今日で5周年、KSBCも6歳になりました。
最初は、仕事と練習が休みの火曜日と日曜日の週2回間だけで、マンツーマンの予約制からのスタートでしたが、おかげさまで会員さんも開ける曜日も徐々に増えていきました。
板宿のスイミングスクールの小さいスタジオでレッスンしてた時の会員さんが興味を示して下さって5年前の今日、会員さん第1号になって下さいました。
あの時の気持ちは今も忘れる事はありません。
そして今は自転車で5分位と近くに住んでますが、当時は住んでいる場所が遠く、バイクで往復で約40km、約1時間20分を掛けての移動でした。
台風で大雨になり、バイクを乗り捨てて電車で来た事もありましたし、冬の時期のバイクの移動は激サブで鼻水たらたら。
気付けば毎日体動かしてるのにも関わらず、100日近く休んでなかった事も。
今となってはいい思い出ですし、それがあったからこそ今があります。
「初心忘れるべからず」
これは、
「物事に慣れてくると、慢心してしまいがちであるが、はじめたときの新鮮で謙虚な気持ち、志を忘れてはいけない」
との解釈が一般的ですが、ルーツを辿ると少し違う意味だそうです。
「初心」とは「始めた頃の気持ちや志」すなわち「初志」ではなく、「芸の未熟さ」、つまり「初心者の頃のみっともなさ」のようです。
初心者の頃のみっともなさ、未熟さを折にふれて思い出すことにより、「あのみじめな状態には戻りたくない」と思うことでさらに精進できるのだ、という事のようです。
そして、若い頃の未熟な芸を忘れなければ、そこから向上した今の芸も正しく認識できるのだという事のようです。
どちらも大切にしていきたいですね。
(5年前当時の愛車ビラーゴ)