みちくさ便り

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小日向山スキー

2007年05月03日 | 山遊び
 小日向コル付近で残雪の山を眺め、のんびり過ごす・・・と言う事で、好天気を見計らって急遽やってきた。

 猿倉の駐車場に着くと多くの登山者とスキーヤーでごった返していて、これだけ多くの人が山に入ると、後ろに着いていくと自然と目的地まで連れて行ってくれそうである。

 駐車場から雪が繋がっていて、シール登高ですんなり行ける。取り付きは、夏道通りの猿倉台地を行き、帰りに長走沢を下る事にする。今日はのんびりモードなので、ゆっくり行こうと思っていたが、先行者がいたので、いつもの調子で大汗をかいてしまった。

 コル手前の急登を直登気味に登っていたら「良く真っ直ぐ上れるね?」って言われた。自分は、アイゼンと一緒でシールを最大傾斜線にフラットに置いた方が一番効果があると思っているので(傾斜角にも限度があるが)そうしているが、実際急斜面をジグ切った場合は、どうも滑り易い感じがする。特に春の腐り雪の場合は足場が崩れて難儀する事が多い。

 双子尾根方向に向かい長走沢への下降ポイントが無いか見に行った。見た感じでは、滑り降りる事が出来そうな所はあったが、当然・・・却下!!痩せ尾根上なので、周りに十分注意して休憩とする。杓子岳に直接登る双子尾根は、残雪期のルートとしてはメジャーで、今日も3パーティとすれ違った。

 再びコルに戻り、今度は小日向山へ向かう。コル付近には定着の天幕も幾つか有って、人も大勢いて賑やかだが、少し離れると急に静かになり、コツン、コツンと登高器の音だけが単調なリズムを刻んでいる。一人だけの小日向山からは、白馬三山が目の前に広がり素晴らしい景観である。

 暫しの休憩後、滑降開始である。小日向山から長走沢方向を目指して滑るが、斜面もザラメ雪も良い感じで、快適に飛ばす。長走沢下部に途中から入るのだが、この辺まで降りて来ると、スキーも走らなくなってきて、後はただ下るのみで、出合近くになると堰堤も出て来て、右岸をコースを探りながら進み、林道と交わる。後は、猿倉まで滑らないスキーを漕いで、今日の山行は無事終了!!!ピーカンで暖かくて最高の一日でした。 

コースタイム
5月3日(木)・快晴
・猿倉場駐車場(7:15)~猿倉1502m台地(8:05)~小日向コル(8:55)~双子尾根(9:30)~小日向山(10:30)~滑降開始(11:10)~長走沢(11:20)~林道(11:30)~駐車場(11:40)

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