5月2日(土)白馬鑓ケ岳中腹にある鑓温泉へ行ってきました。
世間ではGW真っ只中?で、春山の定番ルートは混み混みだろうと早朝4時半に家を出て一路白馬岳大雪渓の麓の猿倉へ向かう。別に「毎日サンデー」の身には、今日でなくてもよいのだが・・・晴天続きのこの時期を逃すとアプローチの雪の状態やら支障が出てくるので、やはり旬はGW頃だろう。
猿倉の駐車場は早朝にもかかわらず多くの県外ナンバーが駐車していた、既に行動中なのか、前日からのものなのか無人の車が多い。
雪は駐車場から繋がっている感じがするが、途中の林道や登り口付近で途切れていると厄介なので、シールを付けたまま板を担ぐことにする。駐車場からは林道沿いに登るのが普通なのだが、ボーダーの若者パーティーはいきなりショートカットで直登する・・・最初から飛ばし過ぎ?
林道を歩き始めて直ぐに、シール登高の単独の若者が追いついて来た。小日向のコルから白馬鑓ケ岳へ向かうと言う。
雪の状態が気になっていたのだが、結局、取り付き付近まで雪は問題なく繋がっていて、途中でシール登高に切り替える。先ほどのボーダー達は大雪渓に向かったらしい。猿倉台地に乗り上げると、前後には人影は見えない。天気も良いし時間もたっぷりあるので、周りの景色を楽しみながら進む。
小日向のコルはテントが一張りだけで、後は閑散としていた。毎年、この時期にはテント村は大げさかも知れないが、多くのテントが有るのだが・・・
小日向のコルで一旦シールを剥がして滑降モードに切り替えるが、家でシールを付けたため、チートシートを忘れた事に気がついた。しょうがないのでシールをロール巻きにして糊面同士が融着しないようにする。
鑓沢の出合いまで少しの滑降だが、まだ雪面は凍っていて、エッジがガリガリと音を立てる。古い雪と新しい雪が斑になっていて今は問題ないが、気温が上昇する帰りは滑り難くなるだろう。
杓子沢と鑓沢の出合いは、いつもならデブリがゴロゴロしているのだが、今年は雪が少なかったせいか既に綺麗になっていたし、鑓沢もデブリはほとんど見当たらない。
今日は体調も良く疲れを感じない、少しのアルバイトで鑓温泉に着いた。ここには朝に会った長岡から来た単独の若者とテント泊の5~6人のパーテイがいた。温泉に浸かってテント泊は最高に楽しいだろう。
暫くすると、途中追い抜いた三重からの来た人と、地元・八方から来た人が次々と到着する。長岡から来た単独の青年は上部を目指して行き、5~6人のパーテーはテントを撤収すると小日向目指して滑降していった。暫く滑りを見ていたが、やはり滑り難そうな感じがした。
暫く、他の山スキーヤーと話しをしたり周りの景色を眺めたりしていたが、早く滑りたいので、今日も早めの下山となる。
滑り始めた感覚では、思った通り、新しい雪は湿雪で板が走らない。古い汚れた雪はザラメになっていて滑り易い・・・雪は溶けたり凍ったりを何度か繰り返すうちに粗目状態になるのだが、先週の雪は湿雪のままのストップ雪で、結構疲れてしまう。
小日向のコルへ登り返して、猿倉台地に滑り込むのだが、オープンバーンの下からは続々と山スキーヤーが登ってくるので、変な滑りは出来ないと思い古い雪を拾いながらコントロール気味に下った。後は猿倉台地の林間を駐車場まで下るだけである。今日も11頃には下山で、アット言う間の山スキーでした。
猿倉駐車場(帰りに撮影)
登山口付近の林道
猿倉台地から白馬岳を望む
猿倉台地から杓子岳を望む
小日向のコル
小日向のコルから白馬鑓ケ岳を望む
杓子沢出合い付近からの鑓沢
温泉近くの鑓沢
鑓温泉にて
鑓温泉から上部を目指す山スキーヤー
鑓沢から小日向のコルを望む
鑓沢から小日向山を望む
小日向のコルへの登り返し
世間ではGW真っ只中?で、春山の定番ルートは混み混みだろうと早朝4時半に家を出て一路白馬岳大雪渓の麓の猿倉へ向かう。別に「毎日サンデー」の身には、今日でなくてもよいのだが・・・晴天続きのこの時期を逃すとアプローチの雪の状態やら支障が出てくるので、やはり旬はGW頃だろう。
猿倉の駐車場は早朝にもかかわらず多くの県外ナンバーが駐車していた、既に行動中なのか、前日からのものなのか無人の車が多い。
雪は駐車場から繋がっている感じがするが、途中の林道や登り口付近で途切れていると厄介なので、シールを付けたまま板を担ぐことにする。駐車場からは林道沿いに登るのが普通なのだが、ボーダーの若者パーティーはいきなりショートカットで直登する・・・最初から飛ばし過ぎ?
