みちくさ便り

日常の出来事や特別な事、思いついたり感じた事などをジャンルを問わずに書き込んでいきます。

ハギ

2008年09月28日 | 
ハギ(マメ科ハギ属)
 種類はミヤギノハギです。秋の七草のひとつで、古くから日本人に愛されてきた花木でしょう。万葉集では、ハギを詠んだ歌はウメを上回って第1位になっているそうです。蝶に似た小さな花がいっぱいに咲いた枝が風に揺れる様は、なかなか風情のあるものです。
 3年前に、この苗を二本植え付けたのですが、毎年成長が旺盛で、晩秋に根際で切り詰めているのですが、春から秋にかけて3~4m程まで成長します。今年も、あまりのも伸び過ぎるので、夏に二回途中から切り詰めましたが、隣のハナミズキを覆い隠すようになってしまいました。花が一斉に咲いて綺麗なのですが、少々てこずっています。


マルバルコウソウ

2008年09月16日 | 
マルバルコウソウ(ヒルガオ科サツマイモ属)
 またも、雑草です。漢字で書くと丸葉縷紅草・・・ツル性の帰化植物で、花は1.5センチ位で小さく目立たないが、近寄ってみると朱色で結構美しい。今が盛りとばかりに、川沿いの自転車道のフェンスに絡み付いて咲き競っている。



クズ

2008年09月14日 | 
クズ(マメ科クズ属)
 またもや、雑草の類いですが、秋の七草の一つです。これも、散歩途中の河原で、そこらじゅうにからみついて繁茂していました。根からは葛澱粉(クズコ:葛粉)が採れます。また、この根はカッコン(葛根)と呼ばれ、漢方薬として使われるそうです・・・葛根湯・・・使い道は沢山あるけれど、どう見ても雑草!?

サルスベリ

2008年09月10日 | 
サルスベリ(ミソハギ科サルスベリ属 落葉高木)
 散歩コース途中のお宅に高さ6m程の巨大なサルスベリがあって、毎年夏になるとピンクの花が一斉に咲き出します。こちらへ移り住んでランニング途中にピンクの大木を見つけて「ウワー」と思いました。それから毎年夏になると、何時咲き出すか楽しみにしています。ノウゼンカズラと並んで、夏の代表的な花木ですが、華やかさではサルスベリが勝っているでしょう。(写真は「早春賦」歌碑前のサルスベリ)

ガガイモ

2008年09月04日 | 
ガガイモ(ガガイモ科ガガイモ属)
 散歩道で見つけた小さな花、アップにして見ると、5裂の花弁に毛が生えていて、まるでヒトデのようです。蔓性で他の植物にからみついています。多分、人は見向きもしないでしょう・・・雑草でも、じっくり見ると興味深いものです。