近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

魚の病気②

2010年05月17日 08時12分25秒 | 飼育・病気
閲覧有難う御座います。本日は病気の話です。

         
         
   画像の飼育魚が、体表に白点が出る病気になりました。
通称?『白点病』と呼ばれる症状ですね。
観賞魚飼育では一般的な病気でして、過去にも1度感染経験があります。

病名:
 白点病
症状:
 魚が痒がり、症状が進行すれば体や鰭に小白点が見られる。
それに伴い、個体の衰弱や呼吸障害を起こします。
原因:
 ウオノカイセンチュウの寄生
感染:
 魚の体表粘膜の機能不全により、病原虫の寄生を防げない。
粘膜の機能低下は、水質・水温の急変などのストレスが原因になるらしい。
個体数の増加や体格差のある個体の共生も、原因になるかもしれませんね?
比較的低温を好みますので、夏場の24度→28度→24度の変化よりも、
春の17度→21度→17度の方が同じ水温変化でも感染し易い気がします。
感染経験のある魚は、ハリヨ、スゴモロコ、フナ類、アジメドジョウ、カジカ湖沼型等
治療:
 感染魚の隔離、塩水浴、薬浴、高水温飼育(これ自体が危険になる事も)
予防:
 過密な飼育の厳禁、水質・水温の安定、水換えを怠らない、鷹の爪投入

私見:
 ①感染魚は死にました。治療よりも予防が大切ですね。
 ②海水魚も同じ病原虫かと思ったら違うようです。
 ③殆どの魚が感染する中、アカザは無感染。粘膜が強いのか?


よろしければこちらにもお越し下さい。
近江工舎

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (CB御殿)
2010-05-17 08:45:22
白点病は注意していないと一気に来ますね
温度変化が激しい時はタカノツメお茶パックで対処しています
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Unknown (korpapa)
2010-05-17 14:22:51
病気にはいつも頭を悩まされます。
白点病はあまり経験ないですが、水カビ病的なものは過去何度も発生しました。

確かに一度発症してしまうと直すのは難しいですよね。治療行為が魚にトドメを刺してしまうこともしばしば・・・
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白点 (サワ)
2010-05-17 18:40:29
発生すると、蔓延しがちですね。

エビや貝を入れていると
薬使えないし・・・。

塩やタカノツメは貝やエビに
悪影響でないんでしょうか?
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Unknown (シンちゃん)
2010-05-17 20:13:27
僕は人口海水で3%ぐらいの塩水で
飼育水温を3度ほど上げますけど
一気に水温上げると魚がひっくり返りますから
それで3日後に3分の1ほど水換えして
同じ容量で一週間放置プレーしておきます
ま~タナゴだけなんですけどね
けっこう、人口海水に色々と
トリトーメンと機能があるみたいで
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不意打ち (懐畔泥鰌)
2010-05-17 21:20:07
私も、5月に入ってからの水温変化は予想外でした。
過密飼育
水温の安定
水換え
あの…。
30センチ水槽で、全て当て嵌まるんですが…。
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Unknown (しかちん)
2010-05-17 21:52:55
水換えのタイミングを怠ると我が家ではすぐ
発生します。 なってからと言うりやはり予防
が肝心ですよね。
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Unknown (masa (お気楽忍者))
2010-05-17 21:56:33
今年はこの天候不順でかなりの魚が白点病でやられました。
屋内水槽は比較的水温が安定しており、落ちる魚はいませんでしたが、屋外水槽は1日の水温差12℃なんて日もあったし・・・
鷹の爪は治療効果というより予防に著効があるように思います。
これから季節の変わり目にはあらかじめ入れておきたいと思います。
真面目なコメントでゴメン(爆)
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原因 (ryu-oumi)
2010-05-17 22:04:22
>CB御殿さん
 水槽クーラーを止めて居たのが原因・・・
今年の寒暖差は、近年で最も大ダメージです。
今まで水換え以外の対策をしていなかったので
今後は検討したいです。
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感染経験 (ryu-oumi)
2010-05-17 22:06:18
>korpapaさん
 感染経験は私も殆ど無いんですよ~
だから油断していました・・・
そして、気が付いた時は既に遅し(涙)
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影響 (ryu-oumi)
2010-05-17 22:10:15
>サワさん
 鷹の爪は分かりませんが、
塩の影響はゼロではないでしょうね。
稚エビや稚貝は影響があるのかも?
でも薄い塩水ですから、
水草以外は影響が少なそうです(予想)
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