林道を歩き始めて直ぐに、シール登高の単独の若者が追いついて来た。小日向のコルから白馬鑓ケ岳へ向かうと言う。
雪の状態が気になっていたのだが、結局、取り付き付近まで雪は問題なく繋がっていて、途中でシール登高に切り替える。先ほどのボーダー達は大雪渓に向かったらしい。猿倉台地に乗り上げると、前後には人影は見えない。天気も良いし時間もたっぷりあるので、周りの景色を楽しみながら進む。
小日向のコルはテントが一張りだけで、後は閑散としていた。毎年、この時期にはテント村は大げさかも知れないが、多くのテントが有るのだが・・・
小日向のコルで一旦シールを剥がして滑降モードに切り替えるが、家でシールを付けたため、チートシートを忘れた事に気がついた。しょうがないのでシールをロール巻きにして糊面同士が融着しないようにする。
鑓沢の出合いまで少しの滑降だが、まだ雪面は凍っていて、エッジがガリガリと音を立てる。古い雪と新しい雪が斑になっていて今は問題ないが、気温が上昇する帰りは滑り難くなるだろう。
杓子沢と鑓沢の出合いは、いつもならデブリがゴロゴロしているのだが、今年は雪が少なかったせいか既に綺麗になっていたし、鑓沢もデブリはほとんど見当たらない。
今日は体調も良く疲れを感じない、少しのアルバイトで鑓温泉に着いた。ここには朝に会った長岡から来た単独の若者とテント泊の5~6人のパーテイがいた。温泉に浸かってテント泊は最高に楽しいだろう。
暫くすると、途中追い抜いた三重からの来た人と、地元・八方から来た人が次々と到着する。長岡から来た単独の青年は上部を目指して行き、5~6人のパーテーはテントを撤収すると小日向目指して滑降していった。暫く滑りを見ていたが、やはり滑り難そうな感じがした。
暫く、他の山スキーヤーと話しをしたり周りの景色を眺めたりしていたが、早く滑りたいので、今日も早めの下山となる。
滑り始めた感覚では、思った通り、新しい雪は湿雪で板が走らない。古い汚れた雪はザラメになっていて滑り易い・・・雪は溶けたり凍ったりを何度か繰り返すうちに粗目状態になるのだが、先週の雪は湿雪のままのストップ雪で、結構疲れてしまう。
小日向のコルへ登り返して、猿倉台地に滑り込むのだが、オープンバーンの下からは続々と山スキーヤーが登ってくるので、変な滑りは出来ないと思い古い雪を拾いながらコントロール気味に下った。後は猿倉台地の林間を駐車場まで下るだけである。今日も11頃には下山で、アット言う間の山スキーでした。
猿倉駐車場(帰りに撮影)
登山口付近の林道
猿倉台地から白馬岳を望む
猿倉台地から杓子岳を望む
小日向のコル
小日向のコルから白馬鑓ケ岳を望む
杓子沢出合い付近からの鑓沢
温泉近くの鑓沢
鑓温泉にて
鑓温泉から上部を目指す山スキーヤー
鑓沢から小日向のコルを望む
鑓沢から小日向山を望む
小日向のコルへの登り返し