そして時の最果てへ・・・

日々の雑感や趣味の歴史についてつらつらと書き並べるブログ

錬金術その2

2007-03-18 20:21:10 | 雑感
錬金術シリーズその2。今回も数学の錬金術を紹介。

以下に「等式変形」を繰り返してゆきます。前提としてa = b = 1 とします。

まず初め
a = b

両辺にaをかけます
a^2 = a*b

両辺から b^2 を引きます
a^2 - b^2 = a*b - b^2

両辺を整理して積の形に直します
(a+b)*(a-b) = (a-b)*b

両辺を (a-b) で割って
a+b = b

ここで前提の a = b = 1 を代入すれば
2 = 1

右辺を移項して
1 = 0!!!

この方法でも無から有、0から1を生み出すことに成功(?)しました。

さて、これも当然途中で間違っているところがあります。どこが間違っているかお分かりでしょうか?

平たく言ってしまえば0で割ることが錬金術のタネです。

華麗なる一族

2007-03-18 10:27:04 | 歴史
このブログのメインカテゴリー「歴史」の一回目の記事。今流行の「華麗なる一族」と「蒼き狼 地果て海尽きるまで」にちなんで。

「華麗なる一族」というドラマが流行ってますね。今日(3/18)が最終回。

一方「蒼き狼 地果て海尽きるまで」という映画はチンギス=ハーンの一生を描いたもの。

息子(鉄平とジュチ)の出生を疑う家長という構図が、ちょっとだけに似てますね。

でも本当に華麗なのはチンギス=ハーンのほうです。

四人の息子であるジュチ、チャガタイ、オゴタイ、トゥルイはいずれも有能。孫はバトゥ、グユク、モンケ、フラグ、フビライと世界史上の人物ばかり。兄弟のカサルとテムゲもかなりの人物。笑ってしまうぐらいハイタレントな一族だぜ!!!

まあ同血で、同じ環境、同じ教育を受けて育ってきたわけですから、チンギス=ハーン同様、優秀であっても何の不思議もありません。

ドラマ「華麗なる一族」で例えていえば、北大路欣也を三人の優秀な弟が補佐し、息子は鉄平と銀平に加えて優秀なのがあと二人いる算段。まさしく銀河系軍団

ドラゴンボールよりアラレちゃん派

2007-03-18 00:18:45 | 雑感
現在アニマックスというCS放送で「ドラゴンボール」の再放送を見ています。

初期のドラゴンボールは好きでした。ほぼアラレちゃんの路線を継承した、ほのぼのとしたストーリー展開。

しかしピッコロ大魔王編から急激に面白くなくなります。お話が無駄に深刻なんですよ。

ピッコロの施策として「悪いことやりたいだけやれ」という人間の獣性を解放するものや、毎年都市を一つずつ全滅させて人間の恐怖に引きつる顔を眺めてやろう、とか。ピッコロの残酷性を強調させようとするのはわかるんですが、これまでの牧歌的な世界観にはおおよそそぐわないエピソードを挟むんですね。必要ないんですよ、こんな演出。

もちろん悟空が強い敵と戦っていることを証明する手続きは必要です。でもそれは悟空の仲間たちをコテンパンにのすとか、悟空の後見人(亀仙人や神様など)に「奴は信じられんぐらい強い」と言わせれば十分オーソライズ可能なんです。

その予兆として、第22回天下一武道会で、天津飯が戦闘不能に陥ったヤムチャの足を無駄に折った事件がありました。まぁ、クリリンの頭を月に見立てて催眠術かけちゃうようなコミカルな話もありますけど、それでも大会が終わった直後にクリリンが殺されることがキッカケでピッコロ編に入っていきます。

「Z」に入った頃から目立つようになりましたが、空中で殴り合っているシーンは、なんとなく地に足が着いてない日本を象徴してるようでイヤでしたし。

最終的には「何人死んでも構わん!ドラゴンボールで生き返らせる!」という話の展開に。人の命って、そんなもんじゃないでしょうが!?