みちくさ便り

日常の出来事や特別な事、思いついたり感じた事などをジャンルを問わずに書き込んでいきます。

乗鞍岳山スキー(敗退)

2007年04月26日 | 山遊び
 乗鞍岳も5月になると、位ヶ原まで春スキーバスが走るので、静かなうちにと、月曜日に続いて今日も出かけてきた。日本海に寒冷前線の尻尾があって「山は大丈夫かな?」と少々期待をしていたのだが、案の定と言うか、やっぱり駄目だった!

 この前と同じ時間に家を出て、三本滝レストハウス前駐車場についたのは7時頃、小雪がちらついている。カモシカゲレンデは、連休の催しでもやるのか、ロープとゲートで囲ってあった。近くに看板が「ワ」「ン」??、多分「ワンパク・ゲレンデ?」未完成か?

 昨日は、天気が悪く雨や雪が降ったのだろう?ゲレンデやツアーコースには、薄っすらと雪が積もっている。周りが明るいので天気も回復するかも知れないと、淡い期待をしながら頂上を目指す。今日はトップ引き!!コース標識③位から、雪の量も少し多くなってきて、ひょっとして「上は踵パウ?」なんて思ったりしたが、益々風雪が強くなってきた。位ヶ原手前の急斜面(道路とぶつかるあたり)から、重機による除雪の音が聞こえる。吹雪で視界が悪い中上部を見ると、除雪に依るブロックがゴロゴロしていて、ヤバそうだなと思って注意していると、案の定、ユンボのバケットが見えたとたん、ブロックがゴロゴロと落ちてきて、ツアーコース上を通り林の中へ落ちて行った。自分のコース取りが斜面に向かって左側だったので冷静でいられたが、コースの真ん中を歩いていたら「ブロック雪崩」??、美味しい斜面もボロボロにされ、少し頭にきた。無理矢理除雪する必要なんてあるの!?

 位ヶ原台地は、強烈な風が吹き荒れていて、雪面はアイスバーンに変わってきた。せめて肩の小屋口までと、少し登ったが、敢無くダウン・・敗退決定。吹雪を避けるため、シールを付けたまま下ろうとするが、自分のシールはエッジを隠しているので、アイスバーンはまともに滑れない。しょうがないので、板を担いで下ろうとするが、今度はキックステップが切れない・・・アイゼン付ける余裕もないし・・・ズリズリとへっぴり腰で木の陰まで下り、ツエルトを被り様子を窺うが一向に風は止みそうにない。結局1時間程ツエルトの中に居たが、今日は敗退・・・位ヶ原台地から下は、先日より滑り易く「あッ」と言う間の山スキー・・・それでも楽しかった!

4月26日(木)小雪~風雪
コースタイム 
・三本滝場駐車場(7:30)~位ケ原台地(9:20)~徘徊~三本滝場駐車場(11:30)