閲覧有難う御座います。滋賀県で捕れる日本淡水魚の紹介、今日の1匹はズナガニゴイ。湖東の河川でナガニゴイを捕獲しました(フィールド紹介20で捕獲した個体)。この川は、川幅4m以上、水深0.1m(深みで0.6m)くらい、底は礫質、流れは速く(深みは流れが緩い)水質は良好でした。最初に発見した時には、川底にいたので、大きなカマツカ?と思いましたが、体や鰭の斑点と顔の長さ等の特徴から、この魚はズナガニゴイだと思います。体が大きな割に、浅い瀬の狭い石の下に棲息しているので驚きました。
<データ>
名前:ズナガニゴイ
分布:滋賀県東部で確認
体長:150mmくら
生息:底床が礫質な河川の礫の間、砂の中
特徴:
漢字では「頭長似鯉」と書くようです。形状はニゴイの稚魚とカマツカの中間といった感じがします。吻部は長く1対の口髭を持ち、体色は光沢のある淡い褐色系で体や鰭に多数の細かな黒色斑を持っています。繁殖期は春~初夏頃でして、橙黄色の淡い婚姻色を出した雄が縄張りを持ち(未確認)、雌を呼び込んで産卵を行います。粘着性の卵は、砂の中に産み付けられる。雌雄の判別は、雌の方が尻鰭が大きいそうですが、いまいち分かりません。 驚くと砂に潜るらしいのですが、私の見つけた個体は、あまり砂に潜ら無いようです。
類似種との違い
カマツカ :体の黒い斑紋が大きく、口が下向き
ニゴイの幼魚:鰭に小斑紋が無い、吻部が比較的短い
参考・引用文献
私見:
完全な底物ではありませんが、底物マニアにお勧めの渋い魚(私の主観)
横から見たら”頭長似鯉”、上から見たら”鎌柄モドキ”・・・貴方が名付けられあだ名ならば、どっちが良いですか?
採取:
径30cm程度の石の下流にタモ網を構え、下流に追込むようにして石を除ける。更に、石を除けたる際に、足で網に追込む様ようにすると効果的(四つ手網が有ると、尚更便利)。泳ぎ廻ってはおらず、何かしらの障害物の下にいるので素手でも捕れました。
飼育:
カマツカと同様で良いと思います。驚くと飛び出すことが有るので注意して下さい。
動画:
画像:
上からの写真。カマツカに似ていませんか?。
08.10.31追加画像。飼育中のズナガニゴイ
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:ズナガニゴイ
分布:滋賀県東部で確認
体長:150mmくら
生息:底床が礫質な河川の礫の間、砂の中
特徴:
漢字では「頭長似鯉」と書くようです。形状はニゴイの稚魚とカマツカの中間といった感じがします。吻部は長く1対の口髭を持ち、体色は光沢のある淡い褐色系で体や鰭に多数の細かな黒色斑を持っています。繁殖期は春~初夏頃でして、橙黄色の淡い婚姻色を出した雄が縄張りを持ち(未確認)、雌を呼び込んで産卵を行います。粘着性の卵は、砂の中に産み付けられる。雌雄の判別は、雌の方が尻鰭が大きいそうですが、いまいち分かりません。 驚くと砂に潜るらしいのですが、私の見つけた個体は、あまり砂に潜ら無いようです。
類似種との違い
カマツカ :体の黒い斑紋が大きく、口が下向き
ニゴイの幼魚:鰭に小斑紋が無い、吻部が比較的短い
参考・引用文献
私見:
完全な底物ではありませんが、底物マニアにお勧めの渋い魚(私の主観)
横から見たら”頭長似鯉”、上から見たら”鎌柄モドキ”・・・貴方が名付けられあだ名ならば、どっちが良いですか?
採取:
径30cm程度の石の下流にタモ網を構え、下流に追込むようにして石を除ける。更に、石を除けたる際に、足で網に追込む様ようにすると効果的(四つ手網が有ると、尚更便利)。泳ぎ廻ってはおらず、何かしらの障害物の下にいるので素手でも捕れました。
飼育:
カマツカと同様で良いと思います。驚くと飛び出すことが有るので注意して下さい。
動画:
画像:
上からの写真。カマツカに似ていませんか?。
08.10.31追加画像。飼育中のズナガニゴイ
よろしければこちらにもお越し下さい。
ズナガニゴイ、思った以上に実物は、上から見る姿が綺麗でした。是非、きつねさんの底物?に加えて上げて下さい。
>静岡県唯一のズナガ生息ポイント
東海地方の一部とは静岡県のでしたか!しかも琵琶湖由来ですか。貴重な情報有難う御座います。
移入魚ではありますが、棲みついて25年以上らしいので、もう立派な琵琶湖系静岡魚って感じですかねw
まずは、1匹も☆にならずに良かったです。うみへびさんのところでは、彼らは砂に潜りますかー、同じ場所の個体なのに水槽環境で、大分変わるんですね。
試しにカマツカ水槽に入れてみた子は
見事に砂に潜ってあまり出てきません。
砂に潜るとき、カマツカのように静かにではなく
思いっきりヒレで砂を掻き揚げるので困ったものです。
ところで、三体もって帰ってきたうち、
一体が初日の運搬途中にサワガニに
(サワガニを別容器に移す前に)やられたようで
尾びれの下側が切れてしまっていました。
最初、その個体を砂のあるカマツカ水槽に入れたのですが
潜ろうとしても全く潜れず、じたばたもがくだけでした。
どうやら、潜るには尾びれの下側がかなり重要な要素になるようですね。
とりあえず、トリートメントが終わったらアユ水槽にでも入れてみようと思います。