さすがに最近また忙しくなつてきました。ノンちゃんをかかせていただけるぺーじが増えてきたこと。クオリティをたかめるため皆でいろいろがんばっていること、更に書籍化の話もいただいて、どんどん仕事をすすめないと間に合わない!!感じになつてきたんです。そんなわけでこれが打ちのアシスタントちゃんたちの様子ななんだけどーーーー。
この前朝起きて仕事場におりたら、とっくに帰ったもしくは寝たとおもつていたアシスタントちゃんたちがこんな感じで寝ていてびつくりしてさあ。ああ、私はわたしで必死でネームして打ち合わせして、早くおきて取材にでかけたりたいへんだけど、アシスタントちゃんたちも遅れまい、そしてクオリティをおとすまいとそれそ゛れの責任を果たそうとこんなにがんばつてくれてるんだ、と涙が出そうになつちゃつた。青い作務衣を着ているのがチーフのしのちゃん、椅子で寝ているのが洋子ちゃんとあっちゃんです。もう一人の洋子ちゃんや事務の子達は今日はおやすみ。臨時のすけつとサンも入れたりしたら、随分色んな人に手伝ってもらつて仕事をしているものです。感謝しなくちゃなのだわあ。
本当にね、忙しくなると16時間作業し通しなんてざらだし、何枚かいてもまだおわらなくてね。お使いにいくのもお風呂に入るのもやめたくなる。そんな世界。でも何で私たちがそんな生活できるのかっていったら、先ず漫画がすきなんだよねみんな。そしていま私をそしてノンちゃんを信じてくれているんだなあって、なんか思えたの。私の責任はさあ、先ずは周りのスタッフが頑張れる内容の作品にすること、読者の皆に満足してもらえて、できれば期待以上のものを表現することなんだ゜よね。がんばらなくちゃつて、すごくおもったのでした。一日何千円から一万ちよいくらいの日当でこんな毎日、お金だけのためだつたらできないよね。
でも、それでも書きたい魅力が漫画にはあるんですよ。私も40歳過ぎて何やってんだろこの生活って時々思うけど、でもやっぱり幸せ。で、前はとにかくいきのこりたいとか、生活あるしなあとか、こんな風に書いたら話題になるかなとか、あるいは自分の格が少しはあがるかしらとか、少し姑息な所が作品に対してあったきがするんだけど、今はもうひたすらに、皆に喜んでもらえるものがかきたい。ノンちゃんが皆の疲れた心をいやしてくれるといい。そんな気持ちなんだあ。こんな風に漫画にたいして、やつと20年かけて素直になれました。もっと早くこの境地になれたらよかったのかもしれないけど、生活があったり、親とのいざこざがあったり、それから漫画家を目指すことへのブランクがすごくあったりで、やっぱりこの時間なしではたどりつけなかつたのよね。わたしはさ。だからそれはそれでいいかなつて。
人生長いようでみじかいから、いまそういう状態で書けることをすごく大切にしたいです。
というのがこの前実は友人が病気でなくなつて。それを機会にちょっと里帰りしてお焼香して、祖母のお仏壇もたずねて、それから昔私が「だって幸せになりたいんだもん」(いまは「綺麗が勝ち!」講談社)に書いたyちゃん、18歳でなくなってしまつた私のとても大切だつた親友の女の子ーーーーのお墓参りを、おかあさんとしてきました。友人がまたひとりいなくなつたっていうことは、ご家族のこともおもうに本当につらくて、そうしたらすごくいろんな、私より先になくなった人のことが皆うちよせてきてさ。最近妙に過去が大きな波でうちよせてくるとおもつたけど、皆またトリいなくなってしまうことへの虫のしらせだつたのかなって、そしてこうして友達によばれるように色んな大切だつたひとの思い出の前にたつのは、なんだか意味があることのようなきがしてきたのね。作家としてまだまだと思う反面、もう二十年たっちゃつたよって、もうそろそろ本気にならないとって。ずっとがんばってはきたけど、がんばってきたこの18年っていう漫画家生活にひとつの道しるべをつけるときだなつて、それが私より早くこの世を去っるしかなかった友達へ私ができることなのかなっておもったの、そうしたらね。本当にふしぎなんだけど、私とyちゃんのままが墓石の前にたったとき、今までくもりだつたのに急にひがさしてきて、ほんとうなのよ。応援しているから、がんばりなさいって、皆に空からいってもらつたきがした。わたし、そういえば24年前にココで大泣きしてさ。そのときも曇りだつたのに晴れたのね。yちゃんの納骨の日はすごい雨で。その後なんかいか、離婚したときややっぱり仕事やめようかと思ったタイミングで、私はいつもここににもどつていたんだよね。不思議なんだけどすごくはれていたり、すごく星がまたたいていたり、あるいはとちゅうで必ず日がさすの。いままたゼロからやりなおしなんだなつて、すごくおもいました。
わたし、最近は漫画に集中したいので、作品をかくのと番組にでるいがいはたまにジャズクラブにいくだけで、ほとんど外出せず業界の人にもあわずにいて。でも今こうしてがんばらないと、捨ててきたものや、けっかとして過去においてくるしかなかったものにたいして、言い訳がつかないなつてかんじがするんです。愛も、いっぱいすててきちゃつた。そんな私がどうかわっていくのか、見ていてもらえるとうれしいな、脱皮して、本物になれたらいい。そんなふうに、いまおもいながら繭の中にいるきぶんです。だ゜からこのブログは私にとってすごく心のささえなの、すごくれあにみんなとつながつているきがして。みんな、いろいろまた意見聞かせてくださいね。ナー漫画もよんでくれたら、是非感想きかせてください。ではまたね。今からまたアシスタントちゃんたちとがんばります。
| | Trackback ( 0 )