新年度が始まりました。
今年は桜が少し遅れており、まだ満開ではありません。
しかし、この数日でどんどんと花が開いており、ダイナミックな季節の変化が感じられます。
先月の大きなショックから時間が経過し、流れる情報や聞かれる声の質も変わってきました。
最近思うのは、医療との類似性。
単純に時間経過だけを考えるならば、超急性期-急性期から亜急性期に入ったところでしょうか。当然、まだ予断を許さない状況が存在する場所もあると思います。
しかし、治療に置き換えると急性期の医療をいつまでも行っていることが、良好な予後につながるわけではありません。
最近では早期からのリハビリテーションが積極的に推進されている分野もあります。
リハビリテーションはもともとラテン語から由来した言葉で、医療のみならず広く「社会復帰する」という意味があります。
本来の意味に立ち返って、社会に応用していくこともできるのではないでしょうか。
こんなことを思ったのは、先日、
asahi.comで被災の漁師、漁港の街で地区ごと受け入れ 千葉・銚子市という記事を読んだためです。
単なる被災された方の受け入れ、というのではなく受け入れる側も必要としていることが重要なポイントだと思います。モチベーションをもってリハビリテーションを行えると想像するのです。
何かできることを探すのはとても大事なことだと思います。しかし、逆に何かしてもらえることを探す、というのも案外重要なことではないでしょうか。
ひとまず、銚子産の干物が売っていれば、買ってみようかな…?
このところ、記事を書く意欲が起こらなかったのですが、そろそろペースを戻そうかなと思っています。