大陸、香港、台湾の中国語圏で2007年12月に発売予定です。映画公開日の12月13日前後に発売される予定ですが、デジタル版漫画は11月より携帯電話への配信サービスが始まっています。
『投名状』公式漫画のできも上々で、現在、大陸の各都市で販売されている『漫娯』という週刊漫画新聞にて好評連載中です。
さて、今日は現在、週刊『漫娯』に連載中の『投名状』公式漫画を紹介したいと思います。海賊版対策で大きな画像を載せる事はいかないのですが、私が働いている『投名状』公式漫画の版元である広州動漫数碼科技発展有限公司のトニー社長よりOKが出たので、画像を載せる事ができました。
今回の『投名状』公式漫画はデジタル技術も応用して、水墨画の効果を利かせた作品に仕上がっています。多くの香港の時代劇漫画が青年向けで、劇画的要素が強いのに対し、この作品は水墨画の効果を使って繊細な色の濃淡や線の強弱をつけています。絵柄も少年~青年にも好まれる作風になっており、きっと日本人の好みにもあった作風だと思います。
私もよく廖光祖先生の原画を見せてもらいますが、原画の時点でかなり緻密な下書きと、ペン入れがされており、そこにデジタルコミックの作成ソフトを利用して、水墨画風の細かい濃淡を施して行きます。一見簡単そうに見えますが、何度も色合いを調整したり、慣れないうちは筆で濃淡を着けるよりも技術を要する様です。
慣れれば、実際の筆を使うのと変わらない様ですが、デジタルでも手描きでもアーティストとしてのセンスが問われる作業だと思います。
さて、我が社では『投名状』公式漫画と、『投名状』Q版四コマなるものが制作されており、こちらも北京や広州などの新聞に連載されています。
また、別に紹介記事を載せますので、お楽しみに!
漫画に対してのコメントも受け付けておりますので、ご意見、ご感想をお聞かせ下さい。
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