みちくさ便り

日常の出来事や特別な事、思いついたり感じた事などをジャンルを問わずに書き込んでいきます。

雨引山

2009年06月29日 | 山遊び
雨引山(あまびきやま)登山

6月25日、松川村と大町市との間に位置する雨引山(1371m)へ行って来ました。多分地元の人でも山に興味がなければ知らないのではないでしょうか?
なんでも、国土地理院の地形図表記が、隣の唐沢山と雨引山とが入れ違っていて、地元の働きかけで修正されたそうです。現在自分の手元に有る国土地理院の地形図(1/25,000大町南部)では正規に表示されています。

雨引山山頂には大和田神社奥社が有って、今でも氏子総代の参拝は続いているとのことです。当日は平日と言うこともあって、登山口には先客と思われる車が一台駐車していましたが、結局、山の中では誰とも会うことなく静かな(猛暑な)山行を楽しめました。

この辺の里山は入山者も少なく、熊なども出没するので、今日は熊鈴を腰にぶら下げて、少し緊張しながら歩いてきました。行程は、電力会社の送電線巡回路を暫く登るのですが、最初は急登なのでじっくりと行きます。その後尾根沿いの登山道を行くのですが、途中の、熊ノ倉岩と呼ばれている所や足場が崩壊している斜面にはロープが有ったりしますが、なんて事もなく通り過ぎてしまいます。その後、頂上が近づくにつれ植林帯の中を太陽に照らされながら登り、ひときは緩くなった道をたどると大和田神社奥社の裏側に出ます。そこから数十m先に鳥居が有って、そこが雨引山の山頂です。
山頂からは、天気が良いと爺ケ岳、戸隠連峰、雨飾山、頚城の山々、根子岳、四阿山などが望めます。

登山口、暫くは送電線巡回路を歩きます。


熊ノ倉岩・・真っすぐも行けそうですが、左手(画面最左)の斜面を巻きます。


岩附五葉松・・そのまま・・岩の上に、大きな五葉松が・・


植林帯を振り返る。(花は蓮華躑躅)


頂上です。反対側(背中方向)に奥社が有ります。


大町南部から池田町、松川村方面の安曇野が眼下に開けます。


真ん中が爺ケ岳、右のピラミッドが鍬ノ峰(くわのみね)


右手が餓鬼岳



クルミ

2009年06月26日 | 
クルミ(クルミ科クルミ属 落葉高木)

いつも散歩する烏川沿いの土手に、たくさん自生しています。花は小さくて綺麗なのですが、こちらへ来てからは見ていません。いつの間にか立派な胡桃になっていました。
余談ですが、胡桃の生産量日本一は長野県だそうです。

ガウラ

2009年06月25日 | 
ガウラ(アカバナ科ガウラ属)

別名ハクチョウソウ・・・白いチョウが飛んでいるように見えるところから付けられたようです。優雅な花の姿の割には非常に丈夫で、毎年長い間楽しませてくれます。

ハルジオン

2009年06月24日 | 
ハルジオン(キク科ムカシヨモギ属)



こちらも、雑草扱いです・・・散歩道に、そこらじゅうに咲いていますが、じっくり観察すると、なかなかのものです。白色とピンクが有りました。
春に咲くシオンで「春紫苑」と言うらしいです。基になった?シオン「紫苑」は、夏の終わりに咲く花で、自分は見たことが無いです。

アメリカフウロ

2009年06月18日 | 
アメリカフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)

我が家の雑草です・・・アメリカフウロは北アメリカ原産の帰化植物だそうです。その辺の路傍や荒れ地などに生育しています。ゲンノショウコと似ていますが、多分こちらがアメリカフウロ?です。やはり良く見ると可憐な花だと思います。

カタバミ

2009年06月17日 | 
カタバミ(カタバミ科カタバミ属)



我が家の庭に所かまわず繁っていて一見ハート型の三枚の葉とこじんまりとした黄色の花は可愛らしいのですが、なんと言っても繁殖力が強すぎて、アット言う間に庭中に広がってしまいます。


クレマチス

2009年06月16日 | 
クレマチス(キンポウゲ科クレマチス属)

インテグリフォリア系の木立クレマチスです。春に苗を購入して、ハナミズキの木陰に植え付けました。四季咲き性で、花が終わりに近づいた時に切り詰めると、また可憐な花を咲かせてくれます。


親海湿原

2009年06月06日 | 山遊び
6月4日、久しぶりに親海湿原へ行ってきました。天気予報では午後には雨が降るらしいと言っていたのですが、案の定湿原を散策途中で雨が降ってきましたので、早々に退散です。

 湿原内にはカキツバタ(杜若)、サワオグルマ(沢小車)、サギスゲ(鷺菅)、レンゲツツジ(蓮華躑躅)が所々に咲いていました。多分もう少しするとカキツバタが満開になると思います。


カキツバタ(杜若)


サワオグルマ(沢小車)


ホウチャクソウ(宝鐸草)

湿原へ行く途中で見つけました。宝鐸とは、お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴(風鐸)のことだそうです。