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友人の結婚式

2007年11月07日 13時55分54秒 | 
10月24日、夫の幼馴染(新郎)の結婚式し出席しました。

一口に結婚式と言っても、中国の結婚式は地域や民族によっても様々な特色があります。最近はウエディングドレスを着て、ホテルのレストラン等を貸しきって行う人達も増えましたが、一歩都市部を離れれば昔ながらの伝統的な結婚式も残っています。
今回、出席した結婚式は、新郎の実家で行う「半伝統的」なものでした。
昔ならば、新婦はウエディングドレスではなく、赤いチャイナドレスを着て、籠に乗せられて嫁入りして来ましたが、花嫁はウエディングドレスを着て綺麗に飾り付けられた自動車に乗って嫁入りしました。


新郎を探せ!(画像をクリックすると大きな画像が見られます)

お色直し後は赤いチャイナドレスに着替えていましたが、着飾っているのは新郎新婦の介添え人役と家族たち、新郎はスーツのズボン(上着なし)に普通のYシャツ、よく目を凝らさないと誰が新郎なのか分かりません(笑)


ホテルの結婚式と違い、派手な演出も司会者もありませんでしたが、爆竹をバンバンならして花嫁を迎え、近所の人達や親類縁者も招待しての賑やかな結婚式でした。

結婚式をしてからが本当の夫婦
中国のほかの地域の事までは分かりませんが、私の夫の田舎では結婚式を挙げないと正式な夫婦とは言わないそうです。結婚登記はあくまでも法律上の事であり、親類縁者を招待して、皆に認められる事こそが皆に認められた正式な夫婦という事なのだとか。なので、私も法律上は正式な夫婦ですが、結婚式を挙げていないので正式な夫婦とは思われていないのです。
今回、結婚式を挙げた友人も今年の二月に結婚登記を行っているので、法律上夫婦と認められてから約九ヶ月ほど経っていたので、この数ヶ月の間に赤ちゃんも授かり、新婦は妊婦になっていました。しかし、授かるものは有難い、皆、結婚式も赤ちゃんが生まれる事もめでたい事続きで縁起が良いと、大喜びでした。
爆竹をバンバン鳴らしていたので、お腹の赤ちゃんがビックリしたかも知れませんが(笑)

花嫁を迎えに(奪いに)
結婚式の主役と言えば、新郎新婦。
新婦を迎えに行く事から結婚式の一日は始まります。新郎の実家は夫の実家の三軒隣。朝、爆竹の合図と共に起床し、夫は新郎の手伝いとして、数人の男友達と新婦の実家へ向かいました。新婦を強奪する為に。…と言っても迎えに行ったのですが、夫の故郷の風習では新婦を数人の新郎の友人の男達が強奪してくるのが慣わしで、新婦の実家に行き新婦の部屋のドアをこじ開けて、新婦を連れ出します。
この時、新婦の友人の女達はドアを力いっぱい押さえて、新婦を守ります。しかし、これはあくまでも形式上の事なので、最後はちゃんと新婦を送り出します。本当に強奪したら犯罪ですからね(笑)

豪華な海鮮料理
今回の結婚式は新郎の実家、隣の家と道路を挟んだ向かい側の家のリビングを借りての行われ、新郎の隣の家の庭先では、プロの出張料理人が料理の準備に追われていました。
ホテルの料理は豚の丸焼きや鳩、鶏、フルーツの盛り合わせ等の在り来たりな料理も多いのですが、今回は料理も食材も豪華で美味しかった!
どんな物が並んだかと言うと、伊勢海老、あわび(とこぶし)、車えび、石斑魚(ネズミハタ)、牡蠣、渡り蟹、イカ、豚肉、鶏肉、カシューナッツの炒め物、レタスの炒め物、銀杏のデザート、高麗人参と鶏のスープ等…、これは日本で食べたら一人二万円はする豪華さでした。さすが、食にうるさい広東人。
横浜・聘珍楼のウエディングコースも真っ青な豪華っぷりでしたが、これだけの料理が庭先で作れるなんて…、目から鱗が落ちました。中華料理の調理器具は鍋と蒸し器しか使ってなかったのに!


庭先で料理する、出張料理人)
表情が真剣です。(画像をクリックすると大きい画像が見られます)

高級魚・石斑魚(ネズミハタ)

あわび、伊勢海老、渡り蟹


豪華な潮州料理

カメラを持っていくのを忘れて、急遽携帯電話で料理の写真を撮りました。

さて、今回の謎のショット…。
何故か新郎新婦の車に付けられた豚足…、どうして付けているのか聞かなかったので理由は分かりませんが、とっても気になります。何かのおまじないでは有ると思いますが…、どうしてでしょう。気になって夜も眠れません。

私にとって奇妙な習慣でも、彼らにとってはこれが普通なのでしょう。久々のカルチャーショックでした(笑)


新郎を探せ。この中に新郎がいます。探してみよう(笑)

これは、新郎の友人達の集合写真ですが、写真を見た感じでは中国人も日本人も大差ありません。しかし、この人たちの年齢は、ほぼ三十路です。小柄な広東人は、実年齢よりも幼く見える様な気がします。私がそんな気がしているだけなので、ほかの人がどう思うかは分かりませんが…。
よく見ると、中国人の男性は眉毛を整えないので、結構りっぱな眉毛をしています。新郎に至っては、眉毛も繋がっています(ヒント)
日本人は必要以上に眉毛をいじり過ぎるなぁ…と思いますが、何でも適度で自然なのが一番ですね。
話が脱線しましたが、新郎新婦、これからも、末永くお幸せに!




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