度です(3年生と6つ違い)
今は,歌詞をつけて初見,ってのが可能な代わり,暗譜は全然です。
テンポは遅いと速いの可能なレンジを探し,メンバーに合わせて曲が生きるように..必然的になります。
カンニング全然きかないし(笑)
指揮者はいろいろ…先生によって解釈もテンポも違ったことを覚えています。
さすがにこの年では…ソプラノは曲への冒涜に感じます。まあアルトなら良いかな。
どっちのパートも覚えてました。若い頃覚えた曲は忘れないもんだなぁ。
境目にいるとパート掛け持ちで行ったり来たりするからか、
最近は暗譜も大変なのに。
プーランクが作る宗教曲は,キリストが磔になることを焦点にあてて作られている。
この曲の難しさは二つある(今のところ)
まず,一般的な「Ave Verum Corpus」の歌詞とかけ離れている部分をどう理解して歌うか。
そして,日本人にプーランクは難しいことだ。
(動画でもろくなのが出てこない)
洗練された曲だけれど,選んだ途端に課題を抱えてしまった。